バージョン1809

Windows 10 バージョン1809におけるセットアップ時のプライバシー設定

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Windows 10 バージョン1809で最初に行うプライバシー設定について説明します。

Windows 10 バージョン1803のプライバシー設定からの変更点

Windows 10では最初のセットアップ時に重要な項目だけ設定する画面が表示されます。

Windows 10 バージョン1803で大きく内容が変更されましたが、Windows 10 バージョン1809では大きな変更はありません。

具体的にはWindows 10 バージョン1803では英語の原文を機械翻訳して、簡単に間違いを修正しただけのようでした。

しかし、Windows 10 バージョン1809では言い回しなどを日本語に合った内容に修正しています。また、今までは明言していなかったデスクトップアプリに関する制限の限界についても説明されています。

一方で「使用状況」という言葉を「アクティビティ」に置き換えて、何のことか分かり難くしている部分もあります。

 

設定画面はバージョン1803から変わらず7項目ですが、「音声認識」が「オンライン音声認識」に変更され、クラウドサービスであることが一目で分かるようになりました。

Windows10-v1809-first-privacy-setting-01

 

推奨設定

推奨する設定は、既定とはすべて反対のものになります。

Windows10-v1809-first-privacy-setting-03

このような設定とします。

オンライン音声認識いいえ
デバイスの検索いいえ
手描き入力とタイプ入力いいえ
広告識別子いいえ
位置情報いいえ
診断データ基本
エクスペリエンス調整いいえ

 

現在地の地図を参照することが多いとか、Cortanaを有効利用しているなど拘りがある部分だけを「はい」にしてください。

これらの設定は、初期セットアップ終了後でも「設定」アプリの「プライバシー」から変更できます。

 

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詳細情報

「詳細情報」をクリックすることで各項目の詳細を確認できます。

説明文のリンクは、セットアップ中にネットワークに接続していると「Microsoftのプライバシーに関する声明」の該当箇所が表示されます。

これはWindows 10 バージョン1803から実装された「curl」というコマンドによるものです。

 

概要

「概要」には以下のように表示されます。

概要

Windowsを設定する際には、プライバシーに関連する設定を選択するようにMicrosoftから求められます。設定は、[スタ-ト]>[設定]でいつでも更新できます。

各設定によって収集されるデータの種類と使用方法を以下に示します。Microsoftが収集する個人データの種類と、収集されたデータがWindowsのご利用時にどのように使用されるのかについては、Microsoftのプライバシーに関する声明の全文をご確認ください(使用しているブラウザーウィンドウで「aka.ms/privacy」と入力してください)。収集されたデータは、Microsoftのプライバシーに関する声明の規定に従い、アメリカ合衆国およびその他の国に送信され、保存されます。

 

位置情報

位置情報を提供するのは、パソコンで位置情報を利用するアプリを使う場合です。それらのアプリはスマートフォンで利用することが多いでしょうから位置情報を提供する必要はありません。

特に自宅で使っている場合、自宅の位置を教えることになりますので必ず「いいえ」にしてください。天気や交通情報などの情報が必要な場合は、アプリで初期表示地域を設定すればよいだけです。

ただし今回説明で明かされた事実として、プライバシー設定が有効なのはMicrosoft Storeで配信されるUWPアプリのみです。従来からのデスクトップアプリについてはここでの設定は無視されます。

詳細な情報はこちらを参照してください。

「位置情報」には以下のように表示されます。

位置情報

デバイス位置情報の設定を有効にすると、タイムゾーンの自動設定やデバイスの検索など、特定のWindows機能が正しく機能するようになります。デバイス位置情報の設定が有効になっている場合、Microsoftの位置情報サービスは、全地球測位システム(GPS)、近隣のワイヤレスアクセスポイントや携帯電話基地局、IPアドレスの組み合わせを使用して、デバイスの位置を特定します。デバイスの位置を特定できる精度はデバイスの性能によって異なり、厳密に特定できる場合もあります。

