日本時間の2018年10月3日早朝にWindows 10 バージョン1809が予告も無く配信されました。
Windows 10 October 2018 Updateと呼ばれるもので、月初めに配信開始となったことで完成度が高いと思われるかもしれませんが、そうとも言えない理由があります。
Windows 10 バージョン1809配信開始
11月14日に修正版の提供が始まりました。
必ず最新版のメディアを作り直してからアップデート、または、クリーンインストールしてください。
2018年10月2日に新型Surfaceの発表に合わせてWindows 10 バージョン1809の配信開始も発表されました。
配信開始日の発表ではなく、配信を開始したという発表です。
通常はInsider Previewの後、Release Previewを経て配信となりますが、今回はRelease Previewがありませんでした。
こちらではRelease Preview Ringに配信を始めたとありますが、一般にも配信していますのでRelease Previewとは言えないでしょう。
バージョン番号は最終ビルドが完成した西暦の下2桁と月2桁を組み合わせたものですので2018年9月、すなわち「バージョン1809」です。
配信は始まっているはずなのですが、私の環境にはまだ配信されていません。
今までだと配信開始発表時点で配信されていたのですが、今回は遅れているようですので、アップデートしたくない場合は「Windows 10 更新アシスタント」のブロックだけでも対策しておいた方がよいでしょう。
既にメディア作成ツールの配信もバージョン1809に変わっており、バージョン1803のインストールメディアの作成は行えなくなりました。
- Windows 10のダウンロード(Microsoft)
新しいメディア作成ツールで作成したUSBメディアでクリーンインストールした場合、ビルド番号は17763.1となります。
安定性に疑問
今回のWindows 10 October 2018 Updateは7月ごろからバグ取りを始めており、何か急いでいるような気がしました。4月のアップデートが4月30日と月末ぎりぎりになったことからの反省かと思ったのですが、違ったようです。
Appleの発表とGoogleの発表の間にSurfaceの発表をぶつけることが決まっていて、それにOctober 2018 Updateも合わせこんだようです。
そのためなのかRelease Previewがありませんでした。
また、October 2018 Updateの目玉だったほずの「Sets」の搭載が見送られています。
「Sets」とはEdgeブラウザーのタブ切り替えで切り替えられるものをEdgeの新しいページだけではなく、ExcelやWordなどのOfficeアプリや他のUWPアプリも切り替えられるようにするものです。
ひとつのウィンドウに関連するアプリをまとめてタブで切り替えることができるので、ウィンドウの重なりを切り替えることが少なくなり、画面をスッキリさせることができます。
Surfaceのスケジュールに無理やり合わせ込んだ感があるので、やはり完成度には疑問があります。
不具合
早速、不具合が発生して一部PCへの配信を停止しているとのことです。
Intel HD Graphicsドライバーに同梱されるディスプレイオーディオドライバー(HDMIやDisplayPort経由でディスプレイから音を出す場合)の問題で、消費電力が上がってしまうようです。
最新版のIntel HD Graphicsドライバーに更新すれば問題は無いとのことです。
Skylake以降のCPU用のIntel HD Graphicsドライバーはこちらからダウンロードできます。
更に壊滅的なバグが発生したそうです。
アップデートすると「ミュージック」「ビデオ」などの「ライブラリー」フォルダーのファイルが削除される場合があるそうです。
- Windows 10 October Updateにファイル消失問題で提供中断(PC Watch)
- Windowsアップデートでファイルが勝手に削除されてしまう問題が発生。マイクロソフトも配信を中止(Yahoo)
削除されたファイルは自分でバックアップを取っていない場合は復旧できないとのことです。
アップデートしてしまった場合の対処についてMicrosoftはアナウンスしていません。
