4K 8K ダビング

Solomonレビュー[redémarrage]

4K放送は録画やメディアへの書き出しができるのか?

 

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今年の12月から4K放送が始まりますが、気になるのは「録画できるのか」という点です。

どうも、あの最悪のガラパゴス規格である「ダビング10」を踏襲しそうとのことです。

デジタル放送の録画

デジタル放送は、「デジタル」の持つ特性により録画したものを何度複製しても劣化しないことから、コンテンツの保護という名目でダビングを規制しています。

放送業界は当初、コピーワンスという1回切りのダビングしかできない方式を要求していましたが、機器メーカーと衝突し、結果的に日本独自のガラパゴス著作権保護仕様である「ダビング10」に落ち着きました。

これはハードディスクに記録した番組を最大10回まで、メディア(Blu-rayディスクやDVDディスク)にダビングできるというものです。

10回というのは10枚のメディア作成を想定しているのではなく、「ダビングに失敗しても10回もあれば最低でも1回は成功するだろう」というものです。要は許可しているのは1回のダビングなのです。

ただし、10回というのも機器メーカーで解釈が違います。

長い番組で分割しないとメディアにダビングできない場合でも、Panasonicのレコーダーは番組を分割できるので、分割した番組ごとに10回ダビングできます。

ところが東芝のレコーダーではチャプターでしか指定できないため、ダビングしていない部分もカウントされます。そのため分割した分、ダビングできる回数が減ります。

 

4K放送の録画

4K放送についても新たに議論され、当初は録画自体を禁止する方向で進んでいました。

現在は最終仕様が「高度広帯域衛星デジタル放送運用規定(TR-B39)」として4冊に分けて公開されています。

コンテンツ保護については「第4分冊」なのですが、一般人は購入する必要があり税抜き10,140円です。購入された方がいれば内容を教えて頂ければと思います。

 

どうなったのか分からない状態が続いていましたが、メディアについては先行して仕様が決まりました。

ここで定義されているのは1層25GB、2層50GB、3層100GB、4層120GBのBD、BDXLディスクの仕様であり、録画できるかどうか、できるとしても何回許可するか、などとは別の話です。

そして先ごろ東芝から4Kチューナーの発表がありました。

記事の内容は、今年の秋に4Kチューナーを5万円以下で発売するというものです。

記事の中では

シングルチューナ構成だが、4KチューナのUSB端子にUSB HDDを接続して録画も可能。2TB HDDの場合、約88時間の4K番組を録画できる。BS/110度CS 4K放送は多くの局が「ダビング10」での運用が見込まれるが、BD等へのダビングは規格が未確定のため対応せず、モバイル機器への書き出しなども含めて検討中としている。録画しながら番組を途中から再生する「追いかけ再生」への対応は検証中。また、SeeQVaultによるバックアップは、規格が無いため対応できない。

 

とあり、録画はできるようです。

ただし、「今回もダビング10で決着するのだろう」という見込みで設計しているようですので、発売される製品がどうなるかは不透明です。

また、メディアへのダビング規定が決まっていないことは明確に述べられています。

まだ3月ですが、LSIは開発から量産まで6か月かかりますので、4K BDレコーダーが4K放送開始までに発売できるかは微妙なところです。

 

注意点

現在販売されている「4Kテレビ」というものはすべて「4Kモニター プラス 2Kチューナー」です。「4Kチューナー」を内蔵した本当の意味での「4Kテレビ」というものは、1台も発売されていません。

「でも、4Kチューナーさえ買えば4Kテレビになるって言われたけど」という方は自分の買った「4Kテレビ」の仕様を確認してください。

  • 4K/60p対応のHDMI 2.0、2.0a、2.0b搭載
  • HDCP 2.2対応

この2つが記載されているかを確認する必要があります。

HDCPについては記載されていないことが多いのでネットで調べるかメーカーに問い合わせる必要があるかもしれません。HDMIの詳細についてはこちらの記事を参照願います。

これらの規格は「4Kテレビ」が発売された後で決まったので、初期の「4Kテレビ」では対応していないものがあります。

東芝の4Kチューナーは対応していなくてもつながるのですが、その場合は2Kにダウンコンバートされて表示されます。

その他にもアンテナ関係は交換が必要でしょうし、マンションなどの共聴システムは当面対応しないでしょうから、自前でアンテナを設置する必要があるでしょう。

 

まとめ

最終的には「4K放送は録画できるようになる」と思われます。

しかし東芝の4Kチューナーは、機器メーカーが願望を形にしただけのように思えますので、これが最終形態かというと疑問が残ります。

実際にどうなるのかは情報を追いかける必要がありますが、くれぐれも店員の口車に乗って未対応の製品を買わないように注意してください。


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コメントは2件です

  1. シンさま より:

    4KまではゴニョゴニョHDMIスプリッターがあるので大丈夫ですね。
    8Kになれば8K対応のゴニョゴニョHDMIスプリッターが発売されると思います。

    • Solomon より:

      コメントを頂きありがとうございます。

      HDMIレコーダーという手はありますが、やはり民生機器で録画したいです。簡単ですから。

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