VoLTE

Solomonレビュー[redémarrage]

VoLTE端末は、買うものではなく、買わせるもの

 

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ドコモがVoLTE対応の端末とサービスを発表しました。誰がつけたのか、VoLTEは「ボルテ」と呼ぶことになったようです。VoLTEとは、Voice over LTEの略称です。PPPoE(PPP over Ethernet)とか、VoIP(Voice over IP)とか、XXX over XXXという名称は沢山ありますが、こんな呼称をつけるのは珍しいのではないでしょうか。

しかし、発表されたVoLTEサービスの内容を見て驚きました。

音声ですので、話す側と聞く側で、時間の圧縮などの違いは無いので、VoLTE通話と3G通話の変換は、当然、基地局で行うものと思っていました。しかし、この記事によると、VoLTE通話は、VoLTE対応端末同士でないと行えないとのことです。ハード的な問題なので、2014年夏モデル以前に発売されたすべての端末は、VoLTE対応にはなりません。

こちらの記事には、更に詳しく説明されています。記事を読むと、今後VoLTEサービスを始めるソフトバンク、AUなど他キャリアとは互換性が無く、従来端末はもちろん、他キャリアのVoLTE端末への通話も、すべて3G通話となるとのことです。

VoLTE通話をするには、通話相手がVoLTE対応端末を持っている必要がありますので、自分が買うより、まず、通話相手に買わせる必要があります。それもドコモのVoLTE対応端末を。ドコモは、アーリーアダプターを拡販員にするつもりなのでしょうか。

VoLTEサービスは、データ通信のように当人がLTE対応端末を買えば、すぐにでも、そのメリットを受けられるものとは異なります。周りの人が買い替え、更にキャリア間の接続装置の切り替えが終わるまで、VoLTEサービスのメリットを享受出来ません。家族で一度にVoLTE対応端末に買い替えるなど、自分でコントロール出来る範囲に限られるのです。

このようなことを説明せず、当人がVoLTE対応端末を買えば、すぐにでもVoLTEサービスのメリットを享受出来るように報道することには、問題があると思います。

何にせよ、普通にVoLTEサービスの恩恵を受けられるのは、5年か10年先になりそうです。


ドコモのVoLTEサービスが利用できる状態になったため、テストレポートが掲載されました。

音声品質は改善されるようで、音質が良いからとPHSを使っている人には、朗報かもしれません。

ただ、記事にもあるとおり、普通に誰とでも使えるようになるのは、ずーーーーーっと、先のことです。


b-mobileの日本通信が音声通話サービスでの新たな展開を目論んでいるようです。

現時点では、何も変わりません。ただ、格安スマホが騒がれ、どこのMVNOも大差無い状況で、VoLTEによる通話サービスへの一番の早道を選択した日本通信のアドバンテージは大きいと思います。


いよいよauからもVoLTEが利用できる端末が発売されますが、やはり機種限定/キャリア限定の状況は変わらないようです。

特定の機種でしか使えないこと、キャリア間では使えないことについては、キャリアの宣伝はもちろん、ニュースサイトでも殆ど告知されていない状況は問題だと思います。


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