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nasne

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PS3の地デジチューナーtorneで不満だったのは、BSデジタルに対応していないことでした。今回発表されたnasneでは、BSデジタルチューナーが追加されただけではなくHDDまで搭載され、単体の地デジ/BSデジタルレコーダーとなってしまいました。

SONYは、VAIO type Xや、X ビデオステーション、デジタルではVAIO TP1の周辺機器としてVGF-DT1などの多チューナー、LAN接続独立多チューナー録画装置を発売してきました。最近ではBUFFALOなど多くのメーカーからも同様の機器が発売されています。

nasneはチューナーを地デジ/BSの1組だけ搭載して、同時に多チャンネル録画したければ、必要な台数を買い足すという単純な発想です。torneの市場での割引率と同程度で販売されるとすると、nasne 1台は13,000円程度になります。最大の8台を購入しても10万円程度で8チューナー・4TBの録画システムが出来ることになります。

細かな仕様を見るとDTCP-IPやDTCP-IP Move、DLNAに対応していることから、いろいろな展開が可能なことがわかります。

SONYとしてはtorneのようにPlayStationというゲーム機に閉じた環境ではなく、PS3、PSVITA、VAIO、Xperiaなどとの接続を、それぞれ専用のソフトを開発して対応する計画です。

もちろん、BRAVIAなどDLNAに対応したTVならSONY製品以外からも、視聴だけないら可能です。

こちらのギャラリーを見ると、BDソフトのケース2個分程度の大きさのようですが、必要な数だけ追加購入することを考えると、重ねて置けない形状ですので、縦置きしか出来ず場所はとりそうです。

標準的なプロトコルに対応しているのですから、別売りでも良いので、VAIOだけではなく、一般できなPCでも利用できるソフトを発売して欲しいところです。PCの性能も格段に向上していますので、PC版torne(ソフト)も出来るとは思うのですが。

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