デバイス位置情報の設定を有効にした場合は、デバイスで個人の特定が可能な情報をすべて除去した後で、匿名化された位置情報(あればワイヤレス アクセス ポイント、携帯電話基地局の情報、正確なGPS位置情報など)がデバイスからMicrosoftに送信されます。このように匿名化された位置情報のコピーは、Microsoftの位置情報サービスを向上するために使用されます。また、Microsoftの位置情報サービス プロバイダー パートナーによる位置情報サービス向上のために、このパートナーと共有されることもあります。現在のパートナーはこちら(https://www.here.com/)です。

さらに、デバイスでサポートされている精度でアプリが位置対応サービスを提供できるように、デバイスの位置情報と位置情報履歴の使用をアプリに許可することもできます。位置情報を認識するアプリまたはWindowsサービス/機能によってユーザーの位置情報が使用されると、位置情報と最近の位置情報履歴がユーザーのデバイスに保存されます。

Microsoftアカウントでサインインしていて、位置情報履歴が有効になっていると、最後に認識された位置情報がクラウドにも保存され、デバイスを問わず同じMicrosoftアカウントを使用するアプリやサービスで利用可能になります。ユーザーがMicrosoftアカウントでサインインしていて、信頼性のある現在地情報をデバイスによって特定できない場合(建物内や地下にいるときなど)、アプリやサービスはクラウドに保存されている直近の位置情報を(利用可能であれば)位置情報履歴から取得して使用できます。

デバイスの位置情報を特定する方法には、位置情報の設定で直接管理されていない、いくつかの例外があります

デスクトップ アプリは、デバイスの位置情報の検出許可を個別に求めない特別な種類のアプリであり、位置情報を使用できるアプリを選ぶための一覧に表示されません。デスクトップ アプリは通常、インターネットからダウンロードするか、何らかの種類のメディア(CD、DVD、USB記憶装置など)を使ってインストールします。.EXEまたは.DLLファイルを使用して起動されます。(クラウドで実行される)Webベースのアプリとは異なり、デバイス上で実行されるのが普通です。

デバイスの位置情報の設定をオフにした場合も、サード パーティによる一部のアプリやサービスが、他のテクノロジ(Bluetooth、Wi-Fi、携帯電話モデムなど)を使用して、さまざまなレベルの精度でデバイスの位置情報を特定する可能性があります。Microsoftでは、Microsoft Store用アプリを開発するサード パーティのソフトウェア開発者や、Microsoftツールを使用してアプリを開発する開発者に対し、法的に必要な同意手続きによってユーザーがこれらのサード パーティ開発者に位置情報の特定を許可した場合を除き、Windows位置情報の設定に従うよう求めています。ただし、Windowsデバイスの位置情報設定がオフの場合にユーザーの位置情報がアプリまたはサービスによって特定されるリスクをさらに軽減するためには、信頼できるソースから入手したアプリやサービスのみをインストールしてください。さらに総合的に位置情報を保護するには、デバイスで無線ベースのコンポーネント(Wi-Fi、Bluetooth、携帯電話モデム、GPSコンポーネントなど)を無効にすることを検討してください。これらはアプリによって、ユーザーの正確な位置情報を特定するために使用される可能性があります。ただしこれらを無効にすると、通話(緊急通信を含む)、メッセージング、インターネット接続や、ヘッドホンのような周辺機器への接続など、他のエクスペリエンスも損なわれます。インストールしたアプリやサービスによってデバイスの位置情報がどのように使用されるかについて詳しくは、そのアプリやサービスのプライバシー ポリシーをご覧ください。

ユーザーが非常時に緊急電話をかけたときには支援を得ることができるように、Windowsはユーザーの位置情報設定に関係なく、ユーザーの正確な位置情報の特定と共有を試みます。また、デバイスにSIMカードが挿入されている場合や他の方法で携帯電話サービスが使用されている場合は、携帯電話会社もデバイスの位置情報にアクセスできます。

