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紛らわしいUSB Type-CとThunderbolt 3の関係

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Appleの12インチMacBookで採用され注目を浴びているUSB Type-Cですが、Thunderbolt 3も同じコネクターを使うことから紛らわしい状態になっています。

Mini USB、Micro USBからUSB Type-Cへ

PSPで最少されていたMini USBは、スマホなどでより薄したいとする要求からかMicro USBが一般化しました。

標準USBコネクターを採用する機器ではUSB 3.0対応が当たり前の状態となりつつある中で、Micro USBだけは未だにUSB 2.0です。

この状況を覆す新しいコネクターとしてUSB Type-Cコネクターが出てきました。

薄く、裏表関係なく接続できることから、今後はスマホやタブレットにも採用されることになるでしょう。

Thunderbolt 3との共存

ところが、Thunderbolt 3という規格が出て来て、同じUSB Type-Cコネクターを採用してしまいました。詳しい話はこちらの記事を参照願います。

同じUSB Type-Cだからと言っても、機種により使える機能が異なります。

例えば、ASUSのZ170-AマザーボードはUSB Type-Cコネクターを実装していますが、使える機能はUSB 3.1だけです。スペックを見てもThunderboltの記述はありません。

一方、GIGABYTEのマザーボードではUSB 3.1とThunderbolt 3の両方が使えます。

ThunderboltはIntelが政治的な絡みで立ち上げた規格で、Thunderbolt、Thunderbolt 2ではMini Display Portを使っていました。

言うなれば、Thunderboltは他の規格に寄生してシェアを広げようとしているのです。

元々、IntelはUSB 3.0以降にはUSBに消極的で、チップセットにUSB 3.0が搭載されるのも遅れましたし、Z170でもUSB 3.1は搭載されていないため、Z170マザーボードはどのメーカーでも外付け部品でUSB 3.1を実装しています。

まとめ

規格としては非常に高スペックのThunderbolt 3ですが、USB Type-Cコネクターを搭載しているからと言って使えるわけではありません。Thunderbolt 3を使いたい場合は必ずスペックを確認する必要があります。

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