待望のiPad Airの新型が発売されました。
外観もiPad Proと同じになり、プロセッサーも最新のA14 Bionicに変更されました。そこで、iPad Proと比較してみました。
iPad Air(第4世代)
2020年10月23日(金)からiPad Air(第4世代)の販売が始まりました。
最初は1種類だったiPadシリーズは、今では高機能版のiPad Pro、標準版のiPad Air、廉価版のiPad、小型版のiPad miniの4シリーズに分かれています。
その中でiPad Airは比較的新しいプロセッサーを搭載していますが、iPad Pro搭載のプロセッサーより新しいプロセッサーは搭載せず、コストパフォーマンスがよいシリーズです。
そのiPad Airの第4世代ではA12Z BionicというiPad Proより新しい最新のプロセッサーを搭載してきました。これは近々A14X Bionicを搭載した新しいiPad Proが控えているためと思われます。
パッケージ
パッケージは発表会で使われていたようなマークが使用されています。
仕様を確認していなかったのでiPhone 12のようにUSB充電アダプターが付いていないと思ったら、このように厚いパッケージでした。USB PD対応充電器が添付されています。
今回の実機はWi-Fiモデルです。
パッケージは本体サイズとほぼ同じです。
保護用のフィルムの形状も従来通りです。
簡単な説明書やAppleのステッカーな入った箱があります。
それを外すとUSB PD対応充電器と両端がUSB Type-Cのケーブルがあります。
外観
外観はiPad Pro 11インチとほぼ同じですが、違う点がいくつかあります。
iPad Air(第4世代)はFace IDが搭載されていませんので、前面上部には前面カメラしかありません。
また、Face IDの代わりとして始めてトップボタンにTouch IDセンサーが搭載されました。
背面カメラは単眼で2018年発売のiPad Pro 11インチ(第1世代)に近いですが、True Toneフラッシュが搭載されていません。カメラの下の黒い部分はマイクのようです。
その他の部分は同じで、右側面にはApple Pencil(第2世代)が取り付けられるように、電波を通すためのプラスチック部分があります。
接続端子はUSB Type-Cです。
充電
iPad Air(第4世代)の充電はUSB PDに対応しています。
USB PD(USB Power Delivery)は充電器と充電する機器の対応電圧がいろいろあり、双方が対応している一番高い電圧で充電が行われます。
充電器は、5V、9V、12V、15V、20Vと対応電圧がありますが、充電器によって対応している電圧は異なります。
充電ケーブルに流せる電流は最大3Aのようです。60Wの充電器で20Vに対応している機器への充電では、20V×3A=60Wとして充電できます。しかし、5Vにしか対応していない機器への充電では、5V×3A=15Wとしてしか充電できません。
これは添付されている充電器です。
接続端子はUSB Type-Cです。
付属のケーブルも両端がUSB Type-Cのもので1mです。パソコンとの転送ではUSB 3.0のスピードは出ますが、USB Type-Cの端子を持たないパソコンに接続する場合は、別途ケーブルの購入が必要です。
充電器には20Wの表記があります。
実際に充電してみると9Vでの充電に対応した充電器であることがわかります。
20W÷9V≒2Aですので、最大で約2Aでの充電となります。
ちなみに、ELECOMのASSA23Gという30Wの充電器につないだ場合は、15Vで充電されましたのでiPad Air(第4世代)は15Vに対応していることがわかります。
添付の充電器より速く充電したい場合は、15Vに対応したUSB PD充電器を用意した方がよいでしょう。また、充電時の電流は少ない方がケーブルの発熱は抑えられますので、ワット数が低くても高い電圧に対応した製品の方がよいでしょう。
ケース、画面保護シート
iPad Air(第4世代)を購入した時、ケースと保護シートを探したのですが、量販店では対応した製品はほとんどありませんでした。有っても2018年発売のiPad Pro 11インチ対応製品にシールを貼ったものでした。
それならばiPad Pro 11インチのものが使えるのではと、対応シールが貼られていない製品を買ってみました。
画面保護シートについては、Face IDセンサーの有無で画面上部が違う以外は、サイズ的に問題無く使えます。
ケースについても厚さが0.2mm違うだけなので同様に使えます。
2020年発売のiPad Pro 11インチ用のケースの場合は、iPad Air(第4世代)の背面カメラが単眼であるため、iPad ProでLiDARスキャナやライトの部分が保護されません。
iPad Air(第4世代)ではTouch IDセンサー搭載によりトップボタンが大きくなっているため、トップボタンの形に合わせたケースではこのようにトップボタンにぶつかる場合があります。
ひとつだけ問題があり、画面を保護するiPad Pro 11インチ対応ケースの場合、カバーの開閉でロックとロック解除を行うことはできません。
「設定」アプリの「画面表示と明るさ」の「自動ロック」の下に「ロック/ロック解除」という項目があるのですが、その項目が表示されないので初期不良かとAppleのサポートに確認したりWebを調べたりしました。
結局、この項目は対応製品を使わないと表示されないことが分かりました。すなわち購入した2020発売のiPad Pro 11インチ対応のケースのカバーが、iPad Air(第4世代)に対応していないことになります。
Amazonでは中国製でiPad Air(第4世代)対応でカバーの開閉でのロック/ロック解除に対応しているものが売っていますが、国内メーカー製品はもう少し先になりそうです。