[スタート]>[設定]>[プライバシー]>[位置情報]では、いつでも位置情報の設定を無効にし、位置情報と位置情報履歴にどのアプリからアクセスできるかを制御して、デバイスの位置情報履歴を消去できます。位置情報について詳しくは、こちらをご覧ください

 

デバイスの検索

パソコンを探すには、紛失または盗難にあった直前の位置情報が重要となります。そのためには常にモバイルネットワークに接続して定期的に位置情報をクラウドに上げる環境が必要です。4G内蔵パソコンでない限り意味が無い機能です。

詳細な情報はこちらを参照してください。

「デバイスの検索」には以下のように表示されます。

デバイスの検索

[デバイスの検索]は、デバイスの位置情報データを使って、デバイスを紛夫した際にデバイスを発見できるようにします。[デバイスの検索]を使うと、Windowsポータブルデバイス(ノートPCやタブレットなど)の管理者がaccount.microsoft.com/devicesからそのデバイスの位置を検索できます。管理者がこの機能を使うには、デバイスの位置情報設定を有効にし、Microsoftアカウントを使ってWindowsにログインする必要があります。管理者は、他のユーザーがすべてのアプリに対して位置情報へのアクセスを拒否した場合でもこの機能を使用できます。管理者がデバイスを見つけようとした場合、ユーザーの通知領域に通知が表示されます。

この設定は、[スタ-ト]>[設定]>[更新とセキュリティ]>[デバイスの検索]でいつでもオフにできます。デバイスの検索について詳しくは、こちらをご覧ください

 

オンライン音声認識

Windows 10にはパソコン本体で実行される「Windows音声認識」とMicrosoftに認識を依頼するクラウドベースの「Cortana」の2種類が実装されています。

注意点は「Cortana」を使うと固有名詞もすべてクラウドに上げることになります。音声だけでなく認識されたテキストも保存されます。そして「Cortana」はアプリからも使えるためプライバシーの扱いは個々のアプリに委ねられることになります。

話した言葉が直接アプリに渡らないとしても意図的に質問で誘導することで「Cortana」の学習結果から情報を推測させ目的の情報を引き出すことは可能です。

クラウドベースの「オンライン音声認識」は、常にマイクがオンになっていることの危険性を理解したうえで利用してください。

詳細な情報はこちらを参照してください。

「オンライン音声認識」には以下のように表示されます。

オンライン音声認識

Windowsでは、デバイスベースの音声認識機能(Windows音声認識アプリで利用可能)とオンラインの音声認識サービス(Cortanaが利用可能な地域で利用可能)の両方が提供されています。音声認識で現在サポートされている言語と地域については、お使いのブラウザーまたは検索バーで「Cortanaの地域と言語」を検索してください。

オンライン音声認識設定をオンにすると、Windowsクラウドベースの音声認識サービスを使用できます。このサービスは、Cortana、Mixed Realityポータル、ソフトウェア キーボードからのWindowsでのディクテーション、サポートされているMicrosoft Storeアプリのほか、今後はWindowsの他の部分でも使用されます。Windows音声認識サービスを使用するときには、ユーザーの音声録音がMicrosoftによって収集および使用され、音声データに格納されている音声(話した言葉)単語のテキスト変換が作成されます。オンライン音声認識サービスであらゆるユーザーの音声を正しく認識する能力を向上するために、音声データが総体的に使用されます。

Microsoftに音声データを送信せずに、デバイス ベースの音声認識を使用することもできます。ただし、認識機能はWindowsクラウドベースの音声認識サービスの方が、デバイス ベースの音声認識より強力です、オンライン音声認識をオフにした場合、クラウドに依存せずデバイスベースの認識のみを使用する音声認識サービス(ナレーター アプリやWindows音声認識アプリなど)は動作し、Microsoftによる音声データ収集は行われません。

