torneのコントロールソフトが大幅に強化されVer.3.00になるとのことです。
機能は大幅に強化されており、有償アップデートでも十分価値がある物と思われます。
詳細はこちらを見て頂くとして、気になる点を何点か
レコ×トルネ
トルネとSONY製のBDレコーダーを連携して、すべてtorneでコントロールしようという試みです。一方、液晶テレビのBRAVIA側は、以前からBRABIA LINKによってテレビ側で周辺機器をコントロールすることを提案しています。
中年から高齢者にとってはテレビが中心でありBDレコーダーやPS3(torne)はあくまで周辺機器ですので、BRAVIA LINKの方が馴染み易いでしょう。
若い人はネット中心で、場所にとらわれずコンテンツを視聴するため、今回のレコ×トルネとリモートプレイの方がしっくりくるのかもしれません。
これは、世代別マーケティング戦略と言えなくもありませんが、まだ、SONY内での戦略の統一が成されていないようにも思えます。
BS、CS対応
今回、BDレコーダーからネットワーク経由で引いているのだと思われますが、BSとCSの番組表が見れるようになりました。
ということは、一番手間の掛かるアップデートであるユーザーインターフェースについては地デジ、BS、CSの3波に対応したことになります。
これは、torneの3波対応版を出す準備なのかもしれません。
トルネ屋
torneに関する見栄えを変えるテーマなどのカスタマイズパーツを販売するショップです。
PlayStation Store、PlayStation Homeマーケットプレイス、トロステーションさらにトルネ屋とショップが乱立しており、もう少し統一して欲しいと思います。
まとめ
今回のアップデートで torne UI(トルネのユーザーインターフェース)のBDレコーダーやBRAVIAへの展開は無くなった気がします。
対高年齢層=BRAVIAチームはクロスメディアバー、対低年齢層=torneチームはtorne UIと明確に分かれました。
torneは日本独自サービスですので、日本でのPSNの再開が遅れていたのは、トルネ屋などの準備が原因でしょう。
torneは日本ローカル製品ですが、レコ×トルネが成功すればATV版torneが出るのかもしれません。