WiMAXとiPod touch、iPad

この記事内には広告が含まれています。
(PR)

盛んにWiMAXが宣伝されています。確かにアンテナが3本立つ所なら速いでしょうが、とにかくWiMAXはホットスポットというか全く電波が入らない所が多すぎます。

AUならば3GがありますのでWiMAXで通信できなくても3Gに切り替わるので、利用者はWiMAXで通信できなくなったことに気付かないでしょう。しかし、WiMAXだけを契約している場合はそうはいきません。

電車で移動していても、そろそろ入らなくなるなとホットスポット付近になると、Webページの読み込みなどを止めます。iPod touchやiPadをWiMAXのモバイルルーター経由で使っていると、面倒なことがあるからです。

iPhoneなどは、3GやWiFiが切れると、iPhoneが電波が切れたことを認識し、また、電波が入りだすと再接続されたと認識します。

しかし、iPod touchやiPadはWiMAXが切れても、モバイルルーターとのWiFiが切れませんから、電波が切れたことを認識できません。そのためタイムアウトで切れたことを認識します。問題なのはiPod touchやiPadが、この切れた状態を覚えてしまうことです。そのため、WiMAXが再接続できても、iPod touchやiPadは再接続できたことを認識できず、切れているという記憶から、Webの再読み込みや、メールの再取得を拒否します。

そのため、WiMAXのようにあちこちにホットスポットがあると通信可能エリアに入っても暫く通信できません。Pocket WiFiではこのようなことは無かったので、スピード以前に使い勝手が非常に悪いです。

半年以上使っていますが、ホットスポットの位置は変わりませんので、何も対策をしていないのでしょう。地下、ビルの中、ビルの高層階などの他に、東京23区内でも入らないところは沢山あります。世田谷区で入らなかったのには驚きました。

なお、通信できないことを記憶したiPod touchやiPadに、通信可能エリアに入ったことを教えることは可能です。設定からWiFiをOFFにし、一度モバイルルーターとの接続を切り、再度WiFiをONにしてモバイルルーターに再接続します。すると通信が回復したと認識して、Webの再読み込みや、メールの再取得が出来るようになります。毎回行うのはとても面倒です。

タイトルとURLをコピーしました