Windows 10

Solomonレビュー[redémarrage]

ベアボーンPC SH67H3(1)

 

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実家のPCの調子が悪く、OSもVistaのため昨年から置き換えを検討していました。

概要

しかし、Atomが出てきたために、キューブPCなどのベアボーンは、みんなAtomになってしまいました。Atomはグラフィックの遅さ以前にCPU自体の処理能力の低さから使い物になりません。

ネットブックが出始め、会社でもPCのレンタル費用低減のために導入してみましたが、遅すぎて業務では使えず、無線LANの不具合もあり、導入したネットブックは全品Celeronマシンに交換しました。

この経験から、実家のPCを置き換えるにもAtomでは力不足で、良いPCが無く、待っているうちに、AOpenなどのメーカーはベアボーンから事実上撤退し、Shuttleだけが作っている状態になりました。

ShuttleからはSH55J2という手ごろなものも出ましたが、USB3.0やSATA3.0などが出た後ではスペック的に見劣りするため、これらが使えるPCを待っていたところ、やっとSH67H3が発売になりました。

SH67H3はSH67H7と同時に今年初めに発表されましたが、日本での発売は遅れていました。本当は、SH67H7の方がデザインは良いのですが、日本ではまだ発売されていないため、SH67H3で我慢することにしました。なお、性能については、SH67H3とSH67H7は同じマザーボードを使っているため同等です。

キューブ型ベアボーンを組み立てる場合は、あまり拡張せず、最低限のパーツで組むのが普通と思われます。HDDも1台だけ積むと思います。その場合、3TBのHDDを積むと起動ドライブとなるので、GPTとUEFIの問題が発生します。詳細は別の記事で説明します。

とりあえず、Windows 7 Ultimate 64ビット版を導入し3TBのHDDから起動することが出来ましたので、その時に気づいた幾つかの注意点を記します。

 

SATA3.0ケーブル

SH67H3にはHDDと光ドライブ用に2本のSATAケーブルが既に配線されています。通常はこのケーブルを接続して組み立てるのですが、SATA3.0対応のHDDやSSDを買った場合は、やはり、SATA3.0で使ってみたいところですが、既設ケーブルは下の写真のオレンジのSATA2.0のソケットに配線されています。(最初は2か所とも配線されていますが、HDDにはつかわないため奥のソケットからはケーブルを外してあります)

SH67H3-1st-02

SATA3.0のソケットは基板中央のCPU近くのブルーのソケットなので、ケーブルを差し替えても良いのですが、ケーブル自体がSATA3.0対応かわかりませんので、念のためSATA3.0ケーブルは別に購入した方が良いでしょう。

SH67H3-1st-03

 

ネットワークドライバー

OSのインストール後、SH67H3に添付されたDVDを使ってドライバーのセットアップを行います。オートを選択し、すべて自動でセットアップを行っていると、途中で再起動してしまいました。

再度、セットアップするとドライバーのセットアップは終了するのですが、ネットワークアダプターが機能していません。ここにShuttle提供の最新ドライバーがあるのですが、ここのネットワークドライバーも古く、ネットワークドライバー単体でセットアップしてみても再起動してしまいました。

仕方ないのでネットワークアダプターLSIのメーカー提供のドライバー(REALTEK RTL8111E)をここからダウンロードしてセットアップします。(Win7 and WinServer 2008 R2 Auto Installation Program (SID:1453502) Version 7.045という項目です。32bit、64bit両方が含まれています)

これで私のSH67H3のネットワークアダプターは無事、稼働しました。

 

簡単なベンチマーク

2011/6/16時点までのパッチを適用した状態でのベンチマークです。CPUは金を掛ければそれなりの仕事をしてくれますが、グラフィックカードを追加するかどうかは迷うところです。

前提条件

OS Windows 7 Ultimate with SP1
画面解像度 1280 X 1024

 

M/B SH67H3 BOXD510MO P5E
メーカー SHuttle Intel ASUS
CPU Core i7-2600K Atom D510 Core2Duo E8400
コア数 4 2 2
ハイパースレッディング ON ON 無し
メモリー DDR3 8GB DDR2 2GB DDR2 8GB
グラフィック 内蔵Intel HD Graphics 3000 内蔵 RADEON HD6950
OSモード 64ビット 32ビット 64ビット
3DMark06 4929 150 14642
3DMark Vantage 実行不可 実行不可 実行可能
3DMark11 実行不可 実行不可 実行可能
モンスターハンター
フロンティア絆
1956 実行不可 14845

 

SH67H3のWindowsエクスペリエンスインデックスは以下のようになります。HDDはWD30EZRXです。

SH67H3-1st-01

 

まとめ

昔は電子機器を自作するとなると、部品を買ってきて、配線、半田付け、テスターでのチェックなど大変だったことに比べれば、今のPC自作は単にケーブルの接続とネジ止めだけですから誰でも出来るはずです。しかし、上記のように説明書の指示通りに組み立てても動かないことが当然のように起こり、それを自力か、先駆者の知恵を拝借して動かさなければならないところが自作PCのハードルを高くしているところであり、何年経っても改善されません。

そのためサポートの充実したメーカーPC市場が存在するのですが、自作出来れば安くて性能の高いPCが手に入ります。

今回のPCの値段は以下のとおりです。高いパーツばかりですが2年は十分使えるスペックです。

パーツ 価格(円)
SH67H3 26,800
Core i7-2600K 26,980
DDR3-1333 4GB x2 5,980
WD30EZRX 12,980
BDR-206JBK 14,830
SATA3.0ケーブル 980
合計 88,550

 

ベンチマーク結果からは、SH67H3(Intel HD Graphics 3000)はDirect Xの新しいバージョンには対応していませんが、一昔前のAtom全盛のベアボーンに比べれば十分早く、Windows 7 Aeroも、ストレス無く動作しますので、まず、内蔵グラフィックで使って、不満があれば増設する方針で十分と思われます。


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