オンライン音声認識は、[スタート]>[設定]>[プライバシー]>[音声認識]でいつでもオフにできます。後でカレンダーや連絡先データなどの情報へのアクセスをCortanaに許可した場合、自分にとって使いやすくなるよう音声認識工クスペリエンスをカスタマイズすることもできます。オンライン音声認識について詳しくは、こちらをご覧ください

 

診断

診断は「完全」と「基本」しか選べません。「基本」にしても多くの情報が自動で収集されます。

企業では組織のポリシーで「基本」に設定されるでしょうが、個人事業など自分で設定する場合は注意が必要です。

特に「問題の発生時に使用していたファイルの一部が意図せす含められる場合があります」という記述は、個人を特定されなくともNDA(秘密保持契約)に抵触する可能性があります。

Windows 10 バージョン1803以降では「診断」に関する説明が膨大となりました。どんなに説明されてもユーザーにはデメリットしかありませんので、必ず「基本」に設定してください

詳細な情報はこちらを参照してください。

「診断」には以下のように表示されます。

診断

診断データには、[基本]と[完全]の2つのレベルがあります。Microsoftでは、以下で詳しく説明するように、Windowsを安全かつ最新の状態に保つため、問題をトラブルシューティングするため、および製品の機能強化を行うために、診断データを利用します。どれを選んでも、デバイスはセキュリティで保護され、正常に動作します。このデータはMicrosoftに送信され、1つ以上の固有の識別子と共に保存されます。これらの識別子によって、個別のデバイスの個別のユーザーを識別し、デバイスのサービス問題および使用パターンを理解することが可能となります。

[基本]診断データは、デバイス、その設定と機能、正常に機能しているかどうかに関する情報です。これは、デバイスの信頼性、セキュリティ、正常な動作を保つのに最小限必要な診断データです。

[完全]診断データには、[基本]で収集されるすべてのデータに加えて、問覧したWebサイト、アプリや機能の使い方に関する情報、デバイスの正常性に関する追加情報、デバイスのアクティビティ、高度なエラーレポートが含まれます。[完全]では、システムやアプリがクラッシュしたときのデバイスのメモリの状態もMicrosoftによって収集されます(この中には、問題の発生時に使用していたファイルの一部が意図せず含められる場合があります)。[基本]レベルの診断を選んだ場合でもデバイスは安全かつ正常に動作しますが、[完全]で収集される追加情報により、Microsoftが問題を特定して修正し、Windowsをご利用のすべてのお客様のメリットとなる製品強化を行いやすくなります。

診断データ設定を[完全]に設定した場合でも、前述のデータの一部がデバイスから収集されないことがあります。Microsoftでは、[完全]レベルのデータの一部を限られたデバイス(サンプル)からのみ収集することで、すべてのデバイスから収集するデータの量を最小限に抑えています。診断データ ビューアー ツールを実行することで、お使いのデバイスがサンプルに含まれているかどうかと、デバイスからどのようなデータが収集されているかを示すアイコンを表示できます。診断データ ビューアー ツールをダウンロードする手順については、[スタート]>[設定]>[プライバシー]>[フィードバックと診断]をご覧ください。

Windows診断で収集される特定のデータ項目は、記載された目的で必要なデータをMicrosoftが柔軟に収集できるようにするため変更される可能性があります。たとえば、Microsoftがユーザーのコンピューター利用体験に影響を与える最新のパフォーマンスの問題をトラブルシューティングしたり、新たに販売されるWindows 10デバイスを更新したりできるようにするため、Microsoftが以前に収集していなかったデータ項目を必要とする可能性があります。両方のレベルの診断で収集されるデータ タイプの最新の一覧については、https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=865126 をご覧ください。[基本]で収集されるデータの最新の一覧については、https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=865125 をご覧ください。

Microsoftでは、[基本]診断データを使ってWindowsデバイスを最新の状態に保ちます。以下の情報が使用されます。

デバイスで発生している問題を更新プロセスで修正できるかどうかを判断するのに役立つ基本的なエラー情報。

デバイスが次のオペレーティング システムやアプリのリリースに対応していて互換性があるかどうか、および更新可能かどうかを調べるのに役立つ、デバイスとその設定および機能に関する情報(デバイスにインストールされているアプリケーションやドライバーなど)。