「ライブラリー」フォルダーについてはアップデートに際してバックアップされていないため、前のバージョンに戻しても復旧できません。
こちらの説明では「アップデートしてファイルが無くなっている場合」とあるので、アップデート作業中に消されるのかもしれません。
- Windows 10 update history(Microsoft)
10月9日にKB4464330が配信されBuild 17763.55となりましたが、問題は解決していないようです。
実際のところ私のところではアップデートしたPCで、この不具合は確認できていません。
やはり、Surface発表に合わせて相当急いでいて検証を省いたのでしょう。Microsoftは全く学習していません。
(2018/10/10 追記)
原因とバグの影響を受ける対象者が判明しました。
アップデートしてしまった場合も、こちらの記事を参照願います。
10月20日時点ではインストールメディアの配布は再開されていませんが、Insider Previewとしてバグ修正が進んでいるようです。
過去の配信状況を見る限り「October」と命名しているからには順守するでしょうから10月中には再開されると思われます。
(2018/10/22 追記)
ZIPファイルの展開で新たなバグが見つかったとのことです。
今回見つかったバグは展開先に同名のファイルがある場合、確認されずスキップとして処理されるというものです。そのため、ZIPファイルから移動したファイルは上書きされずファイルが消失します。
参考情報
まだ、私のPCには配信されていないので、USBメディアでアップデートしたPCとクリーンインストールしたPCで分かったことを記しておきます。
回復パーティション
Windows 10 バージョン1809のデフォルトの回復パーティションサイズはバージョン1803と同様に500MBです。
Windows 10 バージョン1709以前からアップデートする場合は回復パーティションの増殖が起きるかもしれません。
古いNASへのアクセス
バージョン1803と同様にクリーンインストールした場合は「SMB 1.0/CIFS」は無効化されます。アップデートした場合はアップデート前の状態が引き継がれます。
削除はされていませんので有効化することで古いNASなどへのアクセスは可能です。
ただし、今回「SMB 1.0/CIFS 自動削除」なるものが追加されています。
説明には「通常の使用時に以前のSMB 1.0/CIFS プロトコルのサポートが積極的に必要ではない場合、そのようなサポートを自動的に削除します。」とあり、「SMB 2.0/CIFS」以上がサポートされている場合はそちらで通信するようにするようです。どうにかして使わせないようにしたいという姿勢が感じられます。
また、「SMB 1.0/CIFS 自動削除」は追加していない状況でも、PCの起動後最初のNASへのアクセスで、保存された認証情報を使ってのアクセスでの認証エラーが発生します。
保存されたパスワードと同じパスワードを入力し直して、何度か再認証を繰り返すとアクセスできるようになります。
「SMB 1.0/CIFS 自動削除」の有無に関わらずPC起動後最初のアクセスは必ず「SMB 2.0」でアクセスしているようです。
「SMB 1.0/CIFS」は今後のバージョンアップで削除される可能性もありますので注意が必要です。
アプリケーションの設定
これまではサードパーティのアプリケーションについては設定も含めて環境が引き継がれていました。
しかし、Windows 10に搭載されたメモ帳、ペイントなどの標準搭載アプリケーションの設定はすべて初期化されていました。
Windows 10 バージョン1809ではこれらWindows 10標準搭載アプリケーションの設定も引き継がれます。
自動再生やシステムの保護などWindows 10システム設定は初期化されていますが、エクスプローラーの表示設定などは引き継がれています。
このあたりは曖昧なままです。
「Snipping Tool」と「切り取り領域とスケッチ」
画面の一部を画像として保存する「Snipping Tool」の拡張版として「切り取り領域とスケッチ」が追加されています。
「ペイント」に対する「ペイント3D」のようなものです。
切り取った後の加工ツールが増えており、別の画像加工アプリケーションを使わずに殆どの処理が行えます。
