いよいよパソコンでのUltra HD Blu-rayの再生が可能に、PowerDVD 17で

4K Ultra HDブルーレイ
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CyberLinkのPowerDVDがBDAの認定を得たとのことです。これでパソコンでのUltra HD Blu-rayの再生が可能になります。

ただし、パソコン側の準備も必要です。

Ultra HD Blu-rayとは

2016年3月26日に最初のUltra HD Blu-rayソフトが発売されて以降、一部のメーカーを除いて徐々に再生環境が整ってきています。

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Ultra HD Blu-rayとはBlu-rayの4K版です。HDRに対応した圧倒的な映像表現を売りとしていますが、3Dには対応しなくなりました。

メディアは従来の1層25GB、2層50GBのBDとは異なり、2層66GB、3層100GBのBDXLというメディアとなります。

現状の再生環境

現在、Panasonicから5機種、Microsoftから1機種の再生可能な機種が発売されています。

ソニーはPlayStation 4 ProでもUltra HD Blu-rayに対応せず2017年3月末までにBDプレーヤーとして発売するそうです。

パソコンでの再生はPowerDVD 17から

パソコンでのUltra HD Blu-rayの再生はPowerDVD 16では見送られたのですが、PowerDVD 17からは対応するとの発表がありました。

先ごろ発売されたWinDVD Pro 12は4Kビデオの再生には対応していますがUltra HD Blu-rayの再生には対応していません。

BDAの認定が必要なようなので、当面はPowerDVD 17が唯一の選択肢となりそうです。

PowerDVDは毎年同じ時期にバージョンアップしており、PowerDVD 16が2016年4月13日に発売されたのでPowerDVD 17も4月発売だと思われます。

年度末にPowerDVDは大幅割引で販売されますが、今回は待った方がよいかもしれません。

パソコン側での準備も必要

Ultra HD Blu-rayを再生するにはパソコン側での準備も必要です。

まず、BDドライブですが、BDXL対応である必要があります。ずいぶん前から販売されているので、この点は問題無いかもしれません。

ただし、当初のBDXL規格に無い2層66GBというディスクに対応するため、ファームのアップデートが必要になる可能性はあります。

次にディスプレイですが、4K解像度でHDCP 2.2に対応している必要があります。

既に4K解像度のディスプレイは多くの機種が販売されていますが、HDCP 2.2対応となると選択肢は限られます。

あと、グラフィックについてはH.265再生支援機能がついていた方がスムーズに再生できるでしょうが、ソフトデコードにも対応するはずです。問題はHDCP 2.2対応がグラフィック側でも必要なのかが不明です。

なお、フルHDやそれ以下の解像度での再生に必要な条件はPowerDVD 17が発売になってみないと分かりません。フルHD以下ならHDCP 2.2未満でも再生できる可能性はありますが、出てみないと分からない状況です。

まとめ

ネット配信が主流となりメディアは無くなるとソニーはUltra HD Blu-rayに否定的です。しかし、Ultra HD Blu-rayソフトはフルHDのBDソフトと大して値段の違いも無いので、再生環境さえ整えば急速にUltra HD Blu-rayに移行する可能性があります。

パソコンに4Kディスプレイを接続していてもサイズを200%で使っていたら全く意味がありません。Ultra HD Blu-rayの再生に使うことで4Kディスプレイを買った意味が出てくるでしょう。

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