一時的なものかもしれませんが、Windows 10の大型アップデートであるバージョン1511(Build 10586、TH2)のインストールメディアのダウンロードができなくなっています。
代わりに初期のバージョン(Build 10240、TH1)がダウンロードできるようにページが昔の状態に戻されています。(再開されました)
Windows 10 バージョン1511の配布の再開については下記の記事を参照願います。
(2015/11/25追記)
という2つのボタンが表示されています。(2015/11/23時点)
Windows 10 バージョン1511が配布され始めた段階でツールは32ビットバージョンと64ビットバージョンが統合され、ボタンはひとつしか表示されていなかったはずなのでおかしいなと思いました。
ツールをダウンロードしてみると、ツールの製品バージョンがBuild 10240のものとなっていました。
したがって現状のツールをダウンロードしても、古いメディアしか作れないのでWindows 7/8/8.1のプロダクトキーではインストールできません。
米国のサイトも同じ状態のため、日本市場固有の問題では無さそうです。
当サイトへアクセスされる方の検索ワードを見ていると、「windows10 th2 アップデート 失敗」とか「windows10 th2 来ない」などがありました。そのため、
と考えることもできます。
WINDOWS EXPERIENCE BLOGやInsider Hubを見ても、それらしい記事は無いので推測でしかありませんが、Build 10586に致命的な問題が発覚して一時的に配布を停止しているとも考えられます。
配布されていた新しいバージョンのメディア作成ツールを持っていればバージョン1511(Build 10586、TH2)のインストールメディアを作成できることは確認しました。
但し、当初とISOイメージの内容が変わっています。
当初配布ISOイメージのMD5
2015/11/23時点で作成されるISOイメージのMD5
両方のISOイメージを実際にインストールしてみましたが、バージョン 1511、OSビルド 10586.0で明確な違いはわかりません。
パッケージ版やプリインストールパソコンの売り上げに影響を与えないように配布を停止しているのかとも思いましたが違うようです。
サーバーの問題で一時的にダウンロードできないだけかもしれませんし、深刻な問題が発生しているのかもしれません。
ただし、ビルドは後戻りしたりキャンセルされることはありませんので、急ぐ場合はツールを持っている人に貰ってメディアを作成して、バージョン1511(Build 10586、TH2)をインストールすればよいでしょう。問題は新しいビルドのリリースで修正されます。
急がない場合は、マイクロソフトから発表があるまで待った方がよいでしょう。
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