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「Windows 10への無償アップグレードを管理する方法」は危険なので実施しない方がよいでしょう(更新)

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Windows Updateや通知領域に表示されているWindows 10へのアップグレード予約ですが、これを抑止する方法というものがマイクロソフトから公開されたそうです。

ただ、公開された方法は一般ユーザーには敷居の高い操作なので、やめておいた方がよいでしょう。アップグレードしたくないなら「予約」をしなければ自動でアップグレードされることはありません。準備ができてから予約しましょう。

Windows 10へのアップグレードの罠

Windows 10へのアップグレードは「予約」をしなければ自動でアップグレードされることはありません。(2016年5月12日以前の話で、それ以降は予約しなくてもアップグレードされます。)

ただし、あちらこちらに罠が仕掛けられており、操作を間違うとアップグレードを了承したとしてアップグレードされてしまいます。特にWindows 7では再確認無しでアップグレードを始めてしまうので困ります。

罠の詳細と回避方法については、以下の記事をご覧ください。

マイクロソフトから提示された方法

TechNetに公開された内容は以下のものです。後に「企業ユーザー向け」として投稿が変更されています。

まず、KB3065987(Windows 7用)かKB3065988(Windows 8.1用)を適用することで該当するレジストリーキーを作成し、その後、レジストリーキーを有効(アップグレードを無効)とするものです。ローカルグループポリシーエディターを使う場合は「ファイル名を指定して実行」から「gpedit.msc」を起動します。

ローカルグループポリシーエディターはProエディションのWindowsにしかありませんので、Homeエディションでは直接レジストリを書き換える必要があります。

管理する方法は危険

抑止するための方法は、一般ユーザーには馴染みのないローカルグループポリシーエディターやレジストリを直接操作するもので、間違えるとログオンできなくなったり、最悪の場合はシステムが起動しなくなる可能性があります。

いろいろな場面でWindows 10へのアップグレード予約を強要してきますので邪魔なのですが、予約しなければ自動でアップグレードされることもありませんので、危険を冒してまで上記方法を実施する必要はありません。

予約してしまった場合は3~6GBのWindows 10がダウンロードされますが、アップグレードの準備ができたと表示されても無視すればよいだけです。

予約の取り消し

間違えて予約してしまったとか、考えが変わったとかで、予約をやめたい場合は以下の手順で取り消します。なお、予約を取り消してもWindows 10がダウンロードされた3~6GBは残ってアップグレードするまで消されません。

まず、画面右下の通知領域にあるWindowsのアイコンをクリックします。

Windows10_reservation_06a

すると、この画面が表示されるので、左上の3本線のアイコンをクリックします。

Windows10-reservation-51

メニューの「アップグレードの入手」の下の「確認の表示」をクリックします。

Windows10-reservation-52

左下の「予約の取り消し」をクリックします。

Windows10-reservation-53

右の「予約の取り消し」をクリックします。

Windows10-reservation-54

取り消し処理が終わると、この画面になります。予約を取り消しても画面右下のWindowsアイコンから何度でも「予約」と「予約の取り消し」が行えますので準備が整ったら予約しましよう。今は、「閉じる」をクリックしてウィンドウを閉じます。

Windows10-reservation-55

予約の取り消しが間に合わない場合

既にアップグレードのスケジュールが表示されていて、上記方法でも解除できない場合は、下記の記事でスケジュールの解除方法が説明されています。

「今すぐ再起動」と表示されアップグレードが始まる直前の場合

上記のどの方法でも解除できず、このように表示され再起動するとアップグレードが始まる状態の場合は、システムの復元で回避できる場合があります。詳しくは、こちらの記事の対処法を参照願います。

Windows10_reboot

アップグレードが始まってしまった場合

指示に従い再起動したら、このような画面になってしまった場合は、あきらめてWindows 10へのアップグレードの完了を待ってから元のWindowsに戻します。Windows 10の仕組みで戻す方法については、こちらのサイトで説明されています。

Windows10_build10565_02

強制的にアップグレードを止めてシステムの復元を行うこともできます。しかし、アップグレードの進捗状況によってはWindows 10も元のWindowsも立ち上がらなくなる危険性があります。そのため、アップグレードの完了を待った方が安全です。

なお、今頃になってたっとMicrosoftも元のバージョンのWindowsに戻す方法の動画を掲載しました。

まとめ

企業のIT管理者向けの情報のようですが、記事や告知の仕方から一般ユーザーが実施しそうで危険です。特に通常は記されているレジストリの直接操作の危険性について全く言及がないのも困ります。

