iPad Proが発表された時、あの姿を見て、もしかしたら念願のマウスが使えるようになるのではと誰もが思ったでしょう。
しかし、マウスについては使えるとも使えないとも告げられませんでした。
そこで、現時点でiPad Proに一番近いiPad Air 2で確認してみました。また、購入したiPad Proでも試してみました。
マウスの使用は不可
エレコムのBluetoothマウスのM-XG1BBRDを使ってテストしてみました。
近くにWindows 8.1のパソコンを置いてBluetoothの設定画面でM-XG1BBRDがペアリング待機の状態であることを確認して、iOS9にアップグレードしたiPad Air 2のBluetooth設定を見てみましたが、M-XG1BBRDは表示されませんでした。
Bluetoothも、iPad Air 2はiPad Proと同様にBluetooth 4.2で違いはありませんので、iPad Proでマウスが使えるようになるとは考え難いです。
実際にiPad Proで試してみましたが、やはりダメでした。iOS 9.2に更新してもダメです。
また、AppleのMagic Trackpadも表示されず使えませんでした。
マルチタスク(Split View)は対応アプリのみ
これはMicrosoft Wordを起動し、2個目のアプリを起動しようとしているところです。
右側に表示されるのはマルチタスクに対応したアプリだけです。
現状ではMicrosoft Officeなど一部の対応アプリとiOS9に標準添付されるアプリだけです。
一時的にマルチタスク対応アプリを表示させるSlide Overという機能もありますが、これはタスク管理画面の簡易版のようなもので、起動していたアプリは強制的に一時停止させられます。ゲームなどで実行してみるハッキリわかります。
自分がよく使うアプリと組み合わせて2画面で使えると思っていたのですが、マルチタスク対応になるまでは従来通りタスク管理画面で切り替えて使うことになります。
タスク管理画面の変更
タスクが重なった形で表示されるタスク管理画面は、何かAndroidにも似た画面があった気がします。
iMemoryGraphはiOS9対応待ち
なお、iMemoryGraphというメモリー管理ソフトが正常動作しなくなり、空きメモリーや実行中のプロセスが見れなくなりました。
この画面のグラフの変化点でiOS9にアップグレードしました。
まとめ
期待しているiPad Proですが、マルチタスクは対応アプリでしか使えないことが判明したことにより、アプリの対応次第で大きく使い勝手が変わることになります。
iPad Proの魅力が若干薄れた気がします。
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