Intelの新しいCPUのラインナップであるSkylakeシリーズが一挙に発表されました。
その中で2-in-1やタブレット向けとなるSkylake-YシリーズはSurface Pro 4に搭載されると予想されるものですが、ブランド名としてCore mとなり、Core m3、Core m5、Core m7の3種類で発売されます。実際はCore m3だけが採用されました。
Surface Pro 4のCPUは価格帯にあわせて3種類
今回発表されたSkylakeのラインナップはこちらの記事に詳細が記されています。
- インテル、モバイル向けやXeonを含む“Skylake”ラインアップを発表(ITmedia)
- Skylakeのデスクトップ向け通常版およびモバイル版が一斉発表(PC Watch)
Surface Pro 4に搭載されると予想されるSkylake-YはCore mというシリーズとなります。Core MからCore mとMが小文字となったのは数字を強調するためでしょう。
グレードは、Core m3、Core m5、Core m7の3種類です。現状のSurface Pro 3がCore i3、Core i5、Core i7とグレードがありますので、そのままスライドする形と思われました。しかし実際はCore m3だけが採用され上位モデルは従来通りCore i5/i7となりました。
2コア/4スレッド、Intel HD Graphic 515、DDR3Lという点はすべて同じです。違いはCPUとGPUの動作周波数だけとなります。
グラフィックとしてIris Proは搭載されませんでした。そのため上位モデルのSurface Pro 4はIris Pro搭載のCore i7となっています。
Surface Pro 3との性能比較は採用されるCPUのラインナップが、モバイルノート用からファンレスタブレット用と全く変わってしまったので現状ではわかりません。
発売はMacBookとSurface Pro 4でどちらが先か
2015年9月9日にAppleが新製品発表会を行いますが、そこでMacを発表してしまうとiPhoneがぼやけてしまうので、Macは別の機会になるでしょう。
そうなると10月に発売が予想されるSurface Pro 4とどちらが先かということになります。
これまで最新CPUを他社に先駆けて搭載したSurfaceシリーズを発売してきたMicrosoftとしてはAppleに負けたくはないでしょうが、今回は微妙なところです。
こちらの記事で予想している「新しいMacBook」に対抗する製品ですので、スペックを比較してみるのも良いかもしれません。
- Skylake発表から読み解く、Skylake世代のMac選び(PC Watch)
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