年末には神SIMと言われたSo-netのSIMが付いたデジモノステーションが発売となりましたが、またもSIMカードが付いた書籍が発売されました。
ただし、IoTをモバイル通信で実現することが目的のラズベリーパイのムック本で通信料も無料ではありません。
ラズパイ超入門
この書籍は日経BPから発売されたRaspberry PiでIoTを実現するための解説書です。ムック本という形態をとっているため3024円(税込)と雑誌より高くなっています。サイズは一般的なパソコン本と同じA4サイズです。
ムック本ですので内容は過去の雑誌の記事の編集版であるため新たな情報は期待できません。
- ラズパイ超入門(日経BP書店)
SIMが付録
docomoのMVNOのSIMが付いています。
デジモノステーションのSIMとは違いデータ通信料がかかります。
ざっと見たところでは、
- 基本料金:10円/1日
- データ通信料:0.2円/1MBから
- 事務手数料:書籍代金に含まれる
とのことでした。
30日、3GBで900円ですから、IIJmioなどとほぼ同程度ということになります。
しかし、従量制なので通信量が月ごとにばらつく場合などは、このSIMの方が安く済むかもしれません。
まとめ
ラズパイやIoTなど盛んに騒がれていますが、実際はどうなのでしょう。秋葉原に行っても学生時代にトランジスタやTTLを購入した店は秋月や千石以外はすべて無くなっていました。ラズパイは一般には無縁なカテゴリーの製品であり、非常に限られた市場に思えます。
そのためなのか、書籍自体の値段が高いためなのか、在庫はまだあるようです。
利用条件など日経BPサイトでも確認できないので、書店で現物を確認してから買った方がよいでしょう。
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