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スペックから予測するIntel NUC Kit NUC6CAYHの性能(追記)

NUC
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Intel NUC Kit NUC5PPYHを使い始めて2年近くになるので、そろそろ新しい製品が出ないか調べてみたら発表されていました。

スペックから性能を予測してみます。

Intel NUC Kit NUC6CAYHの概要

NUC6CAYH-01

Kaby Lake、Apollo Lakeの出荷が始まり、これらのCPUを搭載したPCキットの販売が始まりました。

それなら本家のIntelからも発売されるはずですが、既にIntelのサイトに詳細が記されていました。

Kaby Lakeを採用したNUC7iシリーズもありますが、Kaby Lakeほどの高性能なCPUは最大限に性能を引き出せるATXマザーで使うべきとのポリシーなので、ここでは取り上げません。

日常的な業務で使うには安価なPentiumやCeleronで十分なので、ここではApollo Lakeを採用したNUC6CAYHを取り上げます。

同じApollo Lakeを採用したNUC6CAYSもありますが、こちらはキットではなく2GB RAMと32GB eMMCが内蔵されWindows 10 Homeがインストールされたパソコンです。

スペック比較

Intel NUC Kit NUC6CAYHの製品情報はこちらになります。

「Ideal for Basic 4K Digital Sinage」とあるように4K液晶ディスプレイを使った看板用として販売されるようです。

搭載されているCPUはデスクトップ用のCeleron J3455です。

Apollo LakeとはマイクロアーキテクチャーとしてGoldmontを採用したAtom系CPUコアにSkylakeのIntel HD Graphics 500を搭載したものです。

昔はメインストリームのCPUの機能制限版がPentium、Celeronとして販売されていましたが、今はAtom系列のCPUをPentium、Celeronというブランドで販売しているそうです。

Apollo Lakeと言ってもスペックの違いでいろいろな製品があります。

Celeron J3455を採用したのは安くて性能が高いCPUだからでしょう。できればPentium J4205を採用してもらいたいのですが、既にWindows 10搭載タイプがCeleron J3455で発売されていますので望み薄です。

LIVA Zで採用されているPentium N4200と比較してみると若干性能が落ちることが分かります。

現行製品との比較による性能予測

現行のPentium NUC KitであるNUC5PPYHとCeleron N3350を搭載したLIVA Zのレビュー記事を参考に比較してみます。

まず、CPU性能の比較はこちらになります。

CPUの比較ではコア数の違い、クロック周波数の違い、グラフィック実行ユニット数の違いぐらいしか分かりません。Apollo LakeはDDR4も使えますが、NUC kitではDDR3Lしか使えません。

一般的にApollo LakeはBraswellに比較してCPU性能が1.3倍、グラフィック性能が1.45倍とのことです。

近い性能であるLIVA Zと比較することでNUC6CAYHの性能を予測してみます。

LIVA Zについてはこちらの記事のデータを転記させて頂きました。

LIVA Zと同じ2コアのNUC5CPYHとの比較でCPUは1.18倍になっています。J3455はN3700と同じ4コアなので8.0以上の値が期待できます。

グラフィックスはLIVA Zではゲーム用グラフィックが測定できておらず、何かしら不具合があると思われることとIntel HD Graphics 500がIntel HD Graphicsより遅いことは考えられないので参考にならないようです。

EdgeによるGoogle Octane 2.0の結果は2コアのLIVA Zが4コアのNUC5PPYHの1.55倍と大差をつけており、Apollo Lakeの性能が高いことは確かなようです。

NUC6CAYHはSO-DIMMスロットは2個あるのでDual Channelで使う場合は同じ容量のメモリーの2枚構成で使用することになります。

(2017/3/12 追記)

CPUスペックでは最大メモリー容量は8GBとありますが実機で確認したところ8GBの2枚構成で16GBと認識されました。

NUC NUC6CAYH LIVA Z NUC5PPYH NUC5CPYH
CPU J3455 N3350 N3700 N3050
一番低いサブスコア 2.1 4.1 3.9
プロセッサ 5.9 6.8 5.0
メモリ(RAM) 5.9 7.0 5.9
グラフィックス 2.1 4.1 3.9
ゲーム用グラフィックス n/a 9.9 9.9
プライマリハードディスク 7.0 8.1 7.5
CPU ベース周波数 1.5GHz 1.1GHz 1.6GHz 1.6GHz
バースト周波数 2.3GHz 2.4GHz 2.4GHz 2.16GHz
キャッシュ 2MB 2MB 2MB 2MB
コア数 4 2 4 2
スレッド数 4 2 4 2
グラフィックスベース周波数 250MHz 200MHz 400MHz 320MHz
バースト周波数 750MHz 650MHz 700MHz 600MHz
実行ユニット数 12 12 16 12
最大TDP 10W 6W 6W 6W
Google Octane 2.0 11,595 7,463

付加機能

NUC6CAYH-02

これがNUC6CAYHの前面です。

左右の2個の穴はマイクです。

電源は上面から前面に移動しました。

光っている青い四角い線は色を自由に変えることができるとのことです。

4K 60Hzでの表示が可能ですがHDMIはVer.2.0で、Ultra HD Blu-rayの再生に必須のVer.2.0aではありません。対応のBDXLドライブを用意してもUltra HD Blu-ray本来の画質での再生はできません。

まとめ

現時点ではスペックから予想するしかありませんが、LIVA Zの性能との比較でNUC6CAYHはNUC5PPYHに対して50%以上の性能向上が期待できます。

日本でも販売が始まりましたが店によって値段が大きく違います。

レビューについてはこちらをご覧ください。

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