Twitter公式アプリは広告が表示されるとか、お勧めユーザーが表示されるとか、いろいろ迷惑な機能満載なので使っていない人が多いと思います。
しかし、設定によってはTwitter公式アプリがインストールされているとiOS 9でアプリの共有ボタンからツイートができなくなってしまいます。
※iOS 11では公式Twitterアプリが必要になっています。詳しくは、iOS 11で共有ボタンからツイートする方法を参照してください。
iOS 9標準機能でのツイートとは
iOS 9標準機能とは「設定」の「Twitter」でアカウントを登録しておくと
アプリに表示された共有ボタン(四角から上矢印のアイコン)をタッチして表示されるアイコンから「Twitter」をタッチすると
このように表示されてツイートできる機能です。
ツイートできない原因はTwitter公式アプリ
問題が起きている場合はSafariなどでTwitterのアイコンをタッチしてもツイートのウィンドウが表示されません。
原因は2015年10月20日に更新されたTwitter公式アプリ(Ver.6.39)の仕様変更です。
普通にiOSに設定したアカウントとTwitter公式アプリで利用するアカウントが同じなら問題は起きません。複数のアカウントを使い分けている場合に不具合が発生します。
対策は2つ
第1の方法
一つ目はTwitter公式アプリを削除することです。
「設定」の「Twitter」でTwitterアカウントが登録されていれば、Twitter公式アプリがインストールされていなくても共有ボタンからツイートできます。
第2の方法
「設定」でのTwitterアカウントとTwitter公式アプリのアカウントを同じにして、「設定」に登録したアカウントに対するTwitter公式アプリのアクセスを許可することです。
まず、Twitter公式アプリがインストールされていることを確認します。
次に「設定」アプリを起動し左側で「Twitter」をタッチします。
右の部分でTwitterアカウントを登録します。複数登録することもできます。そして「アカウントの使用を許可するAPP」の「Twitter」を「オン」にします。
次にTwitter公式アプリを起動します。初めて起動する場合は、先ほど「設定」で登録したアカウントのひとつでログインします。
アカウント画面で「アカウント切り替え」のアイコンをタッチすると表示されるアカウントが「設定」に登録したものと同じことを確認します。
これで、iOS 9標準機能でツイートできるようになります。要点は以下の2点です。
- 「設定」に登録したすべてのTwitterアカウントと「Twitter公式アプリ」に登録したすべてのアカウントを同一のものとすること
- 「設定」の「Twitter」の「アカウントの使用を許可するAPP」の「Twitter」を「オン」にすること
なお、複数のTwitterアカウントを登録した場合、iOS 9の共有ボタンからのツイートでアカウントを切り替えるにはこちらをタッチして切り替えます。
まとめ
アカウントごとに使うアプリを変えて、違うアカウントで間違えてツイートしてしまわないようにしていたのですが、twitter公式アプリの仕様変更のとばっちりを食いました。
iOS 9.1になっても直っていないようですが、同じような症状なら試してみてください。
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