デバイスの更新プロセスがダウンロード、インストール前、インストール後、再起動後、セットアップの各段階を順調に進んでいるかどうかを調べるのに役立つ、更新プロセス自体からのログ情報。

更新の展開が成功したかどうかを評価し、更新の成功と失敗に関連するデバイスの特性(ハードウェア、周辺機器、設定、アプリケーションなど)を調べるのに役立つ、すべてのWindowsデバイスにおける更新のパフォーマンスに関するデータ。

アップグレードに矢敗したデバイスとその理由について、同じアップグレードを再度提供するかどうかを判断するのに役立つデータ。

どちらのレベルの診断データ([基本]と[完全])も、Windowsと関連する製品やサービスの信頼性とセキュリティを保つために問題をトラブルシューティングする目的で使用されます。

Microsoftが[基本]データを使用する目的は次のとおりです。

お客様が使用している膨大な数のハードウェア、システム、ソフトウェアの組み合わせを把握する。

特定のハードウェア、システム、ソフトウェアの組み合わせに基づいて問題を分析し、特定または限定された一連のデバイスのどこで問題が発生しているかを特定する。

アプリやプロセスでパフォーマンスの問題(アプリのクラッラュやハングなど)が発生しているかどうか、またデバイスでクラッシュダンプファイルがいつ作成されているか(クラッシュダンプ自体は[完全]で収集されます)を特定する。

診断送信システム自体の有効性を理解し、問題を修正する。

Microsoftでは、[完全]で収集される追加データを、問題をより早く特定および修正するために使用します。以下の情報が使用されます。

問題の原因となったアプリでユーザーが行っていた操作と、デバイスで実行されている他のアプリやプロセスの影響についてわかることを理解するのに役立つ、アプリのアクティビティに関する情報。

アプリケーションのパフォーマンスの問題に関して収集するデータについて理解し、修正するのに役立つ、デバイスの正常性に関する情報(バッテリ レベルや入力に対するアプリケーションの反応速度など)。

工ラーやクラッシュが発生した特定の条件に関連するデータを理解するのに役立つ、高度なエラー レポートやクラッシュ ダンプに含まれる情報。

[基本]レベルの診断データは、Windowsを強化する目的で使用されます。また、[完全]レベルの診断データは、Windowsと関連する製品やサービスを強化する目的で使用されます。

Microsoftでは、[基本]データを、Windowsデバイスの最新かつ安全な状態の確保、問題解決、アクセシビリティ、信頼性、パフォーマンス、既存のWindows機能の強化、アプリやドライバーおよび他のユーティリティの互換性、プライバシー、エネルギー効率に関連した製品向上を目的として使います。

Microsoftでは、[基本]データを以下の目的で使用します。

お客様のデバイス、周辺機器、および設定(とその構成)に関する情報は、Windows 10をご利用の多くのお客様に最も大きいプラスの効果をもたらす機能強化を判断するために、製品向上に優先順位を付ける目的で使用されます。

デバイスにインストールされているアプリに関する情報は、人気のアプリのアプリ互換性テストと機能強化に優先順位を付けるために使用されます。

[完全]で収集される追加データは、Windowsと関連する製品やサービスにとってより有用な機能強化を実現するために使用されます。

アプリのアクティビティ情報は、アプリ互換性テストに優先順位を付け、最も利用されているアプリや機能の強化を行うのに役立ちます。

デバイスの特性、構成、アプリのアクティビティがデバイスの正常性に与える影響に関する情報(バッテリー残量など)は、分析を行って、Windowsデバイスのパフォーマンスを高める変更を加えるために使用されます。

