engadgetによると、Surface Pro 4のCore m3モデルのCPUはCore m3-6Y30だろうとのことです。
各モデルのCPU
engadgetの記事は以下となります。
表にするとこのようになります。
Surface Pro 4 | Surface Pro 3 | |
高 | Core i7-6650U 2.2GHz | Core i7-4650U 1.7GHz |
中 | Core i5-6300U 2.4GHz | Core i5-4300U 1.9GHz |
低 | Core m3-6Y30 900MHz | Core i3-4020Y 1.5GHz |
一番安いCore m3の性能
Core i5モデル、Core i7モデルはSurface Pro 4の方が性能が高いことは分かっていますが、Core m3モデルの性能は分かりませんでした。
今回、CPUの型名が判明したことで、スペックだけなら単純に比較できます。
2コア4スレッドという点は同じですが、Core i3が1.5GHzの定速なのに対してCore m3は900MHzから2.2GHzの可変速となっています。
また、キャッシュも3MBから4MBに増えていますので性能向上が期待できます。同じクロック周波数ならキャッシュの増加は速度の増加として顕著に表れます。グラフィックスも世代が変わっておりクロック周波数も上がっています。グラフィックスによる体感速度とCPUコアの性能向上とクロック周波数の増加により確かな性能向上を感じられるでしょう。
ただし、冷却機構の性能により高温となった場合にクロック周波数に制限がかかる可能性があり、2.2GHzというスペックを活かしきれるのかはベンチマーク待ちとなります。
なお、もう少し上をと考えるなら上位機種と比較してみるのも良いかもしれません。
Core i5とCore i7に大きな違いはありません。最大周波数が高いこと、Iris Graphicsを搭載していることぐらいです。
Core m3とCore i5、Core i7では最大周波数やDDR4のサポートなど大きな違いがあります。Core m3とCore i5のCPU単価が同じということは、Core m3モデルは割安なのかもしれません。
まとめ
スペックで比較すると、一番安いモデルでもSurface Pro 4の方が良さそうです。
正確な比較は海外のベンチマーク結果待ちとなりますが、しっかり冷却すれば価格相応の性能は出してくれそうです。
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