ただし、切り取り範囲として従来からの「四角形クリップ」「フリーフォームクリップ」「全画面表示クリップ」はありますが、「ウィンドウクリップ」が無いため手順書作成などには向きません。
なお、「ペイント」は削除されずにまだ残っています。
ストレージセンサー
ストレージセンサーとはシステムディスクの残り容量が少なくなると自動的にファイルを削除して空き容量を増やす仕組みです。
しかし、Microsoftにとって必要なファイルは残し、ユーザーにとって必要なファイルを消すという困ったものです。
「オフ」にしておいても空き容量が少なくなるとWindows 10が自動で「オン」にして悪さを始めます。
アップデート直後は以前のバージョンなどで空き容量が少なくなっており、必要なファイルが消される可能性があるため「オフ」になっていることを確認してください。
「ストレージセンサー」は「設定」アプリの「システム」「ストレージ」にある「ストレージセンサー」で設定します。
何を消してよいか、何時消すかは「空き容量を自動的に増やす方法を変更する」から設定します。
サーバーサービス
アプリケーション環境は引き継がれると書きましたが「WinRM」などサーバー接続に必要な設定は初期化されます。
Hyper-V Serverなどに接続する場合は再設定が必要です。
サーバー接続用のアカウント情報とパスワードは引き継がれています。
Microsoft IME予測変換候補
予測変換辞書はバージョン変更時に更新されると日本マイクロソフトの担当者から聞きました。
今回、バージョン1809をクリーンインストールした環境で確認しましたが、「いわゆる」と入力すると「いわゆる従軍慰安婦」が候補に表示される状況に変化はありません。
したがって、この言葉はMicrosoftが変換して欲しい言葉なのでしょう。
Intel HD Graphics
Intel HD Graphicsを搭載したPCで、アップデート後に画面がちらつく現象が発生しました。
ネットワークを切断した状態で、Intel HD Graphicsを削除してから再度インストールすることで改善しました。
Windows 10 バージョン1809かWindows Updateに登録されたIntel HD Graphicsドライバーに問題があるようです。
iCloud for Windows
Windows 10 バージョン1809にアップデート後、iCloud for Windowsが機能しなくなりました。
PCを立ち上げてもiCloud for Windowsが正常に起動していないようで「iCloudフォト」が開けません。
一度サインアウトして再度サインインすると「iCloudフォト」を開けるようになりますが、内容は更新されません。
iTunesとiCloud for Windowsをアンインストール後、再インストールしてみましたが状況は改善しません。
Apple Software UpdateからインストールされるiCloud for Windowsは古いようなのでこちらからダウンロードしたものをインストールしてみました。
- Windows 用 iCloud をダウンロードする(Apple)
現時点でダウンロードできたのはVer.7.7.0.27ですがインストールするとこのようなダイアログが表示されWindows 10 バージョン1809にはインストールできません。
現状ではWindows 10 October 2018 UpdateではiCloud for Windowsは動作しないようです。
何となくiCloud関係の通信がWindows 10に妨害されているように思えます。
電話
「設定」アプリの「電話」で登録したデバイスから「Continue on PC」アプリ経由でブラウザーで見ているページをWindows 10のEdgeに送ることができます。
Windows 10 バージョン1803までは一度登録すれば問題なく使えていたのですが、Windows 10 バージョン1809では、正しく機能しなくなりました。
Windows 10での電話の登録を削除して、デバイス側の「Continue on PC」も削除して、最初からやり直すと一度だけ見ているページを送ることができます。
しかし、以後は送信に失敗します。
