MVNOの通話プランも競争激化

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MVNOは、データ通信のみのプランでは、大手キャリアに対して圧倒的なアドバンテージがあります。しかし、通話プランでは大手キャリアの通話定額に対抗出来ないどころか、大手キャリアより高額な違約金を課すMVNOまで出て来ました。

しかし、それを逆手に取るようなプランや、違約金を肩代わりしてでも契約者を獲得しようとするMVNOも現れました。

ソフトバンクが始めた2年拘束や違約金という悪しき慣習は、MVNOにも伝染し、11,000円(税抜)もの違約金を課すMVNOまで現れました。

一方、事業上の目的から解約金を撤廃するところが現れました。

今回、ワイヤレスゲートからも、解約金を課さない通話プランが発表されました。

ワイヤレスゲートの通話プランは、解約金を課さないというメリットの代わりに、他のMVNOのプランに比べて、料金を100円(税抜)高く設定しています。

代表的な、LTE高速データ通信を3GB使える通話プランは、他のMVNOでは月額1,600円(税抜)ですが、ワイヤレスゲートでは月額1,700円(税抜)となっています。

また、MNPでの転出は11,880円(税抜)と、他社のMNPでの転入キャンペーンを相殺する対策もとられています。

一方、期間限定で、条件も厳しいですが、大手キャリアの解約金をキャッシュバックするキャンペーンを始めるところも出て来ました。

 

まとめ

これらのニュースで注意するべきことは、MVNOの競争が、まだ続いているということです。

今後、これらのプランやキャンペーンに追従するMVNOが出てくる可能性があります。例えば、解約金を撤廃するとか、解約金が不要なプランを新設するとかが考えられます。MNPの転出手数料も改訂される可能性もあります。

安いプランが発表される毎に移っていては事務手数料が高くついてしまいます。しかし、今回の発表の影響で自分の契約しているプランの仕様が変わる可能性があります。少なくとも、ここ暫くは、自分の契約しているMVNOのニュースは見逃さないように注意すべきでしょう。

MVNOの難しいところは、安く便利に使うには、契約時だけでなく、契約後も、自分の契約しているMVNOや、他のMVNOの動向を追う必要があるところです。そういう点では、素人が使うものではないのかもしれません。

 

この記事を書いた人
Solomon

会社での経験と趣味のモバイルガジェットの利用経験から、製品のレビューや問題の解決方法を模索しています。

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