基本仕様
iPad Air(第3世代)とは大幅に機能が向上しているので迷うことは無いでしょう。問題は現時点で2020年発売のiPad Pro 11インチ(第2世代)比べてどうなのかということです。
この時期に出た新製品ですので期待したのですが、残念ながらiPad Air(第4世代)Cellularモデルは、5Gには対応していません。
スペックを比較すると以下のようになります。
iPad Air(第4世代) | iPad Pro 11インチ(第2世代) | |
---|---|---|
仕上げ | シルバー スペースグレイ ローズゴールド グリーン スカイブルー |
シルバー スペースグレイ |
容量 | 64GB 256GB |
128GB 256GB 512GB 1TB |
サイズ | 247.6mm × 187.5mm × 6.1mm |
247.6mm × 178.5mm × 5.9mm |
重さ | Wi-Fiモデル 458g Cellularモデル 460g |
Wi-Fiモデル 471g Cellularモデル 473g |
同梱物 | 本体 USB Type-C 1mケーブル 20W USB Type-C充電器 |
本体 USB Type-C 1mケーブル 18W USB Type-C充電器 |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ IPS 10.9インチ LEDバックライト Multi-Touch 1640×2360ピクセル 264ppi広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーション 反射防止コーティング 反射率1.8% 輝度500nit |
Liquid Retinaディスプレイ IPS 11インチ LEDバックライト Multi-Touch 1668×2388ピクセル 264ppi ProMotionテクノロジー 広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーション 反射防止コーティング 反射率1.8% 輝度600nit |
チップ | 64ビットアーキテクチャ A14 Bionic Neural Engine |
64ビットアーキテクチャ A12Z Bionic Neural Engine M12プロセッサ |
カメラ | 12MP広角 f/1.8絞り値5枚構成のレンズ裏面照射型センサー ハイブリッド赤外線フィルタ 手振れ補正を使ったLive Photos Focus Pixelsを使ったオートフォーカス タップしてフォーカス(Focus Pixelsを利用) 写真とLive Photosの広色域キャプチャ パノラマ(最大63MP) 露出コントロール ノイズリダクション 写真のスマートHDR 自動手ぶれ補正 バーストモード タイマーモード 写真へのジオタグ添付 画像フォーマット HEIF、JPEG |
12MP広角 f/1.8絞り値 10MP超広角 f/2.4絞り値 2倍光学ズーム 5倍デジタルズーム 5枚構成のレンズ True Toneフラッシュ サファイアクリスタル製レンズカバー 裏面照射型センサー ハイブリッド赤外線フィルタFocus Pixelsを使ったオートフォーカス タップしてフォーカス(Focus Pixelsを利用) 写真とLive Photosの広色域キャプチャ パノラマ(最大63MP) 露出コントロール ノイズリダクション 写真のスマートHDR 自動手ぶれ補正 バーストモード タイマーモード 写真へのジオタグ添付 画像フォーマット HEIF、JPEG |
ビデオ 撮影 |
4Kビデオ撮影 (24fps、30fps、60fps) 1080p HDビデオ撮影 (30fps、60fps)1080pスローモーションビデオ (120fps、240fps) 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ 映画レベルのビデオ手振れ補正 (1080p、720p) 連続オートフォーカスビデオ ノイズリダクション再生ズーム ビデオへのジオタグ添付 撮影フォーマット HEVC、H.264 |
4Kビデオ撮影 (24fps、30fps、60fps) 1080p HDビデオ撮影 (30fps、60fps) 720p HDビデオ撮影 (30fps) True Toneフラッシュ 1080pスローモーションビデオ (120fps、240fps) 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ 映画レベルのビデオ手振れ補正 (1080p、720p) 連続オートフォーカスビデオ ノイズリダクション 4Kビデオ撮影中に8MPの静止画撮影 再生ズーム ビデオへのジオタグ添付 撮影フォーマット HEVC、H.264 |
FaceTime HDカメラ / TrueDepthカメラ |
7MPの写真 f/2.2絞り値1080p HDビデオ撮影 (60fps) 写真とLive Photosの広色域キャプチャ スマートHDR Retina Flash 裏面照射型センサー 自動手ぶれ補正 バーストモード 露出コントロール タイマーモード |
7MPの写真 f/2.2絞り値 ポートレートモード ポートレートライティング アニ文字とミー文字 1080p HDビデオ撮影 (30fps、60fps) 写真とLive Photosの広色域キャプチャ スマートHDR Retina Flash 裏面照射型センサー 自動手ぶれ補正 バーストモード 露出コントロール タイマーモード |
スピーカー | ステレオスピーカー | 4スピーカー |
マイクロフォン | デュアルマイクロフォン | 5つのスタジオ品質マイクロフォン |
