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Windows 10 Craetors Updateにアップデートするなら最も安定している今が最適

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Windows 10は年に2回アップデートされるため、安定している時期と不安定になる時期が存在します。

そしてWindows 10 Fall Creators Updateがリリースされる直前の今がWindows 10 Creators Updateにアップデートするのに最適な時期なのです。

Windows 10の大型アップデートのリリース時期

Windows 10はWindows最後のバージョンと言われています。

バージョンは10で止まりますが、機能的には大型アップデートでどんどん進化を続けて行くということです。

この大型アップデートの時期ですが今までは不定期で、ある程度の目標とする機能が安定して動作するようになった時点でリリースされました。

2015年7月の最初のリリースから、2015年11月のNovember Update、2016年8月のAnniversary Update、2017年4月のCreators Updateと不定期です。

しかし、2017年4月のCreators Updateのリリース時点で年に2回3月と9月に大型アップデートをリリースすると発表されました。そのためかCreators Updateは積み残しが多いアップデートとなっています。

 

Windows 10の安定性

Windows 10に限らずどんな製品でも同じですが、発売前にいくらテストをしても一般市場で使われ始めると想定外の問題が発生するものです。

白物家電などのハードウェアに関しては発売早々生産完了とし、改良品を発売することがよくあります。しかしWindows 10はソフトウェア製品なので問題が発生してもネットワーク経由で改修を繰り返して安定させます。

大型アップデートはいわゆるWindows 10の新製品にあたるため安定性が低くなってしまうのです。

そのため、プリインストールパソコンを買うなら今が最適ですし、Windows 10 Creators Updateにアップデートするのにも最適な時期なのです。

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Windows 10はWindows 10 Insider Previewというベータ版で一般ユーザーも交えて評価を行い、リリース時期に向け安定性を高めて基準を満たしたところで大型アップデートとしてリリースされます。

しかし、白物家電と同様、リリース直後はアップデートする前に比べて安定性は低いものになります。

 

Windows 10 Creators Updateにアップデートするなら今

Windows 10ではアップデートを拒否することはできません。

しかし、プライバシー設定に答えなかったり自動再起動を阻止したりすることで逃れる方法はあります。

それでもWindows 10 Proを使っているならWindows 10 Creators Updateにはアップデートすべきです。

Windows 10 Fall Creators Updateのリリースが迫っているのに何を言っているのかと思うかもしれませんが、前記のようにリリース直前だからこそ安定しているのです。

そしてWindows 10 ProのCreators Updateには有用な仕組みが搭載されています。

 

これは「設定」アプリの「更新とセキュリティ」「Windows Update」「詳細オプション」の画面です。

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Windows 10 ProにはCBとCBBの選択があります。要はMicrosoftのモルモットとなって不具合情報を報告するか(CB)、企業向けの安定したバージョン(CBB)を使うかを選択できるのです。

また、アップデートには2種類あり細かな改善を伴う「機能更新プログラム」と緊急性を伴う「品質更新プログラム」です。Windows 10 Proではこれらを個別に「機能更新プログラム」は最大365日、「品質更新プログラム」は最大30日、配布開始から適用を遅らせることができます。ただし「品質更新プログラム」は必ず「0日」にしてください。そうしないとランサムウェアなどに感染する危険性があります。

これらの選択Windows 10 ProのWindows 10 Creators Updateから搭載されたもので、いろいろな策を講じなくとも設定だけで大型アップデートを最大2回スキップすることができます

 

残念ながらWindows 10 Homeではこの選択肢は無くMicrosoftのモルモットとなるしかありません。こちらでも説明しましたが、できればWindows 10 Proへのアップグレードをお勧めします。

 

方法は2つ。

ひとつは「設定」アプリの「更新とセキュリティ」「ライセンス認証」で「ストアに移動」からWindows 10 Proへのアップグレードライセンスを購入する方法。DSP版Windows 10 Homeからのアップグレードは13,824円です。

もう一つは量販店やネットショップでWindows 10 Proを購入して「設定」アプリの「更新とセキュリティ」「ライセンス認証」で「プロダクトキーを変更します」から購入したプロダクトキーを入力する方法。Windows 7/8/8.1からの無償アップグレードは終了しているのですが未だにWindows 7/8/8.1 Proのプロダクトキーを入力するとWindows 10 Proにアップグレードできます。ただし、いつまで大丈夫なのかは分からないのでWindows 7 Professionalを購入しようなどとは思わないでください。

 

まとめ

パソコンは道具です。安定して使えて当たり前のものです。

しかし、アップデートを拒否できなくなったWindows 10では昨日まで問題無く使えていたものが、いきなり不安定になることなど日常茶飯事です。

そのような問題を回避できる仕組みがWindows 10 ProのCreators Updateには含まれています。

Windows 10の古いバージョンは順次サポートが終了しています。少なくともWindows 10 Creators Updateにはアップデートしておいた方がよいでしょう。

Windows 10 Homeを使っている場合は、できればWindows 10 Proへのアップグレードを検討してください。値段以上の安心感は得られるでしょう。

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