実質0円終了でiPhoneを駆け込み購入、ちょっと待って

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国のやることはトンチンカンなことが多いですが、今回も携帯料金の値下げの「お願い」によって誰も使わない安価なプランと引き換えに、端末価格の上昇が迫っています。

例年この時期は1年で最も安く変える時期でもありますが、今年はiPhoneに限って、今買うことはメリットとはならない理由があります。

実質0円終了

携帯電話の利用料が高すぎるとのことで国から大手キャリア3社に料金を下げるよう「お願い」という名目の命令が下されました。その結果、各社は誰も使わないような中途半端で高いプランを提供してきました。そして収入が減る代わりという名目で販売奨励金などを減らし、端末の実質0円での販売をできなくしようとしています。

この記事にもあるように、国の命令は消費者の負担の軽減のはずなのに、販売側は何処も不利益を被らない対応としたため、結局、消費者の負担増となっています。

ならば、損をしないように早めに買った方がと駆け込み需要を狙ったキャンペーンが始まっています。

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例年とは状況が違う

例年、年度末の3月が1年で一番安い時期であり、私も昨年iPhone 6 Plusを購入しました。

今年は上記事情により時期が早まっていますが、いくつか注意すべき点があります。

まず、キャンペーン対象は、最新機種のiPhone 6s/6s Plusではなく、一世代前のiPhone 6であるということです。

理由はiPhone 6s/6s Plusの初動はiPhone 6/6 Plusを超える勢いがあったのですがすぐに鈍化したうえ、中国での落ち込みがひどく減産したため在庫が潤沢ではないことです。

昨年、私が実質0円以下で新規購入したiPhone 6 Plus 64GBは前年の秋に発売になった最新機種ですが、今年のキャンペーン対象は前世代のiPhone 6であり、更に容量も16GB版だけでMNPのみです。

そして「6s」ではなく「6」である理由はSIMロックを解除できない(国の命令に従わなくてよい)機種だからです。一度契約させればMNPで逃げるのを妨害する脅しにもなります。

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もう一つの注意点はiPhone 7の存在です。

iPhone 6s/6s Plusが売れなかった大きな理由は、外観は変わらず機能的にもイマイチなもので買い替えるメリットが小さかったためです。

しかし、iPhone 7は外観が大きく変わることが噂されています。

更に薄くなるためヘッドホンジャックが無くなります。そしてiPhone初の防水仕様になるとのことです。

ヘッドホンジャックが無くなる代わりにLightningコネクター経由のヘッドホンが付くとの噂もあります。

しかし、何といっても防水仕様というのはメリットが大きいでしょう。

安いうちに買っても1年前の機種を更に2年使い続けることになるで、iPhone 7とiPhone 6のどちらのメリットが大きいかよく考えてみるべきでしょう。

 

iPhone 7発売まではMVNOに避難するのが得策

「でも、2年契約が切れる時期なので」という人も多いでしょう。

安価なキャンペーンに載せられて大手キャリアで契約すると「2年拘束」から抜け出せなくなります。

総務省でも2年拘束が問題視されていたはずなのに、いつの間にか消えてしまいました。その代わりに安価なプランということなのでしょう。

契約切れ対策のお勧めは、「MVNO」に一時避難することです。

MVNOはすぐに開通できない、使い方のサポートが無い、など問題が多かったのですが、ヨドバシなどの量販店に当日引き渡しの窓口を作ったり、イオンなどのようにサポート窓口を設けているところも多くなっています。銀座にもDMMモバイルの窓口がありました。

MVNOの注意点は拘束期間です。各社各様で契約内容が異なり、単純な解約なら拘束期間無しとか、MNPのみ拘束期間有りとか、全く拘束期間が無いとかいろいろです。

とは言っても長いところても12ヶ月です。iPhone 7発売翌年の春には拘束期間は終了しています。

 

まとめ

目先の割安というメリットより、製品そのものの満足感によるメリットを考えるべきでしょう。

私は、iPhone 6 Plusとdtabを購入後、2ヶ月でdtabは解約して売却、7ヶ月でiPhone 6 Plusは解約してFREETELに新規で移行しました。

中途解約は損得計算が面倒なのでお勧めできませんが、昔と違い、MVNOに関する情報は沢山あります。そろそろ大手キャリアの食い物にされることから卒業してもよいのではないでしょうか。

この記事を書いた人
Solomon

会社での経験と趣味のモバイルガジェットの利用経験から、製品のレビューや問題の解決方法を模索しています。

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