Windows 10

Solomonレビュー[redémarrage]

Windows 10のメジャーアップデート(バージョン1511、Build 10586、TH2)がリリース、インストールメディアも最新に(追記)

 

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やっとWindows 10の最初のメジャーアップデートであるバージョン1511(Build 10586または通称TH2)がリリースされました。

やっと私のパソコンにもWindows Updateで落ちて来ました。

TH2リリース

Windows 10の最初のメジャーアップデート、Version 1511がリリースされました。

WINDOWS EXPERIENCE BLOGによると11月の更新として配布されるとのことです。

If already running Windows 10, you will receive the November update according to your Windows Update settings. If you’re running Windows 7 or Windows 8.1, you can take advantage of the free upgrade offer and receive the November update as part of your Windows 10 upgrade.

私のパソコンにも2015年11月14日15:00過ぎに落ちてきました。これは人によって違うようなので気長に待ってください。

Windows10-WindowsUpdate-TH2-02

アップグレード直後はTH2は落ちて来ない

Windows 10にアップグレードした場合は以前のバージョンに戻せる31日の猶予期間が経過するまではTH2のインストールは行えないとのことです。

ただし、すぐにアップデートしたい場合は旧ビルドに戻すファイルを削除することでアップデートできます。

削除は「設定」アプリの「システム」「ストレージ」「PC(C:)」をクリックし、「一時ファイル」の中の「Windowsの以前のバージョン」を削除します。「設定」アプリの「更新とセキュリティ」「回復」から以前のWindowsに戻すボタンが消えていることを確認してください。

また、「ディスククリーンアップ」からも行えます。検索窓から「ディスク」を検索するとデスクトップアプリとして検索されますので起動し、古いWindowsに関係するものを削除します。

インストールメディアも既にTH2に

Windows 10のインストール媒体は、Windows 10を入手するの「ツールを今すぐダウンロード」からツールをダウンロードして作成できます。

(注意)今確認したところ、ツールが古いバージョンになっていました。ダウンロードしたツールの「プロパティ」の「詳細」タブの「製品バージョン」が下の画像のように「10.0.10586.0」であることを確認してください。(2015/11/23追記)

このページはWindowsマシンでアクセスしないとツールはダウンロードできませんが、ISOイメージのファイルはダウンロードできます。USBメモリーを作る場合はWindowsマシンからアクセスしてください。

新しいインストールメディアはWindows 10 ProとWindows 10 Homeが同梱されています。

新しいインストール媒体ではWindows 7/8/8.1のプロダクトキーを使って認証することができます。

もう、新規インストールする場合に古いバージョンのWindowsをインストールしてアップグレードする必要は無くなります。

アーキテクチャでは32ビット/64ビット/両方を選べますが両方を選んだ場合5.55GBの容量になります。USBメモリーは8GB以上が必要でしょう。片方の場合は4GBで足ります。

なお、エディションは「Windows 10」を選んでください。「Windows 10 N」はIEを含まないもので日本では販売されていません。

Windows10-MediaCreationTool-Build10586-03

このツールで作成できる媒体はメジャーアップデート適用済みのBuild 10586であることがツールの詳細で確認できます。

Windows10-MediaCreationTool-Build10586-01

デジタル署名のタイムスタンプは2015年10月30日となっています。

Windows10-MediaCreationTool-Build10586-02

ちなみに今まで配布されていたツールのバージョンとデジタル署名のタイムスタンプは以下となります。

Windows10-MediaCreationTool-Build10240-01

Windows10-MediaCreationTool-Build10240-02

インストールメディアを使ったTH2の適用

なかなか降って来ないので、インストールメディアを使えないか試してみました。

結論としてはできますが、やらない方がよいでしょう。

Windows 10がインストールされたパソコンで、メディア作成ツールから直接、または、作成したインストールメディアのルートにあるsetup.exeを実行してアップデートを行うと、Windows 7/8.1からアップグレードする場合と同じ状態となります。

引き継ぐ項目を指定して新たにWindows 10をインストールすることになります。

環境を引き継げば問題無いと思われますが、旧BuildのWindows 10が残ってしまうのであまり好ましい状態ではありません。

一時的にInsider Programに参加してTH2を適用

既にSlow Ringでも配布されていますので、「設定」アプリの「Windows Update」の「詳細オプション」の「Insiderビルドの入手」で「開始する」をクリックして一時的にInsider Programに参加すればTH2(Build 10586)がダウンロードされ適用されます。

TH2の適用後にInsiderビルドの入手を終了すれば、一般リリースバージョンとしての更新が受けられます。

なお、「開始する」のボタンがクリックできない状態で、ウィンドウ上部に「一部の設定は組織によって管理されています」と表示されている場合は、「設定」アプリの「プライバシー」の「フィードバックと診断」の「診断データと使用状況データ」の選択が「基本」以外になっていることを確認してください。

