楽天ブロードバンドLTEとb-mobile SIM(イオン専用)(2) ビジネスタイム

楽天ブロードバンドLTE、b-mobile SIM(イオン専用)との比較を行いましたが、時間帯が夜間だったので、ビジネスタイムでも測定してみました。

測定条件

今回は、平日の15:00ごろに新宿のファーストフードショップで測定を行いました。

条件を揃えるため、前回同様、PS Vitaの通信テストを使って速度比較を行いました。

PS VitaではLTEは使えませんので3Gでの比較となります。

条件は、前回と同様にb-mobile SIM(イオン専用)はTurboChargeをONにしています。また、ドコモのプリペイドプランは、プラン100Hに付いているハイスピード3Hを使用しています。

3回以上測定し、SIMを交換して別の契約での測定を行います。電波の状態が変わる可能性も考え、以下の順で測定しました。

ドコモプリペイド-->b-mobile-->楽天LTE-->b-mobile—>ドコモプリペイド-->楽天LTE

結果は以下のとおりです。大きくずれるデータを除いて6回から10回の平均です。前回の結果も合わせて掲載します。

楽天ブロードバンドLTEは、SIMを交換した直後は、800Kbps程度のダウンロード速度が出るのですが、以後、400Kbpsを超えることは無かったので、平均の計算から除外しています。含めた場合の平均ダウンロード速度は、440.6Kbpsです。

測定時の最大速度

楽天ブロードバンドLTE

b-mobile SIM(イオン専用)+TurboCharge

ドコモ100Hプリペイドプラン 3Hハイスピード

まとめ

やはり、ビジネスタイムは夜間と傾向が異なるようです。

全体的にアップロード速度は、ビジネスタイムの方が速いようです。

ダウンロード速度では、ドコモはビジネスタイムの方が速度が上がっています。b-mobileは、夜間とビジネスタイムで、ほとんど違いがありません。楽天ブロードバンドLTEは、若干ですがビジネスタイムの方が速度が落ちています。

時間帯で速度が変化するため、電波状況や、MVNOに対するドコモの制限などと考えるより、各社のバックボーンの影響が大きいように思えます。

楽天ブロードバンドLTEは、LTEでの通信を売りにしていますので、3Gに対しては、それほどリソースを裂いていないための結果かもしれません。

前回、今回ともにPS Vitaを用いた簡易テストなため、各人のアクセス先によっては、別の傾向となる可能性もありますので、御注意願います。