So-netブログからレンタルサーバーに移行する方法については、こちらの記事を参考にさせて頂きました。
- 【ブログ運営】So-netブログからレンタルサーバー・独自ドメイン・WordPressブログへの引っ越し手順のまとめ(Master of Life Blog)
レンタルサーバーの選定方法、過去記事の移行方法など、とても参考になりました。こちらの方法はSo-netブログに限らずMovableTypeの無料ブログからWordPressへの移行方法に適用できるでしょう。
それでも、やはり問題は発生しました。
MT形式のファイルのインポートが出来ない
WordPressへの移行はWordPressの管理画面で、「ツール」「インポート」から「MovableTypeとTypepad」という項目を選んでインポートを行います。インポートするとこのように各投稿が追加されていく様子が表示されます。
Windowsのローカル環境にインストールしたWordPressを使ってインポートを行った時は、221記事を読み込み、エラーは発生しませんでした。
しかし、投稿一覧で見てみると、196記事しか登録されていませんでした。
MT形式のファイルは1.7MB程度なのですが大き過ぎたのかもしれないと考え、読み込まれなかった記事の月だけのMT形式のファイルを作成して再度読み込ませたのですが、やはり記事は登録されませんでした。
Windowsのローカル環境の問題と考え、レンタルサーバー上のWordPressで同様にインポートしてみましたが、同じ現象が発生して221記事中196記事しか登録されませんでした。
登録できた196記事については、検索エンジンに登録されないように、すぐに全ての記事を下書きに変更します。
インポートできない記事の登録
登録される記事と、登録されない記事との違いが解らないので25記事については、インポートではなくWindows Live Writerで個別に登録することとしました。
Windows Live Writerに、So-netブログとレンタルサーバーのWordPressのアカウントを登録します。
次にWindows Live Writerでインポート出来ない記事をSo-netブログから読み込みます。そのままレンタルサーバーのWordPressに該当の記事をアップします。この方法だと手間はかかりますがレンタルサーバーのWordPressに記事を登録することができました。
タグの問題
So-netブログでは「記事のタグ」に入力した単語が、それぞれ別のタグとして登録されます。
しかし、MT形式でインポートすると登録したタグすべてが一つのタグとして登録されてしまいます。また、スラッグもすべてのタグが含まれたスラッグとして登録されます。
そのため、So-netブログからMT形式のファイルをインポートした場合、タグは意図したものではなくなるため、全て削除して再登録する必要があります。
画像
画像はもちろん移行されません。インポートされた記事はSo-netのサーバー上の画像のURLとなっていますので、So-netブログから画像をWordPressのルールに従ったフォルダー構造でコピーする必要があります。
画像のコピーが終了したら、記事のソースコードを書き換えるか、記事に画像を登録し直すかの修正が必要です。
キャッシュの問題
So-netブログの記事は検索エンジンのキャッシュに残っているため、そのままの状態で公開すると、レンタルサーバーのサイトがコピーサイトと認識されてしまうとのことです。そのため、So-netブログから移行した記事は修正が完了するまで下書きの状態にしておきます。
まとめ
結構やることが多く簡単には移行できません。私の場合は200程度しか記事が無いので時間だけの問題ですが、記事の量によっては移行は諦めた方が良いかもしれません。または、WordPressではなくlivedoor Blogような無料ブログを使うか。
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