iPhoneのバッテリー交換が安くなったとのことで交換しようとしたらバッテリーの入荷待ちとのことです。
入荷も限りがあるようなので、ゆっくり構えていると交換できなくなる可能性があります。
iPhoneのバッテリーとパフォーマンスの問題
一般的にパソコンなどに使われているリチウムイオン・バッテリーは2年から3年程度で寿命が来ます。
iPhoneの場合はバッテリーケア(Battery Care)などのアプリでおおよその劣化状態を確認できます。
このような表示なら問題無いのですが、
こうなると交換が必要です。
バッテリーが劣化すると単に持ちが悪くなるだけでなく、ゲームなどで大きな負荷がかかると急激にバッテリーの電圧が低下し、突然、電源が切れる場合もあります。
突然の電源断はiPhoneの回路にもダメージを与えるため、Appleはこのようにバッテリーが劣化した状態になるとiPhoneのスピードを落として、突然の電源断を防ぐ仕組みをiOSに組み込んでいました。
しかし、そのことを隠していたため提訴される事態にまで発展しました。
その結果、Appleは非を認めました。
そして保障外でのバッテリー交換費用を機種と期間を限定して値下げしました。
バッテリー交換サービスの変更内容
今回の問題でAppleでのバッテリー交換サービスの価格が一部変更されました。詳細は、こちらのページで説明されています。
- iPhone の修理 - バッテリーと電源(Apple)
変更対象機種は、
- iPhone SE
- iPhone 6/6 Plus
- iPhone 6s/6sPlus
- iPhone 7/7 Plus
- iPhone 8/8 Plus
- iPhone X
だけで、それ以外のiPhoneについては従来通りです。
価格は保障対象外では、対象機種は3,200円(税別)、それ以外の機種は8,800円(税別)です。
期間は2018年12月31日までで、3,200円で対応するのは1台につき1回限りとのことです。
Amazonではバッテリーも修理工具も売っていますので自分で修理することも可能ですが、レビューを見ると中古バッテリーのようで3か月程度で使えなくなるとの投稿が多いです。星の数だけで判断しないように気を付けてください。
今回、対象機種となっている機種ならAppleで交換した方がよいでしょう。
修理状況
まず、こちらから「バッテリーサービスを申し込む」をクリックして持ち込み修理をと考えたのですが、来店予約は1週間先までしかできず、既に埋まっていたので「配送修理」にすることにしました。
ところが「配送修理」も申し込めず「指定した日時に電話してほしい」を選択することになりました。
Appleサポートから電話がかかってきて状況を聞いたところ、バッテリーの在庫が無いとのことで、まず、バッテリーの確保が先決で、確保できたところで修理予約ができるとのことでした。
電話応対はとても丁寧でした。
こちらでiPhoneを操作するとAppleサポートからiPhoneの遠隔診断を行いAppleが情報を収集します。何を引いているのかは分かりません。
その後、バッテリーの確保をお願いしました。
私が修理を申し込んだのはiPhone 6 Plusなのですが、1月中旬に申し込んでバッテリーが確保できるのが3月下旬以降とのことでした。
サポートページにも
iPhone のバッテリー交換が必要ですか?
Apple Store へ来店する前に、今すぐ Apple サポートへ電話をしてバッテリーを予約します。iPhone 6、iPhone 6 Plus、および iPhone 6s Plus の交換用バッテリーの数には限りがあります。
という記述があり、iPhone 6/6 Plus/6s Plusの場合は急いで申し込んだ方が良さそうです。
iPhone 6sは、以前にバッテリーで問題を起こして無償修理を行ったのでバッテリーを増産したのでしょう。
後ほど届いたメールにもこのようにあります。
まとめ
Appleでのバッテリー交換費用が1年間限定で安くなりました。
自分での交換を考えるより、まず、正規ルートでの修理を検討してください。
そしてiPhone 6/6 Plus/6s Plusの場合はできるだけ早く申し込んでバッテリーを確保してください。
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