JUSTIO MFC-J6510DW のスキャナーについて

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今期から始まったアニメの「桜Trick」の原作本の電子書籍を買ってみたところ、どこかで見たような縞模様が。

こちらのページの右側にある「無料サンプルを見る」で表示される最初のページの掛布団やカーテンを見ると縞模様が見えます。Brotherの複合機でスキャンしたのかはわかりませんが、対策として購入したエプソンのGT-X820では、どのような画像をスキャンしても縞模様が表示されるようなことはありませんでした。

縞模様を問題としないメーカーにも問題はありますが、縞模様が出てもそのまま電子書籍として納品するスキャン代行会社もどうかと思います。


Windows 8は、Windows 7からアップグレードするメリットがあまり感じられず、発売されてもすぐには移行しませんでした。しかし、そろそろ移行しないと話題に遅れると、今年の初めに移行したのですが、今まで使っていたMFC-6490CNのドライバーがWindows 8では使えないことがわかりました。

今更、Windows 7に戻るのも大変だし、かと言って、Windows 8のドライバーがリリースされるまで待つことも出来ず、既にドライバーがリリースされていたMFC-J6510DWに買い替えました。

プリンターに関しては、両面印刷が出来るなど、メリットが大きかったのですが、スキャナーに関しては、買い替えたのは失敗でした。

A3スキャナー

元々、雑誌の折り込みポスターや、LPサイズのジャケットなのをスキャンしたくて、A3対応のスキャナーを探していました。EPSONから販売されているものは、10万円以上もするため、なかなか手が出ません。そこにブラザーからA3複合機が5万円台で発売されたので、MFC-6490CNを購入しました。高価なスキャナーとの画質の差はわかりませんが、特に不満も無く使えていました。その後、上記の理由でMFC-J6510DWに買い替えました。

縞模様

MFC-J6510DWで、ある原稿をスキャンしたところ、縞模様が入っているのに気付きました。縞模様は、スキャンヘッドの方向、ヘッドが動く方向と垂直に入ります。通常、カラーの印刷物を高解像度でスキャンした画像を縮小すると、模様のようなムラが表示されることがあります。その場合は縦横両方に縞が表示され、一方向だけに縞が表示されることは、あまりありません。拡大率100%でも縞模様が見えるなら、網点の影響とは違う原因が考えられます。

どの色でも起きるのかというと、赤やピンクだけのようです。

これは、iPhone5cのカタログを300dpiでスキャンし、拡大率100%とした画像です。赤い部分はハッキリと縞模様が見えますが、緑、空色、黄色の部分に縞は見えません。

iPhone_01

これは600dpiでスキャンし、50%に縮小したもの

iPhone_02

これは1200dpiでスキャンし、25%に縮小したもの

iPhone_03

赤やピンクで縞模様が目立つので、人物が入った印刷物の肌の部分に影響が出ます。

解像度を上げて、縮小すれば目立たなくなりますが、縞が入っていることに変わりありません。

これは、1200dpiでスキャンし、拡大率100%とした画像です。

iPhone_04

まとめ

縞模様が入る問題は、MFC-6490CNでは起きませんでした。また、今年発売になる、MFC-J6570CDWMFC-J6970CDWでも、改善はされていないとのことで、ブラザー製品については、諦めるしかありません。

JUSTIOは、ビジネス向け製品で、画像を扱うものではないので、スキャン画質を求めても無理があるのはわかります。しかし、スキャン速度を上げたことで画質が悪くなるのはどうかと思います。

外国製の安いA3スキャナーは、評判が悪いですし、EPSONのA3複合機のPX-1600Fも、紙送りの評判が悪く、プリンターとしては使えない代物のようですので、JUSTIOで使っているFAX機能、印刷機能の置き換えにはなりません。

PX-1600Fについては、モアレ除去機能は付いているとのことなので、とりあえず、スキャナーだけでも使えればと、エプソンスクエアで試してみるつもりです。

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