インクジェット複合機のクリーニング機能

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ブラザーのA3インクジェット複合機MFC-J6510DWを使っているのですが、インクが無くなったのでカートリッジを交換して、念のためにテスト印刷をしてみたところ、一部分が印刷されません。パネルの指示に従い、クリーニングとテスト印刷を繰り返していたところ、新品のインクカートリッジをクリーニングで使い切ってしまいました。

20回ほど繰り返したので、やり過ぎとも言えますが、修理となれば数万円かかるのと、少しずつ改善していたので、直ると思って繰り返しました。まさかカートリッジを使い切るとは思っていませんでした。

私の使い方だと、カートリッジ1セットで半年ぐらいは使えます。また、毎日昼の12時に自動でクリーニングも行われています。そのため、クリーニングでカートリッジを使い切るとは思っていませんでした。

これらのことから言えることは、以下のとおりです。

  • 定期的に自動で行われているクリーニングを過信しない
  • 月に1回など定期的にテスト印刷を行い、ノズルが詰まっていないことを確認する
  • 詰まっていた場合は、クリーニングを行い早期にノズルの詰りを解消する
  • クリーニングは数回でやめる
  • 改善の兆候が見えてクリーニングを繰り返す場合は、カートリッジを使い切る可能性を認識しておく
  • 直らないなら修理せず、買い替えを検討する

ノズルは、よく詰まるので、定期的なテスト印刷で確認していたのですが、暑くなってきて早くインクが固まってしまったようです。

以前使っていたキャノンのFAXは、3回ほどクリーニングを繰り返すとクリーニング方法を変えていました。熱を加えて溶かしていたような感じです。その後は綺麗に印刷できるようになります。ブラザーのクリーニング方法は何度繰り返しても同じでした。

前の機種MFC-6490CNでも同じことが発生し、その時は、ブラザーの好意で交換してもらえたのですが、今回、修理見積もりを行ったところ、新品を買うのと大して変わらない金額でした。スキャナー画質の問題もありますので、廃棄することになりそうです。

ブラザーの複合機は、エプソンやキャノンの複合機と比べて、コストパフォーマンスは良いのですが、デフレで本体価格の相場が下がったためか、部品の品質が低下していたり、寿命が短くなっていたりと、問題が多くなり残念です。

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