Microsoftブラウザーでの閲覧履歴に関する統計情報は、より効果的な検索結果を提供できるようBingの検索アルゴリズムの調整に使用されます。

別の[診断データを使用して工クスペリエンスをカスタマイズする]設定(下記参照)でユーザーが許可した場合を除き、ユーザーにパーソナライズされた工クスペリエンスを提供したり、製品やサービスを宣伝したりするためにWindowsの診断データが使用されることはありません。

診断データの収集レベルは、[スタート]>[設定]>[プライバシー]>[診断 & フィードバック]でいつでも調整できます。診断データについて詳しくは、こちらをご覧ください

 

手描き入力とタイプ入力を改善する

「手描き入力」の改善とはフリーハンドで描いた文字の認識制度を上げることが目的です。「タイプ入力」の改善は日本語においては予測変換の学習に使われます。

ただし、これらは直接の恩恵は無く、将来的にMS-IMEの精度が向上するということです。

プライバシーの観点からは個人情報が削除されるとしても、あまり気持ちの良いものではありません。

詳細な情報はこちらを参照してください。

「手描き入力とタイプ入力を改善する」には以下のように表示されます。

手描き入力とタイプ入力を改善する

手描き入力およびタイピング入力の認識を強化するための診断データをMicrosoftに送信することを選択した場合、Microsoftでは、Windowsユーザーが利用している多くの言語における手書き認識、オートコンプリート、次の単語の予測、スペル修正などの機能を強化するために、入力または手描き入力したコンテンツのサンプルを収集します。Microsoftが手描き入力およびタイピング入力の診断データを収集すると、小さいサンプルに分割され、元の内容の再構築やユーザーとの関連付けにつながるような一意の識別子、シーケンス情報、その他のデータ(名前、メールアドレス、数値など)は、処理によって取り除かれます。

この設定は、[スタート]>[設定]>[プライバシー]>[診断 & フィードバック]でいつでもオフにできます。手描き入力およびタイピング入力のデータについて詳しくは、こちらをご覧ください

 

診断データを使用してエクスペリエンスをカスタマイズする

あるファイルを開こうとすると、いつものアプリではなく「Windows 10のおすすめ」として別のアプリで開く選択肢が表示される場合があります。このような提案がMicrosoftの言う「エクスペリエンス」です。

この提案を、よりユーザー向けにカスタマイズするために診断データを使うというものです。

詳細な情報はこちらを参照してください。

「診断データを使用して工クスペリエンスをカスタマイズする」には以下のように表示されます。

診断データを使用して工クスペリエンスをカスタマイズする

工クスペリエンスのカスタマイズをオンにすることを選択した場合、ユーザーの二ーズに応じてMicrosoftの製品やサービスを強化するため、Windows診断データ(選択内容に応じて[基本]または[完全])を使用してカスタマイズされたヒント、広告、推奨事項が表示されます。診断データ設定で[基本]を選択した場合、デバイス、その設定と機能、正常に動作しているかどうかに関する情報に基づいてカスタマイズが行われます。[完全]を選択した場合、閲覧したWebサイト、アプリや機能の使い方に関する情報、デバイスの正常性に関する追加情報に基づいてもカスタマイズが行われます。ユーザーが[完全]を選択した場合に受け取ったクラッシュ ダンプ、音声、タイピング入力、手描き入力データの内容はカスタマイズに使用されません。

工クスペリエンスのカスタマイズには、Windowsのカスタマイズおよび最適化に関する提案と、Windowsの工クスペリエンスに役立つMicrosoftやサード パーティの製品とサービス、機能、アプリ、ハードウェアに関する広告と提案が含まれます。たとえば、デバイスを最大限に活用できるように、ユーザーが知らない可能性のある機能や新機能について、情報が表示されます。Windowsデバイスに問題が発生している場合は、ソリューションが提案されることもあります。ロック画面を写真でカスタマイズする、好きな種類の写真をもっと表示する、好きでない種類の写真を表示しないようにする、などの機会を提示されることもあります。ブラウザーで動画をストリーミングしている場合、より効率的なストリーミングが可能なMicrosoft Storeアプリが推奨されることもあります。または、ハードドライプの領域が不足している場合は、WindowsからOneDriveを試してみるように推奨されたり、ハードウェア容量を追加購入するように推奨されることもあります。

