Windows 10 Insider Preview Build 10576がリリースされました。今回の変更はMicrosoft EdgeでのDLNA対応です。
Windows 10 Insider Preview Build 10576
ニュースサイトの記事は以下となります。
- Windows 10プレビュー「Build 10576」公開――EdgeからMiracastやDLAN対応機器へのコンテンツ転送に対応(ITmedia)
- 「Windows 10」の最新プレビュー、EdgeからMiracast/DLNAへのキャストが可能に(ITmedia)
- Microsoft EdgeがDLNAデバイスへの配信機能を追加へ(PC Watch)
今回の変更はMicrosoft Edgeに表示されているものをDLNA対応機器に表示させることができるようになったことです。
Microsoft EdgeがDLNAに対応する意味
今までInternet Explorerなどは大画面に表示する場合、PCから直接HDMIケーブルで接続するか、Miracast機器に接続してワイヤレスディスプレイとして表示するか、どちらかの方法しかありませんでした。それもIEだけではなくPCの画面全体を表示することしかできませんでした。
一方、表示側は進歩しており、最近のテレビはDLNAとMiracastの両方に対応しているものがあります。それでもDLNAだけに対応している機器の方が圧倒的に多いです。
クラウド化が進み、いろいろなアプリケーションがブラウザ上で動くようになりました。今回の変更でMicrosoft EdgeからDLNA機器に表示できるようになると、データを持たずにクラウド上のデータをMicrosoft Edgeで表示してプレゼンが行えるようになります。
また、Microsoft EdgeがDLNAに対応することによりネット配信を5.1chドルビーサラウンドで聴くことができます。
操作方法
Microsoft Edgeを起動し、右上の「…」をクリックして「他のデバイスに音声、動画、画像を送る」をクリックします。
ネットワーク上にDLNAに対応した機器を見つけると候補として表示されるので、クリックして選択すると配信されます。
ただし、ビデオカードやドライバーが対応していないと配信できないようで、仮想マシンでは表示できませんでした。
TH2がリリースされ使えるようになったので試してみましたが、Edgeに表示されているものすべてが表示されるのではなく、ページを構成する要素の1つだけが表示されます。
PC Watchのページを表示させてみたところ広告だけがTVに表示されました。表示される要素は選択できません。
この機能を使うように構成されたページでないと意味が無いようです。
(2015/11/16追記)
まとめ
「艦これ」のプレイページでは、実際のプレイ画面(Flash)ではなく、その外の「作戦要綱」のボタンだけが表示されました。一般には殆ど無意味な機能でした。
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