iPhone、iPad Proから2台のアップデートしたWindows 10 バージョン1809のPCで試してみましたが、どちらも同じ状況でした。
新機能
裏ではいろいろ改変が行われていますが、表向きには新機能は「ヒント」アプリで確認できます。
Windows 10 バージョン1809での新機能は以下の6項目とのことですので、アップデートするかどうかの参考にしてください。
1点だけ注意すべき点として「クラウドクリップボード」があります。
沢山のユーザーIDやパスワードを自分の頭ではなくOneNote、Excel、Evernoteなどのアプリで管理していて、そこから張り付けていたりすると危ないかもしれません。
暗号化されているとしても「クラウドクリップボード」はクリップボードに読み込まれたものがすべてクラウドにアップされてしまいます。
細かな設定は「設定」アプリの「システム」「クリップボード」で設定してください。
P2P設定
Windows 10はダウンロードした更新プログラムを削除しません。理由は他のPCへの配信に使うためです。言わばMicrosoftがWindows 10のためだけに用意した「P2Pソフト」です。
以前のバージョンでは設定の深いところに隠されていましたが、バージョン1809では表に出てきました。
「設定」アプリの「更新とセキュリティ」「通信の最適化」を選択します。
既定ではローカルネットワーク上のPCにしか配信しません。しかし「親のPCのアップデートのために自分のPCのリソースが使われるのは嫌だ」などという場合は、以下の設定をしてください。
「他のPCからのダウンロードを許可する」を「オフ」にします。
「詳細オプション」をクリックします。
アップロードは行わないはずですが「アップロードの設定」で両方の項目にチェックを入れてスライダーを左端まで動かします。「0」にはできません。
以上で設定は完了です。
アップロードしているかどうかは「アクティビティモニター」をクリックすると
どれだけリソースが使われたかを確認できます。
なお、この設定はWindows 10 バージョン1803/1709にもあり、「設定」アプリの「更新とセキュリティ」「Windows Update」「詳細オプション」「配信の最適化」で行います。
注意
Windows 10 Proでは延期設定をすれば当面は安全ですが、Windows 10 Homeについては、Windows 10 バージョン1803も更新対象となりました。
「10月2日から法律が変わったので、Windows 10 バージョン1803利用者は犯罪者とみなされ、Microsoftに追われることなる」
と言われているような気がしてなりません。アップデートを拒否するならレジスタンスの仲間入りです。
「Windows 10 バージョン1809の機能更新プログラム」も毎月改変されるのでブロックも難しくなり、執拗な強制アップデートも行われます。
何故、Appleのような柔軟なアップデートを行えないのか、Microsoftの暴挙をどうにかして欲しいと思います。
まとめ
目新しい機能も無く、不安定になるならアップデートはしたくありません。
Windows 10 バージョン1803もアップデート対象に指定されましたので、環境を壊されたくなければ注意してください。
コメント
ファイル削除のバグはバグの中でも一番出してはいけないバグですが、さすがMSですねw
私は今1703なのですが、1年半経つので1709にしようと思っていますw
コメントを頂きありがとうございます。
本当に、やってくれました。何故、Insider Programまで行っているのにバグが取れないのでしょうね。
何を消されたのかが分からないのが困ります。
やはり、枯れたバージョンの方が安全ですね。
2台アップデートしたのですがアップデート後に作成した新規ファイルや変更ファイルの量を考えると、前のバージョンに戻すのが躊躇われます。
これまでのMSの強制アップデートなどから考えて、どんな不具合があろうと前のバージョンに戻すという指示は出してはならないと厳命されているように思えます。
何にしても早いところパッチを配布して欲しいです。
ファイル復旧を約束したらしです。
どこかにバックアップされてるんですかね?
https://japanese.engadget.com/2018/10/08/windows-10/
それとも上書きされていないセクターのみなのか?
