FREETELからiPhone/iPadに特化したSIMカードが2015年10月9日(金)に発売されました。
iPhone/iPad専用のSIM
ニュースサイトでの記事は以下となります。
- FREETEL、iPhone/iPad専用SIMを発売 App Store利用時のパケット料金が無料(ITmedia)
- App Store通信料が無料、「FREETEL SIM」にiPhone/iPad専用版(ケータイWatch)
- ニュースリリース(FREETEL)
AppStoreのアクセスは無料
最大の特徴は、AppStoreでの検索とアプリのダウンロードが無料になることです。
アプリの更新なども無料になりますので、「設定」「モバイルデータ通信」「モバイルデータ通信を使用」でAppStoreをONにしておいても大丈夫です。
残りデータ容量を気にせずに、SNSで話題となっているアプリを、すぐにダウンロードして使えるメリットは大きいでしょう。
制約事項
FREETEL SIMの契約全般の制約、FREETEL SIM for iPhone/iPadのみの制約があります。
こちらに規約の一覧があります。
- FREETEL規約一覧(FREETEL)
音声通話付きの規約を見るとお金に関することとして、「FREETEL SIM音声通話付重要説明事項」に以下の項目があります。
テザリング
FREETEL SIM for iPhone/iPadのAppStoreからのダウンロードが無料になるのはSIMカードをセットした端末のみです。テザリングで他の端末からAppStoreにアクセスした場合は無料にはなりません。
また、Appleの規約改定で、AppStoreとの通信が無料という特典が無くなる場合もあるとのことです。
MNP転出手数料
契約当月にMNP転出した場合は15,000円、以後1ヶ月ごとに1,000円安くなり、13ヶ月目から通常の2,000円になります。
すなわちMNPの1年縛りです。
解約方法
マイページから解約の旨を伝えることで完了します。
解約金、2年縛り
MNPではなく普通に解約する場合は、2年縛りも無く、解約金もかかりません。
解約後、SIMカード損害金
SIMカードは自分で破棄します。損害金も請求されません。
その他の通信は通常通り課金
AppStore以外の通信は通常のFREETEL SIMと同じで段階型の料金プランとなります。
iOSの更新、Apple Music、iTunes Storeからの楽曲/ビデオのダウンロードなども通常通り課金されます。
また、ゲームなどのアプリは本体以外に大量のデータをダウンロードしますが、これらはゲーム会社からダウンロードされるので通常通り課金されます。
まとめ
iPhoneをMVNOに変えようと考えているなら、これは非常に魅力的なプランです。
ただし、MNPの踏み台防止策や、解約し難くする施策などWebページには書かれていない(FREETEL SIM音声通話付重要説明事項には書かれている)ことも多いので、デメリットのことも考えて契約すべきでしょう。
実際のところFREETELで売れているのは通常のFREETEL SIMの方だそうです。FREETELのユーザーの多くがSIMフリー端末のユーザーだからとのことです。
なお、FREETEL SIMは日割り計算はされないので、月内では、早ければ早いほどお得になります。10月は10GBキャンペーンがあるので更にお得になります。
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