毎年、年末に予約を受け付けてるヨドバシの「夢のお年玉箱」、今年はアプリからしか受け付けないとのことで期待したのですが、結局、エラーで予約できませんでした。
今年はアプリからのみ、実はURLを隠しただけ
ヨドバシの今年の「夢のお年玉箱」の受け付けはアプリからしか受け付けませんでした。
しかし、アプリからとは名ばかりで、アプリ内でWeb、それもヨドバシ・ドット・コムを呼んでいるだけで、結局例年と変わりありません。
例年、同じなのですが、商品を選んで、
- 苗字(漢字)、名前(漢字)
- 苗字(カタカナ)、名前(カタカナ)
- メールアドレス
- メールアドレス(確認)
- 電話番号1、電話番号2、電話番号3
の各項目を入力した後、「確認」のページに飛ばないのです。
Webサーバーが「確認」のページを処理できず、何度も「確認」をクリックしていると、結局、PC版のヨドバシドットコムのセッションエラーのページに飛ばされました。
最初からやり直したのですが、こうなると、もう間に合いません。整理券配布終了の表示が出てアウトです。
ここを見るとヨドバシは「アクセスが集中したためタイムアウトした」と言っていますが、サーバー性能が不足しているからアクセスが集中するのです。
- ヨドバシ福袋めぐり一部利用者ブチ切れ 「アプリ不具合」指摘への会社の説明(J CASTニュース)
次のページに進むボタンをクリックしても通信が止まってしまい、再度クリックします。これを10回以上繰り返しているとやっと進むのです。サーバー性能が不足しているためアクセスが数十倍に膨れ上がるのです。
「アクセスが集中したためタイムアウトする」のではなく「タイムアウトするからアクセスが集中する」ということです。
ヨドバシドットコムはタイムアウトの時間設定が他のサイトより短く設定されているようで、商品を見ていても頻繁にトップサイトに戻されます。
PlayStation.comではすぐに改善されましたが、ヨドバシはこの点を理解できないので改善の見込みはありません。
商品の一覧ページが更新された時、単にWebページが表示されていただけなので嫌な予感はしていたのですが、やはりダメでした。
アプリを使う時点で認証は終わっているので、そのまま注文するようにすればよいのですが、アプリが知っている情報をわざわざ入力させるという、アプリを使う意味が活かされていません。
また、アプリという制限をかけたことで逆にガラケーユーザーを排除し、転売屋が有利になるようにしただけです。転売屋を優遇したいなら直接取引すれば、一般人の間口も広がるでしょう。
専用アプリ、または抽選を希望
結局、Webサーバーで処理するには無理があります。
アプリでURLを隠そうと調べることは簡単なのです。PROXYを立ててアプリの通信を調べればURLが分かりますので、高速なパソコンから速攻で発注できてしまいます。
整理券配布専用アプリの開発は年1回しか使わないなら無駄でしょうから、抽選にしてもらった方が、まだ、買える可能性が高いでしょう。
まとめ
ヨドバシに限ったことではありませんが、Webによる発注という仕組みを使う限り、一般人は転売屋に太刀打ちできません。
本当に、一般人にも買える機会を与える気があるなら、通信エラーの起きない十分な能力のWebサーバーを用意するか、抽選など別の方法を検討すべきでしょう。
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