2015年10月6日のイベントでMicrosoftからSurface Pro 4などが発表されました。
サプライズとしてSurface Bookも発表されました。
ニュースサイトでの紹介記事はいろいろあります。
実機の記事ではCPUの供給が遅れているのでCore i5モデルがまず発売され、Core m3/i7は遅れるとのことです。一般的な使い方でストレスを感じないレベルとなるとCore i5以上は必要であり、実際の売れ筋もCore i5ですから供給の問題はないと思います。
外観はSurface Pro 3と殆ど変わりありません。細かな改良は成されているようです。
詳細な説明は、こちらで見ることができます。
仕様については購入ページの比較表で確認できます。
CPUはCore m3/i5/i7と変則的な構成です。画面解像度は2160x1440から2736x1824に上がってはいますが、スケーリングを使った拡大表示が行われますのでデスクトップはあまり広くはならないでしょう。
唯一、Windows Helloに対応するための指紋センサーがType Coverに付きました。
詳細なスペックは発表されませんでしたが、Surface Pro 3より30%速いと言っていますので、比較はCore mではないようです。
MacBook Airに対しては50%速いとのことです。
この写真のCPU部分をを拡大してみると、CORE i7とあります。
米国での受注は10/7から、発売は10/26で、価格は$899からで、フルカスタマイズすると$2,699です。
米国版はOffice 365 30日試用版が付きますが、これは本来無料です。日本向けにはOffice Home & Business Premiumが付くでしょうから、若干価格は高くなると思います。
VAIO Z Canvasと似たコンセプトの製品です。
詳細な説明は、こちらで見ることができます。
仕様については購入ページの比較表で確認できます。
CPUはCore i5/i7です。ディスプレイ解像度は3000x2000ですが、こちらもスケーリングによる拡大表示が行われるので作業解像度はSurface Pro 4とほぼ同じでしょう。
特徴的なのがヒンジ部分です。
内部はこうなっているそうです。無段階で開き具合を調節できます。日本のように電車で移動することが多い国では、キックスタンドよりクラムシェルの方が使いやすいです。
そして、キーボードは外せます。反対向きでも取り付けられます。
クリエイターやCADなどを使う設計の専門家向けの製品です。NVIDIA GeForse、GDDR5などを積んでいます。
非常にパワフルで、MacoBook Proの2倍以上速いとのことです。
米国での受注は10/7から、発売は10/26で、価格は$1,499~$2,699です。GeForceを積んだモデルは$1,899からです。
米国版はOffice 365 30日試用版が付きますが、これは本来無料です。日本向けにはOffice Home & Business Premiumが付くでしょうから、若干価格は高くなると思われます。
Surface Pro 4は第6世代Core iを積んでいるかもしれませんが、多数の排気口があることからファンによる空冷式で、Surface Pro 3とそれほど構成は変わっていないように見えます。部品というのは市場要求に合わせて世代交代するので古い部品は入手できなくなります。スペックアップに見えることも実際はその時入手できる部品に変えただけかもしれません。
一方、Surface Bookはあらん限りの技術をつぎ込んだパワフルな製品となっています。iPad PorがSurface Proに追いつきそうな状況にあって、Surface Bookで大きく引き離してしまいました。
また、Surface miniが発表されず、より大きな13.5インチのSurface Bookが発表されたことから、やはり8インチ程度のタブレットは消えて行くのでしょう。
Surface Pro 4については、スペックの向上が生産性の向上に結びつかない可能性があります。Windows 10プリインストール版も出たことで、価格が下がればSurface Pro 3の方がお得かもしれません。