ワイヤレス通信 | Wi-Fi 6(802.11ax) 同時デュアルバンド (2.4GHz/5GHz) MIMO対応HT80 Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi 6(802.11ax) 同時デュアルバンド (2.4GHz/5GHz) MIMO対応HT80 Bluetooth 5.0 |
携帯電話 | UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA (850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、 GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) ギガビット級LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、34、38、39、40、41、42、46、66) データのみ eSIM |
UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、 GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) ギガビット級LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、17、18、19、20、25、26、29、30、34、38、39、40、41、42、46、48、66、71) データのみ eSIM |
SIMカード | nano-SIM eSIM |
nano-SIM eSIM |
位置情報 | デジタルコンパス Wi-Fi iBeaconマイクロロケーションCellularモデルのみ 内蔵GPS/GNSS 携帯電話通信 |
デジタルコンパス Wi-Fi iBeaconマイクロロケーションCellularモデルのみ 内蔵GPS/GNSS 携帯電話通信 |
センサー | Touch ID
3軸ジャイロ |
Face ID LiDARスキャナ 3軸ジャイロ 加速度センサー 気圧計 環境光センサー |
バッテリー | 28.6Whリチャージブルリチウムポリマーバッテリー Wi-Fiでのインターネット利用、 ビデオ再生:最大10時間Cellularモデル 携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間 |
28.65Whリチャージブルリチウムポリマーバッテリー Wi-Fiでのインターネット利用、 ビデオ再生:最大10時間Cellularモデル 携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間 |
オーディオ再生 | 対応するオーディオフォーマット: AAC(8~320Kbps)、 保護されたAAC(iTunes Storeから購入したコンテンツ)、 HE-AAC、MP3(8~320Kbps)、 MP3 VBR、 Dolby Digital(AC-3)、 Dolby Digital Plus(E-AC-3)、 Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+)、 Apple Lossless、 AIFF、 WAV |
対応するオーディオフォーマット: AAC(8~320Kbps)、 保護されたAAC(iTunes Storeから購入したコンテンツ)、 HE-AAC、 MP3(8~320Kbps)、 MP3 VBR、Dolby Digital(AC-3)、 Dolby Digital Plus(E-AC-3)、 Dolby Atmos、 Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+)、 Apple Lossless、 AIFF、 WAV |
比較してみるとLiDARスキャナなど外観で分かる違い以外にも、細かな違いがあります。
スピーカーについて表記は違いますが、ともに4スピーカーで画面の向きに合わせたステレオ再生です。
ベンチマーク
iPad Pro 11インチ(第2世代)の実機が無いため、ここでは2018年発売のiPad Pro 12.9インチ(第3世代)との比較とさせて頂きます。
2020年発売のiPad Pro 11インチ(第2世代)、iPad Pro 12.9インチ(第4世代)と2018年発売のiPad Pro 11インチ(第1世代)、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)とのベンチマークに影響する違いは、プロセッサーがA12Z BionicかA12X Bionicかというものです。
A12Z BionicはA12X Bionicで無効にしていた1つのGPUコアを有効にしただけの物であることが確認されているため、iPad Pro 11インチ(第2世代)、iPad Pro 12.9インチ(第4世代)とiPad Pro 11インチ(第1世代)、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)とで演算性能に大きな違いはありません。
ここでは幾つかのベンチマークアプリでの結果を見ていきます。
基本スペック
ベンチマークに影響する基本スペックを表にしておきます。
iPad Air(第4世代) | iPad Pro 12.9インチ(第3世代) | |
---|---|---|
プロセッサ | A14 Bionic | A12X Bionic |
プロセス | 5nm | 7nm |
CPUコア数 | 2+4 | 4+4 |
GPUコア数 | 4 | 7 |
RAM | 4GB | 4GB |
iPad Pro 11インチ(第2世代)ではGPUコア数が8、RAMが6GBとなります。
