Venue 8 Pro 3000
共同開発製品ではなく、DELLによるVenue 8 Proの正当な後継機であるVenue 8 Pro 3000が発表されました。
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- デル、24,818円からのOffice搭載8型Windowsタブレット(PC Watch)
- デル、8型液晶搭載Windowsタブレット「Dell Venue 8 Pro 3000」など2モデルを発表(ITmedia)
- Venue 8 Pro 3000 製品情報(DELL)
これもよく見るとスペックや外観が昨年発売されたVenue 8 Proとそっくりですが、ソケットが違うので基板は再設計したようです。
- Atom Processor Z3735G (Venue 8 Pro 3000)(Intel)
- Atom Processor Z3775D (EveryPad Pro)(Intel)
- Atom Processor Z3740D (Venue 8 Pro)(Intel)
- 上記3CPUの比較(Intel)
その他の仕様はVenue 8 Proと同じなので、設計資産の流用、安価なCPUへの変更、無償OS、メモリーの半減、ストレージの半減などで順当に価格が下がっています。ストレージが32GBと少ないので、MicroSDなどで増設してもリムーバブルメディアとして扱われるので、「ごみ箱」機能が使えない点は注意が必要です。メモリーも1GBなので、キャッシュが少なくなる分、プログラムの起動や安定性に影響が出るかもしれません。
安価なモバイルルーターと組み合わせれば、EveryPad Proより安く、某オンラインゲームを遊べるでしょう。
また、この製品はデジタイザーペンであるDELL Active Stylusに対応していないようです。どうしてもデスクトップを使う必要があるWindows8.1では、マウスかデジタイザーペンは必須と考えますが、DELLに限らず安価なWindowsタブレットは、すべてデジタイザーペンが使えません。
安価な製品ですが、同時に発表となった、Venue 11 Pro 7000がCore Mを搭載して進化しているのに比べて、見劣りします。8インチタブレットは、ゲーム専用、電子書籍リーダー専用など用途を絞って、安価に使った方がよいのかもしれません。
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