Twitterを読んでみると、ツールがあるみたいですね。
上書きされていないセクターから復元するのであれば、無理の可能性が高いです。
なぜなら、デフォルトではタスクスケジューラーによって夜中にデフラグが実行されていますから。
スリープ状態でACコードを抜いていない人は助からないでしょう。
コメントを頂きありがとうございます。
やはりサルベージですか。
それなら試した人も居ると思うのですが、成功した話題が上がっていないなら、殆ど無理なのではないでしょうか。
デフラグは、Windows 10 バージョン1809にアップデートしたPCで確認したのですが、デフォルト設定では「毎週」になっています。
ところが、タスクスケジューラーの「Defrag」タスクにはトリガーが設定されていないのでデフラグは実行されません。
もしかしたら、Windows Update経由などでアップデートしてしまったPCのデフラグを止めているのかもしれません。
私は、1年位前にデフラグや診断、ディスククリーンアップ、勝手にマイクロソフトへ送信するタスクスケジュール等をすべて無効にした記憶があるのですが、今、デフラグを見てみると前回実行時刻が1999/11/30 00:00になっていて実行されていませんね。
何か勘違いをしたのか、サードパーティ製のデフラグツールをインストールすると履歴が消えるのか、どうなのかわかりません。
コメントを頂きありがとうございます。
アップデートしていないPCでもデフラグが動作していないなら、SSDではデフラグを止める仕様になったのかもしれません。
そうなるとHDDを使っている人はファイル復旧の可能性が更に低くなることになります。
私はiTunesやxアプリの楽曲などは別ドライブに置いているので、ライブラリーのファイルは少ないです。被害が出ていないのはそのためなのかもしれません。
逆にiTunesなどをデフォルトのままで使っていた場合は、どのファイルが消されたのか確認が難しいでしょうし、復旧できないとなると困るでしょう。
因みに私はデスクトップPCではSSDは使用していませんが、帰省時のみ使用するWindowsタブレットはSSDです。バージョンはPro1709です。
こちらはタスクスケジューラーをいじっていないのに、トリガーはないものの、2018/08/13に実行されていました。帰省していた日です。
書き換え回数に制限のあるSSDでデフラグされるのは迷惑千万です。
また、新たに発見しましたが、見慣れないPushToInstallというタスクスケジューラーが追加されていました。
検索してみると、1709から追加されたようです。
http://batcmd.com/windows/10/services/pushtoinstall/
コメントを頂きありがとうございます。
デフラグがHDDでも止まっていて、SSDでも動作することがあるとは、不可解ですね。
本当にWindowsは不要なサービスやタスクが多いですね。
いくらPCの性能が上がっても何割か多い時には5割以上、不要なものにリソースを使われている気がします。
夜中のデフラグは「自動メンテナンス」から起動されるようです。
https://cloud-work.jp/windows/taskmanager-2/
コメントを頂きありがとうございます。
確かに自動メンテナンスで毎日2:00になっていますね。
ただ、これから起動されるのはデフラグだけではなくWindows Updateなども絡んでいるので、複数のトリガーがありそうです。
止めるのは難しいと思います。
コメントを頂きありがとうございます。
現状のWindows 10のバージョンアップのやり方は、再起動前に殆どのファイルとフォルダーを作成しておいて、そのフォルダー上の位置を変えているだけのようです。
見かけ上はファイルやフォルダーの移動です。
この時、ディスク上の物理的な位置は動いていないはずです。
ライブラリーファイルのWindows.oldでのバックアップを確認しましたが存在しませんでした。
そのため、ライブラリーファイルが消えるのは、上記の操作の過程で移動に失敗していると考えられます。
ファイルのディスク上の位置を示すインデックス部分が残っていればよいですが、不具合によってはインデックス部分が残っておらず、サルベージも不可能かもしれません。
Microsoftが言っているファイル復旧とは、この残骸のサルベージだと思います。
「Windows 10 October Update」の更新版がWindows Insider参加者向けに提供されたようです。
問題が起こったバージョン1809をインストールしたユーザー向けには、累積アップデートKB4464330が配信されていますとあります。
https://japanese.engadget.com/2018/10/10/windows-10-insider/
コメントを頂きありがとうございます。
Insider PreviewでリリースされたのはBuild 17763.17ですね。
既にアップデートしたPC向けにはBuild 17763.55がリリースされています。
ただ、今回の問題はアップデートプログラムにありますので、メディア作成ツールとESDファイル、ISOファイルが更新されないと意味がありませんね。
早いところイメージを更新して欲しいです。