Pocket WiFiの寿命

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東日本大震災で被災された皆様に対して心よりお見舞い申し上げます。

震災で本などが散乱している状態からある程度片付いたので、Pocket WiFiをアップデートすることにしました。

まず、アップデートの説明では設定が初期化されるとのことで設定を確認しようと、Pocket WiFiの設定画面からログインしようとしてもログイン出来ませんでした。仕方ないので初期化を行いましたがパスワードが初期化されずログイン出来ませんでした。

EMOBILEのサポートに連絡したところ、そのままアップデートを行えば直る場合があるとのことでアップデートしたのですが、状況は変わりませんでした。しまいにはPocket WiFiで発信してもEMOBILEから接続が拒否される状態になりました。

EMOBILEのショップに持ち込み修理を依頼したのですが、2週間ほど経ってから、修理出来ず基板ごと交換が必要とのことで修理費は2万円を超えるとのことでした。2年で契約は切るつもりだったので、まさか2年以内に壊れることは無いだろうと保険は加入しなかったのは失敗でした。

修理するか、中途解約するか、満期まで寝かせて置くかの3択となります。現状16ヶ月使用しているので残契約期間を考えると、満期まで寝かせておいて、別に新規契約をした方が安いとのことでした。

 

Pocket WiFiのアップデートは本体ファームの更新と、ドライバーなどが置かれているUSBメモリー部分の2つに分かれていますが、これらは正しく実行されました。起動時のディスプレイにはVersion 2の文字が現れ、ドライバーをインストールすると、赤のEMOBILEアイコンから黒にEMOBILEアイコンに変わりました。しかし、初期化してもSSIDやログインパスワードが初期化されないことから、設定を記憶させるフラッシュメモリー、多分CPU内蔵のフラッシュメモリーが壊れたようです。必要以上に設定が書かれたフラッシュメモリーを書き換えているなどバカなプログラムになっている気がします。

現状、修理時に一時的に借りることが出来るPocket WiFiの代替え機は、どこのEMOBILEショップにも無いとのことなので、故障が多いのかなとは思っていましたが、一度も落としたり、大きな衝撃を与えず普通に使っていて2年以内に壊れるとなると、初期製品に限ったことかもしれませんが、製品自体に欠陥があると思われます。

 

震災当日、都心では家族の安否確認をするにも、まず、i-Modeが繋がらず、災害掲示板も全く使い物になりませんでした。しかし、WILLCOMでの通話やPocket WiFiでの通信は出来たので、ユーザーが少ないWILLCOMやEMOBILEなら災害時も使える可能性は高いようです。

災害時の連絡も出来るので、音声通話も出来るPocket WiFi Sにすることも検討していたので、Pocket WiFiが出た当時に比べ、モバイルルーターは選択肢が増え、料金も下がっているので、WiMAXなども含めて移行を考えることにしました。

コメント

  1. たいやき より:

    はじめまして。
    私も、同じ16ヶ月目で壊れました。
    原因は、フラッシュメモリの動作異常。
    修理費は、23,835円。
    故障安心サービスに入っているので、5,250円になりますが、
    落としたわけでもなく、突然起動できなくなりました。
    ネットで調べると、同じような書き込みもかなりあり、
    これってリコール品なのではないかと疑ってしまいます。
    修理を検討中です。

  2. Solomon より:

    最近、モバイルルーターが鞄の中で異常に高温になっていることに気づきました。今まで温度でいろいろなものが壊れるのを見てきたので、これが故障の原因ではと考え始めました。それでも動作温度範囲が35度以下というのは設計上問題ではないかと思います。
    私見ですが、WiMAXの使用記を掲載しましたのでご参考に。

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