新たなWindows 10の強制アップデートの実体であるKB4023057が、また更新されました。
現在はウイルスのように潜伏中なので活動を再開する前に再度駆除してください。
最新の対策についてはこちらの記事を参照願います。
KB4023057
2018年3月16日にKB4023057が更新されて再配信されました。
更に3月23日にも更新されました。
KB4023057とはWindows 10のバージョンが1703以下の場合に強制的にバージョン1709にアップデートを行う「Windows 10 更新アシスタント」というプログラムをインストールする更新プログラムです。
一応、更新プログラムという形態をとっていますのでブロックは可能です。
しかし、更新プログラムはバグなどが発見されると同じKB番号で更新される場合があります。そのためブロックツールは同じKB番号でも更新されたものを別の更新プログラムとして扱うので、更新されるとブロックが無効となります。
再度、強制アップデートされないように対処を
2018年3月16日に更新されたKB4023057はウイルスのように現状では行動を起こさず潜伏しています。
「コントロールパネル」の「プログラムのアンインストールまたは変更」を見てみると、
- Update for Windows 10 for x64-based Systems (KB4023057)
- Windows Setup Remediations (x64) (KB4023057)
だけが存在しており、「Windows 10 更新アシスタント」はまだインストールされていません。
時限起動なのかMicrosoftからの遠隔コントロールで起動するのか分かりません。
そのため多くの方が、もう終わったと安心している状況ですが、いつ行動を起こすか分かりませんので今のうちに駆除してください。
方法についてはこちらの記事を参照願います。
素直にアップデートすれば終わるのか
今回、「Windows 10 更新アシスタント」に従ってアップデートすれば終わるかというとそうではありません。
4月にはWindows 10 バージョン1803がリリースされますから9月ごろには、また「Windows 10 更新アシスタント」に煽られます。これを半年ごとに繰り返すことになります。
Microsoftの度重なる強制アップデートに疲れた人たちは次第にMicrosoftの言いなりにアップデートするようになります。これがMicrosoftの狙いですが非常に危険な状況であることは何となく理解できるでしょう。
現状はWindows 10のバージョンコントロールだけですが、やろうと思えば何でもできるということです。
まとめ
とりあえず、アップデートしたくない場合はKB4023057をブロックしてください。
KB4023057は不具合が無い限り、そう頻繁には更新されないと思われます。
コメント
私がマイクロソフトだったら、ブロックを突破するためにKB4023057を更新しまくると思います。
同様に私がマイクロソフトだったら、ブロックツールの対象外にして、ブロック成功したように見せかけるだけにすると思います。
そうなる前のバージョンをダウンロードしておかないと…
コメントを頂きありがとうございます。
日本マイクロソフトの社員では無理でしょうね。
どうも日本の発言権が弱まっているように感じます。
確定申告や年度末の忙しい時期に業務を妨害するような今回の強制アップデートは日本マイクロソフトとしてもやりたくはなかったはずです。
しかし実施されたところを見ると強制アップデートなどすべて米国本社主導でやっているように思われます。
また、これらのアップデートに対する対処方法も各国で違うように思えるので日本のやり方に特化した嫌がらせはたぶん実施されることはないと思います。