この設定は、[スタート]>[設定]>[プライバシー]>[診断 & フィードバック]でいつでもオフにできます。診断データを使用した工クスペリエンスのカスタマイズの詳細については、こちらをご覧ください

 

広告識別子

広告識別子は広告提供元ごとに持っていますので、ここで設定できるのはMicrosoft(Bing)関係だけです。

詳細な情報はこちらを参照してください。

「広告識別子」には以下のように表示されます。

広告識別子

アプリ開発会社や広告ネットワークが、より関連性の高い広告をアプリで提供できるよう、デバイスを使用するユーザーごとにWindowsによって一意の広告識別子が作成されます。広告識別子が有効な場合、アプリは広告識別子にアクセスして使用することができます。これは、Webサイトがcookieに保存された一意の識別子にアクセスして使用するのとほぼ同じ仕組みです。アプリ開発者(およびアプリ開発者が利用する広告ネットワーク)は、収集したユーザーに関する個人データを広告識別子に関連付け、その個人データを使ってユーザーに関連性の高い広告を表示するなど、アプリ全体にわたってカスタマイズされた工クスペリエンスを提供することができます。

広告識別子の設定は、興味に基づく広告を提供するためにWindows広告識別子を使用するWindowsアプリに適用されます。広告識別子の設定は、Microsoftまたはサードパーティによって提供される興味に基づく広告の他の手法(Webサイトで興味に基づく表示広告の提供に使用されるCookieなど)には適用されません。Windowsでアクセスまたはインストールするサード パーティ製品では、独自のプライバシー ポリシーに従い、興味に基づく他の形式の広告が提供される場合もあります。Microsoftでは、直接またはサード パーティの広告プロバイダーとの提携により、特定のMicrosoft製品で興味に基づく他の形式の広告を提供しています。Microsoftによるその他の興味に基づく広告については、こちらをクリックしてください。

Windowsの広告識別子の設定は、[スタート]>[設定]>[プライバシー]でいつでもオフにできます。広告識別子をオフにすると、ユーザーの興味を引かない、関連性の低い広告が表示される可能性がありますが、表示される広告の数は変わりません。オンに戻すと広告識別子がリセットされます。広告識別子について詳しくは、こちらをご覧ください

 

Windows Defender SmartScreen

Windows Defender SmartScreenとはMicrosoftが提供するクラウドベースのセキュリティソリューションです。

サードパーティ製セキュリティソフトを使うなら不要で、インストールすると自動でオフになります。

プライバシーの設定画面からはオフにはできません。

詳細な情報はこちらを参照してください。

「Windows Defender SmartScreen」には以下のように表示されます。

Windows Defender SmartScreen

Windows Defender SmartScreenは、ユーザーが閲覧するWebサイトやダウンロードするファイルに関するデータをMicrosoftに送信し、必要に応じて警告を送り、このデバイスを使用しているユーザーを危険なWebコンテンツや悪意のあるソフトウェアから守ります。Microsoftのサービスおよびサード パーティのサービスの使用時にユーザーを保護できるように、Windows Defender SmartScreenは既定でオンに設定されています。

Windows Defender SmartScreenは、[スタート]>[Windows Defender セキュリティ センター]>[アプリとブラウザーの制御]でいつでもオフにできます。Windows Defender SmartScreenについて詳しくは、こちらをご覧ください

 

まとめ

Windows 10 バージョン1803からの大きな変更はありません。以前から秘密裏に収集していたデータや、実際には制限できないWindows 10の仕組みについて説明が増えただけです。

プライバシーの基本は「パソコンを使う上で必要な情報以外は提供しない」ことです。

なお、ここでの設定は基本項目だけです。「設定」アプリの「プライバシー」では他にも多くの項目が既定で有効となっていますので注意してください。

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