Windows 8で採用されたスタート画面ですが不評だったようで、Windows 10ではWindows 7のスタートメニューとWindows 8のスタート画面を合わせたようなスタートメニューになったのはご存知の通りです。
この影響が大きいことが意外なところに表れていました。
Microsoft Mouse
マイクロソフトは、自社でハード製品としてマウスやキーボードも販売しています。
その中でもマウスは、その時のWindowsに合わせてボタンが追加されてきました。
インターネットに本格対応してInternet Explorerを普及させはじめた頃に発売されたマウスには「戻る」ボタンが追加されました。
そしてWindows 8では、すぐにスタート画面を表示できるように「Windows」ボタンが追加されました。
Microsoft マウス キーボード センター
これらのボタンを機能させるためにはドライバーが必要で、マイクロソフトのマウスやキーボードが接続されていいると自動的にインストールされます。
このドライバーは「Microsoft マウス キーボード センター」というソフトで、マイクロソフトの殆どのマウスとキーボードの設定を行えます。
これは、ひとつ前のバージョンであるVer.2.3.188のSculpt Comfort Mouseの設定画面です。
「Windows」ボタンをカスタマイズする設定がありません。何としてもスタート画面を使わせようとしているように思えます。
そしてこれが現状のVer.2.5.166の画面です。
「Windows」ボタンの設定が追加されています。もうユーザーをスタート画面に縛り付ける必要がなくなったためなのでしょう。
そして「Windows」ボタンの設定を見てみると次のお勧めアプリである「Cortana」の起動に割り当てられるようになっています。
まとめ
Windowsの移り変わりに合わせてマウスも変わります。今後はCortanaボタンが付くのかもしれません。
なお、現状ではWindows 10で自動的にインストールされるのはVer.2.3.188ですが、Microsoft マウスキーボードセンターはバグがあり、Ver.2.5.166でも直っていません。
私のところのSculpt Comfort Mouseは、時々マウスカーソルが止まって使えなくなります。
その場合、キーボードでMicrosoft マウスキーボードセンターを起動するとマウスカーソルが動くようになります。
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