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BUFFALOから新型RAID5対応NAS TS1400Dシリーズが発売、ただし法人向け

PC周辺機器
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今年の初めにバックアップ専用のNAS BK441Dが発売になり、汎用NASも近々発売になると予想していましたが、やっと発売されました。

ただし法人向けで、データ保管・保全に特化した製品で、一般向けNASのようにメディア機能などは一切ありません。また、HDDの増設もできません。

製品仕様

ニュースサイトでの紹介記事には以下のようなものがあります。

製品情報はこちらです。

BUFFALOのNASの良い点は3.5インチHDD 4台分程度の小さな本体であることです。

個人向けのNASのRAID5対応モデルは長い間、LS-QVL/R5、LS-QVL/1Dのみでした。

 

データ保全のためのRAIDの必要性

HDD単体容量が10TBまで上がり、スピードに関してもSSDが出現したことで、一般ユーザーにとってRAID HDDの必要性は無くなりました。

しかしHDDは消耗品です。データの保全を考えるならメディアにバックアップするか、HDDをRAID構成として保護するかどちらかになります。

TS1400Dは4ドライブの構成のため、RAID-0/1/5/6/10に対応しています。

 

法人向けモデル

法人向けモデルは買って、即、使うだけなので、利用状況に合わせてHDDを増設するなどの使い方は考えられていません。

安価なバルクHDDで増設するためには、LS-QVL/1DのようなHDD 1台モデルの方が良いのですが、TS1400Dのラインナップは最低容量でも2TBです。すべてRAID5で構成されて出荷とのことですので、500GB HDDが4台の構成でしょう。

発売後、値段が落ち着いても2TBモデルで7万円程度になりそうです。LS-QVL/1Dが現状2万5千円程度なので、出来ることを比較しても2倍以上の値段の価値は無いでしょう。

 

まとめ

LS-QVLシリーズの発売が2010年11月ですので、発売から5年近く経ちます。一般用途でのRAID NASの需要が無いことやTS1400Dが発売になったことで、LS-QVLシリーズは終息する可能性があります。

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