これからWindows 10を新規インストールする場合

DSP版やパッケージ版のWindows 10を既に購入している場合は、上記の方法でインストールメディアを作成して、そのメディアでインストールしてください。プロダクトキーは購入したパッケージのものを使用します。

こうすることでTH1(Build 10240)からTH2(Build 10586)へのアップデートが不要となり、ゴミも残りません。

Windows 7やWindows 8.1を購入してアップグレードを考えている場合も、旧バージョンをインストールせず、いきなりWindows 10をインストールしてWindows 7/8/8.1のプロダクトキーで認証を行います。

TH2へのアップデートに失敗する場合

TH2へのアップデートはInsider Buildでのビルドアップデートと同様に行われます。

そして、失敗とはインストールが正常に行えず以前のビルドに戻されてしまう状態です。

今までの経験からメモリーが少ないとアップデートに失敗するようです。経験上、64ビット版で4GB以上、32ビット版で2GB以上が必要です。

1GBしか実装されていない8インチタブレットなどは失敗する可能性が高いです。メモリーが原因で増設もできない場合は新規インストールしか方法は無いかもしれません。

また、パーセント表示がなかなか変化しない場合は1時間程度待って数字が全く変化していない場合は、一度電源を切って1分ほど経ってから再度電源を入れてください。

この場合、通常は止まっていたところから作業が続行されます。この操作で立ち上がらなくなることは殆どありません。そのまま続行して成功するか失敗して以前のビルドに戻されるかどちらかです。

以前のビルドに戻された場合は再度チャレンジしてみてください。2回以上失敗する場合は、メモリー不足かパソコンに何かしらの問題がある可能性が高いです。

その場合は酷ですが、TH2を新規インストールするかパソコンの買い替えを検討してみてください。TH2のアップデートで失敗するようならWindows 10との互換性が低く、この先使い続けるには問題があるからです。

TH2にアップデートしたら「システムの保護」を有効に

Windows 10では「システムの保護」による修復ポイントの作成がデフォルトで無効になっています。Windows 7/8.1からアップグレードした場合も無効にされます。

同様にTH2を適用すると適用前の状態に関係なく「システムの保護」は無効にされてしまいます。

ドライバーの問題でシステムが不安定になることが多いWindows 10では、「システムの保護」は問題解決の有力な対処法です。

TH2にアップデートしたら「システムの保護」を有効にしておきましょう。そして、すぐに「修復ポイント」を作成してください。以前の修復ポイントはTH2にアップデートしたことで、すべて削除されています。

他にもEdgeのお気に入りがクリアされているなど、いろいろ設定が初期化されていますので確認した方がよいでしょう。

まとめ

Windows 10 Insider Preview Build 10586の説明ではまだバグは残っているようですが、いろいろ改善されていますので落ちて来たら早急に適用しましょう。

(2015/11/15 システムの保護について追記)

関連記事:

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コメントは4件です

  1. marine より:

    非常に役立つ情報を掲載していただき、ありがとうございます。
    ただ、ひとつだけ・・・ダウンロードツールのページについて「このページはWindowsマシンでアクセスしないとツールはダウンロードできません。」というのはそのとおりなのですが、当該リンクをMac等の非Windowsマシンでアクセスすると、直接ISOファイルのダウンロードページに移動して、ISOファイルをダウンロードできますので、念のため。

    • Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      また、説明が不足しており申し訳ございません。

      スマホでアクセスして初めて気付いたのですが、MacでBOOT Campを使われる場合はISOイメージで十分なのですね。説明を追加させて頂きました。

  2. ツンちゃん より:

    非常に詳しくありがとうございました。
    私の所にも、まだ TH2のアップデートが来ません。Windows10にして2ヶ月も経つのに、回復欄を見てみると、8.1に戻す と言う項目も残っています。やはり、Solomonさんの言う事を参考にさせて頂きます。

    • Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      Windows 8.1からWindows 10へのアップグレードはできているようですので、ハード的にはWindows 10に対応していると考えられます。
      可能ならクリーンインストールをすれば状況は改善すると思います。難しいようでしたら、Windows 8.1に戻すか、Windows 10のパソコンを買った方が、これからも安定に使えると思います。

      今、Windows 7をクリーンインストールすると300近いパッチを適用することになります。それだけゴミが溜まった状態でアップグレードすれば不安定になるのは当然です。今回の強制アップグレードは不安定にすることでパソコンの寿命を実感させ、買い替え需要を喚起することが目的のようです。

      どうしてもWindows 10を使いたければ、やはりプリインストール版を購入した方がよいと思います。

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