Windows 10 バージョン1607でバグが発生、改善は9月以降

Windows10_RTM_image
Pocket

Windows 10 バージョン1607にアップデートしたPCで大きな2種類の問題が発生しているとのことです。

一部のバグの修正および対策は9月以降になるようです。

Windows 10 バージョン1607での2つのバグ

Windows 10 Insider Programはテストということで、一般的な環境とは違ったテスト環境でテストが行われることが多いのでしょう。今回のバグは一般的な使い方をしていればすぐに見つかったのではないかと思われるもの、ユーザーを甘く見ていたものなど、何のためのInsider Programなのだろうと思ってしまうものばかりです。

公表されているのは大まかに2種類あります。

SSDにインストールしたシステム以外のドライブが見えなくなりフリーズする

8月末に更新プログラムが配信されました

Windows 10 バージョン1607をSSDにインストールして、アプリやデータを別ドライブに入れていると、システムパーティション以外が見えなくなりフリーズするとのことです。

ただ、「a small number of reports」とあり、それほど多く発生しているわけではないようですが、日本人のフォーラムへの投稿もあります。

ニュースサイトによって認識に違いがあります。原文では、「the operating system stored on a solid-state drive (SSD) and apps and data stored on a separate drive」とあり、システムSSDとは別デバイスのSSD/HDDなのか、システムSSDの別パーティションなのかがハッキリしません。

システムドライブ以外のドライブは見えなくなっているだけでデータは消えていないそうです。

解決策として提示されているのは、Windows 10 バージョン1607への更新適用前に戻すことなのですが、今回から戻せる猶予期間が10日に短縮されたため、戻せない人が多いと思います。

セーフモードではシステム以外のドライブも見えるとのことなので、システムパーティションに移せばよいとのことです。その場合、パスが変わってしまうため正常に戻すことは難しいでしょう。とりあえずドライブが見えた状態でデータだけでもバックアップを取っておく方がよいでしょう。

現時点では根本的な解決策は提示されていません。

USBカメラが使えなくなる

Windows 10 バージョン1607にアップデートすると一部のUSBカメラが使えなくなるそうです。

USBカメラの映像を圧縮する方式にはNV12、YUY2、MJPEG、H.264などがあるのですが、Windows 10 バージョン1607からMJPEGとH.264に対応するのを止めたため、その方式を使っているUSBカメラが使えなくなったということです。

理由が非常にお粗末で、Surface Pro 4やSurface Bookでは使っていないからとのことです。

これも現状では根本的な解決策は無く、9月に修正するとのことです。非公式の回避策はGigaZiNEの記事に説明があります。

バージョン1511も危ないかも

メインPCをWindows 10 バージョン1607にバージョンアップしてからいろいろ調子が悪くなり、いろいろ試しても改善しないのでクリーンインストールすることにしました。

ところが、Windows 10 バージョン1607のUSBメモリーからブートしてもインストール画面が表示されず、Windows 10 バージョン1511の最新イメージのUSBメモリーでブートしても同じ状態でした。

試行錯誤の結果、システム用SSDとは別のデータ用HDDがPCに接続されているとインストール画面が表示されないことが分かりました。5月にWindows 10 バージョン1511をインストールした時は問題は起きなかったのですが。ちなみにシステムはGIGABYTE GA-Z170X-UD5 THにCore i7-6700Kを載せたものです。

データ用HDDにはデータしか置いていないのですが、Windows 10は何故かそのドライブのデータを見に行くようです。最新のWindows 10にはWindows Defenderオフラインが搭載されているので、ブート時にすべてのドライブに対して簡単な検査をしているのかもしれません。

Windows 10のブートシーケンスには根本的な問題があるようです。

レガシーシステムを使っている場合は注意

メインPCで起きているもう一つの問題はWindows Media Playerや映画&テレビアプリでMPEG4の再生がうまくできないことです。Intel HD GraphicのPCでは問題無いのですが、NVIDIAのグラフィックを使っているPCで問題が発生します。

ところがPowerDVDを起動しておくだけで再生できるようになります。これは今までWindowsでサポートしていたMPEG4再生のための何かをWindows 10 バージョン1607で止めたためWindowsだけでは再生できなくとも、PowerDVDが起動されていればそちらが使われるという状態と思われます。

USBカメラのMJPEGとH.264のサポート停止と同様に、多くの機能が公表されずにサポートを停止されている可能性があります。

これは昔から使っているアプリがどんどん使えなくなり、買い替えなければならないことになる危険性があります。

まとめ

Windows 10 バージョン1607は私としては便利になったとか、改善されたと思えるところが何もありません。

運良く、未だにWindows UpdateからWindows 10 バージョン1607へのアップデートが降って来ないなら、現状では急いでアップデートしない方が良いかもしれません。

関連記事:

Amazonで見る
Pocket

2 comments

  • 斉藤隆

    1607にアップデートしないようにするには,どうすればいいのですか?
    悪逆なマイクロソフトは,必ずアップデートするように,仕向けてきますが,単に,アップデート推奨画面を,消すだけでいいのですか?
    調子よく使っているので,アップデートする必要が全くありません。
    無論,マイクロソフトの馬鹿なプログラマーのスペックには怒りが多々ありますし,バグも沢山あります。
    EXCELの複数画面が消えて,出てこないとか,WORDはいいのですが。文字フォントが馬鹿な指定になって,win7と比べて見づらい。色も,白しかない。IMEを押しつけてくるとか,うっかり再起動すると,密かのIMEに変えるなど。また画面背景が,高齢者(私)のことを全く考えない,暗いものと白文字だけとか。各種のバーが,白抜きで,境目が不明で,特に高齢者には見づらいとか,・・・いろいろ上げたら切りがない「悪いことばかり」で悪逆なマイクロソフトを使う度に呪っています。こうした全ては,馬鹿なプログラマーの所為だけではなく,マイクロソフトの強欲な経営者が,世の中を理解していない所為です。これは,ビルゲイツも高齢だから彼にちゃんとレビューして貰えば,分かるはずです。・・・・と文句がたらたらですが,兎に角,教えて下さい。

    • Solomon

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      御指摘のようにWindows 10は安定していれば更新したくないです。いくつかの使い辛い項目に関しては、こちらの記事を参考にして頂けると幸いです。

      [まとめ]Windows 10をインストールしたら最初にやっておいた方が良い設定
      http://solomon-review.net/windows10-1511-setting-article-summary/

      Windows 10 バージョン1607にアップデートしない方法はこちらのサイトで紹介されています。

      「Windows 10」のメジャーアップグレードを延期する手順
      http://www.japan-secure.com/entry/how_to_defer_major_updates_in_Windows_10.html

      3種類の方法が提示されていますが「1、【グループポリシーエディターの画面から延期する】」は製品自体がビジネス向け製品と同様に変わってしまいますので、一般向け製品と挙動が変わりお勧めできません。

      Windows 10 Proの場合は、「2、【Windowsの設定という画面から延期する】」、Windows 10 Homeの場合は、「3、【コマンドプロンプトの画面から延期する】」の方法で数週間は遅らせることができます。

      どの方法でも完全に更新を止めることはできません。

      Windows 10は常に更新を続けるため、バグの修正とともに新たなバグを作り込んでいます。更新を止めるとバグが修正されないため、あまりよろしい状態ではありません。

      結局、騙し騙し使うしか無いというのが私の考えです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*