予約しなければ自動でアップグレードされることはありませんので、準備ができたら予約しましょう。

「Windows 10への無償アップグレードを抑止する方法」は、内容が理解できないようなら実施しないようにしてください。

分かる場合は、下記の記事に詳細な手順があります。

「Windows 10への無償アップグレードを抑止する方法」を実施した場合はタスクトレイの「Windows 10を入手する」は残りますが、ダウンロードされたWindows 10は削除されWindows Updateでアップグレードされることも無くなります。

なお、該当レジストリーを書き換えるツールが出てきたようです。作った方が配布されているようなので、自己責任で試してみるなら、「FX1437663484」を検索してみてください。

このソフトがトロイの木馬ではないかというコメントを頂きましたが、私が調べた限りでは問題は検出されませんでした。それでも個人作成のソフトですので自分が使っているウイルス対策ソフトでスキャンして問題が無いか確認してみてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    そもそも家庭向けエディションではできないって話もあるようですね。
    グループポリシー機能もないし、関連のレジストリキーもないとかです。
    まあやるにせよ、いずれ自己責任でということではあるのでしょうね。

    • Solomon より:

      コメントを頂きありがとうございます。

      ローカルグループポリシーエディターはProバージョンにしか付いていないことを忘れていましたので追記させて頂きました。
      他の設定変更と同様なら、レジストリーキーが無い場合はHomeバージョンでも作成すれば機能する可能性はあると思います。これは検証してみます。

  2. 匿名 より:

    少々危険を煽り過ぎではないでしょうか。
    レジストリの書き換えはともかくとして、グループポリシーの操作をどう間違えればシステムが起動しなくなるのでしょうか。

    • Solomon より:

      コメントを頂きありがとうございます。

      煽っていると思われたようで誠に申し訳御座いません。

      確かにローカルグループポリシーエディターの操作の間違いではシステムが起動しなくなるようなことは滅多にありません。

      しかし、初心者はどんな操作をするかわかりませんので、できればシステムツールは操作して欲しくないと考えます。

      • 匿名 より:

        >初心者はどんな操作をするかわかりませんので
        その理屈なら「よくわからないのでうっかりwindows10アップデートしてしまった」も同じくらい発生しそうですが・・・

        とはいえ初心者があまりうかつにシステム設定の深い所をいじるな、という点は同意ですので
        どこかの有志がパッチ作成してくれるのを待つのが今のところ良いのではないでしょうか。
        今日明日くらいには出るんじゃないかなー

        • Solomon より:

          >その理屈なら「よくわからないのでうっかりwindows10アップデートしてしまった」も同じくらい発生しそうですが・・・

          その心配があるので、こちらの記事を書きましたが・・・
          Windows 10へのアップグレード、迷っているなら、やめましょう
          http://solomon-review.net/windows10-upgrade-5/

          >どこかの有志がパッチ作成してくれるのを待つのが今のところ良いのではないでしょうか。

          これは私も期待しております。Home Editionでも使えるものを。

  3. 通りすがり より:

    FX1437663484 から、トロイの木馬げ検出されました。

    • Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      記事を掲載した時点で「FX1437663484.exe」をWindows Defenderでスキャンして問題無いことを確認しています。

      また、現時点(2015/8/29 12:00)でWindows 10のWindows Defender及びG Dataインターネットセキュリティ2015でスキャンしてみましたが問題は検出されませんでした。

      • 通りすがり より:

        上記のコメントを記載した者です。

        当方の環境では、マカフィー・リブセーフインターネットセキュリティと、ノートンインターネットセキュリティ
        の両方で、問題を検出します。マカフィー(検出名 Generic.ff)、ノートン(検出名 Trojan.Dropper)。

        • Solomon より:

          詳細な情報を御連絡頂きありがとうございます。

          こちらで質問されているように個人製作のソフトは誤検出されることもあるようですので、使うかどうかは本人に判断してもらうしかないと思います。

          ノートンで、ウイルス誤検出した場合。
          http://q.hatena.ne.jp/1254310111

  4. もす より:

    何度この方法で予約の取り消しをしても
    いつのまにか強制的に再起動→予約の時間になりました再起動してくださいの表示が出ます
    その表示を無視してWindowsを入手するという画面を確認しても予約されていません
    予約されていないのに勝手に更新しようとするのは何が原因なのでしょうか・・・?

    • Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      現在、Windows 10へのアップグレードを予約すると数時間で準備が完了し、それ以降は予約を取り消してもアップグレードを止めることはできません。

      こちらの記事にコメントを頂いた方と同じ症状だと思われます。

      Windows 10へ自動アップグレードという誤解の根拠(更新)
      http://solomon-review.net/windows10-auto-upgrade/

      Windows 10へのアップグレードをやめたい場合は、こちらの記事に記した方法で「システムの復元」を試みては如何でしょうか。

      逃れられないWindows 10へのアップグレード
      http://solomon-review.net/cannot-escape-upgrade-windows10/

  5. 田原洋 より:

    パソコンはワープロとメールに使う程度の77歳。ウィンドウズ7を使っていましたが、10の宣伝文句にうっかり乗って、導入してしまいました。
    わからないことだらけで、参っています。10をやめてしまいたいが、どうすれば解除できるかもわかりません。

    • Solomon Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。また、御回答が遅れて申し訳ございません。

      Windows 7からWindows 10にアップグレードしてから31日以内なら、下記のページで説明されている方法でWindows 7に戻すことができます。
      画面写真はWindows 8.1からのアップグレードですが、Windows 7からアップグレードした仮想マシンで確認したところ、説明画面のWindows 8.1をWindows 7に読み替えてもらえれば、そのまま同じように実行できます。

      アップグレードしたWindows 10を以前のOSに戻すには
      http://dekiru.net/article/12959/

      31日を過ぎてしまった場合は、データをバックアップしてからWindows 7を再インストールすることになります。
      詳細については当サイトの「お問い合わせ」からお問い合わせ頂ければ復旧に御協力させて頂きます。

  6. クリンゴン より:

    私は何でもかんでも100パーセント、PCの発するメッセージを信用なんかしていません。ある程度の経験や知識のあるユーザーならすべて自己責任で判断すべきですね。決めつけないことです。

    • Solomon Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      PCが表示するメッセージはメーカーの責任逃れでしかありませんので信用できません。その事実を知らない人も多いので経験や知識の無い人は信用してしまうでしょう。

      回答を求めて検索してもメーカーの宣伝かステマしか出てきませんから、自己責任となってしまうのは仕方ないでしょう。

  7. 通行人 より:

    windows10アップグレードを防ぐのは2016年になるとますます困難になりそうです。理由:①MS副社長がWin10を更新で推奨すると声明した。②過去にWin2003でユーザーのWindowsUpdateの設定をMS側からリーモートで自動更新に書き換えて多くの更新を勝手にインストールした「事故」もあります。MSの技術ならインターネット接続のユーザーにWin10を送りつけるのは簡単なようです。③Windowsのライセンス契約では、ユーザーPCで動いているWindowsソフトの所有権はMSにあり、MSが改変してもPC所有者は文句を言えず、しかも集団訴訟をしないとなっているようです。さすが法律のプロ、抜け目無いですよ。④MSの経営が危機的。スマホ85,PC 15で新規PCが多く売れない。MSの2大収入は新規PCへのwindows,Office収入。単価も低下の一途。ビル・ゲイツは後半年とか言ったそうです。(1年前、残り18月)焦りまくっているようです。⑤全ユーザーがWin10に変えれると、PCライフサイクルをMSが自由コントロール可能。全ソフトのライフサイクルもコントロール可能になる。例えばGoogle  Chromeを動かなくさせれる。古いマザーボードのPCにトラブルが出る等妄想してしまいます。Win10では自動更新をやめられない。⑦望ましいのはMSが利益を出し続け超優良企業として存続し、立派にPC文化を発展させ続けてくれることです。

    • Solomon Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      MSが死に物狂いであることはひしひしと感じるのですが、MSが潰れてしまえば、日本という国家がASCIIやルネサスエレクトロニクスに対して行ったようにMSを米国が国有化するでしょう。そうなるとスノーデン氏の告発が意味するように全世界のPCを米国が掌握することになり危険です。
      逆にMSが生き残ってもSF映画のように一企業が全世界のPCとWindows 10 IoTで家電まで掌握することになりこちらも危険です。

      各国が自国でOSを開発し、Windowsというプラットフォームから卒業すべき時期なのかもしれません。

  8. そら より:

    10がダウンロードされました、再起動してくださいの文字。
    アンインストールするには、再起動しないと駄目なので
    どのみち10になってしまうのでしょうか?

  9. 美貴 より:

    初めましてwindows10アップデートへ申し込みプリンター等不具合が出てwindows7に戻した次第でパソコンメーカより貴方のパソコンはwindows10対象外との事でこのままwindows7を使います。

    • Solomon Solomon より:

      コメントを頂き、ありがとうございます。

      Windows 7がアップグレード対象と言ってもメーカーサポートが受けられるのはWindows 8が発売された以降の製品なので、通常は自力で対応できないとアップグレードは無理だと思われます。

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