A14 BionicはA12X Bionicから2世代も経っていることから、CPUコア数、GPUコア数が違ってもコアの単体性能が大きく伸びていることが予想され、単純には比較できません。
CPU DasherX
CPU DasherX - CPU Zは、無料でベンチマークなどが行えるアプリですが、2018年から更新されていないため、最新のプロセッサーを識別できません。
- CPU DasherX - CPU Z(App Store)
以下、画面はiPad Air(第4世代)、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)の順で掲載します。
CPU HasherX - CPU Zではこれらの項目が測定できます。
まず、CPUの動作周波数は、iPad Air(第4世代)が3GHz、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)が2.5GHzですので、これだけでiPad Air(第4世代)の方が20%高速ということになります。
データベーステストでは、1秒当たりのトランザクション処理数はiPad Air(第4世代)の方が2倍以上と高速です。
WebGLによるレンダリングでは同じくらいのCPU負荷でiPad Pro 12.9インチ(第3世代)の方が2倍ほど書き換えスピードが速くなっています。
簡単な3Dオブジェクトの描画でもiPad Pro 12.9インチ(第3世代)の方が2倍ほど速くなっています。
複雑な3Dオブジェクトの描画では差は縮まっていますが、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)の方が速くなっています。
行列乗算では若干iPad Pro 12.9インチ(第3世代)の方が速くなっています。
1万件のソートについては、どのアルゴリズムでもiPad Air(第4世代)の方が若干速くなっています。
簡単な処理ではiPad Pro 12.9インチ(第3世代)の方が速く、複雑な処理ではiPad Air(第4世代)の方が速いようです。
Geekbench 5
Geekbench 5は有料のアプリで、CPUとGPUのパフォーマンスを測定することができます。
- Geekbench 5(App Store)
CPUコア単体ではiPad Air(第4世代)の方が40%ほど速いのですが、全コアではiPad Pro 12.9インチ(第3世代)の方が10%ほど速くなっています。
GPUについてはiPad Air(第4世代)の方が15%ほど速くなっています。
3DMark Sling Shot Extreme
3DMark Sling Shotは古いグラフィック・ベンチマークで、最近まで新しいiPadやiPhoneで動作しませんでしたが、最近アップデートされ測定できるようになりました。
- 3DMark Sling Shot Benchmark(App Store)
ただし、古いiPadやiPhone向けと書かれており、最新の機能が使われず正しい評価はできないかもしれません。
測定結果は、iPad Air(第4世代)の方が倍近くスコアを伸ばしています。グラフを見るとPhysics test(物理演算)で大きく差がついていることが分かります。
3DMark Wild Life
最新の機種でのベンチマークは3DMark Wild Life Benchmarkが推奨されています。
- 3DMark Wild Life Benchmark(App Store)
まず、通常モードでの結果です。
iPad Air(第4世代)はスコアが6644、平均フレームレートが39fpsに対して、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)はスコアが9880、平均フレームレートが59fpsという結果となりました。
Unlimited modeでは、iPad Air(第4世代)はスコアが8965、平均フレームレートが53fpsに対して、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)はスコアが12145、平均フレームレートが72fpsという結果となりました。
3DMark Sling Shotと3DMark Wild Lifeの結果から3Dグラフィックに限れば、プログラムの書き方次第ではA14 BionicよりA12X Bionicの方が速くなる場合もあるということが分かります。
iPad Air(第4世代)を買うべきか
廉価版iPadに物足りなさを感じたり、2年以上前に買ったiPad Airを使っているなら買い替えるべきでしょう。
いろいろな面で進化していますし、USB PDによる高速充電も魅力です。特にiPadはバッテリー容量が大きいので充電時間の短縮は大きなアドバンテージとなります。もちろんiPad Proとほぼ同等の性能も手に入ります。
iPad Pro 11インチ(第1世代)、(第2世代)を使っているなら、第3世代が出るまで待った方が良いでしょう。
A14 Bionicという2世代も進んだプロセッサーなので期待したのですが、ベンチマーク結果を見る限り、A14 BionicとA12X Bionic/A12Z Bionicにはそれぞれ得手不得手があり、どちらが良いかは利用するアプリによって変わります。プロセッサー以外ではiPad Proから機能が削られいますので買い替えるメリットはないでしょう。
まとめ
iPad Proと同じボディとなり進化したiPad Air(第4世代)は新規や低価格版からの買い替えなら申し分ありません。
しかし、iPad Proからの買い替えや、iPad Proのパフォーマンスが欲しい人はよく検討した方がよいでしょう。
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