遅い、遅いと言ってもどれだけ遅いのかスピードテストもできなくなった0 SIM by So-netですが、サイトを利用したテストでは約45Kbps程度でした。
0 SIM By So-netの現状のスピード
遅いのは分かっていてもどれくらい遅いのか。
スピードテストをやろうとしてもPINGを遮断されてアプリによるスピードテストは行えません。
そのため、こちらのサイトでの測定を行ってみました。
- http://www.st.rim.or.jp/~oso/speedtest/
(@nifty @homepage終了でメインサイトが無くなっています)
測定は2017年2月4日(土)の15:30ごろなのですが、10回以上試してやっと測れた結果がこれです。
これ以外は測定が終わらず中断させました。
もちろんバラツキはあると思いますが、測れた結果が43.5Kbpsということは、これがこの時点の最高速だと思われます。
少し時間が経過して18:30ごろに再度測定して測れた結果がこれです。
土曜日とは言え夕方になり更に混雑した結果だと思われます。
できるだけ単一セッションで
上記の測定サイトでは2セッションで同時に測定するモードがあるのですが、片方しか終了せず結局一回も測定できませんでした。
深夜に測定したところ測定はできたので複数セッションを遮断しているわけでは無いようです。
このことから表示速度を早めるために複数セッションで接続するようなアプリは使わない方がよいようです。
またバックグラウンドのアプリも終了させ、今使っているアプリのみに通信させた方が結果的に早く見れるようです。
移行の検討
4月以降になれば改善する可能性もありますが、仕事にも支障が出てきたので0 SIM by So-netは諦めることにしました。
0 SIM by So-netは音声通話付きプランの場合、12+1ヶ月の拘束期間がありますので注意が必要です。+1ヶ月とは契約月は12ヶ月に数えないため契約翌年の契約月までが拘束期間となります。解約違約金は5,616円(税込)なので残り7ヶ月以下なら眠らせておいて拘束期間が終了する時点で解約する方がよいでしょう。
データプランに移行してPS VITAなどで使おうと考えたとしても0 SIMはプラン変更ができませんので、解約して新規契約する必要があります。新規契約は事務手数料(3,000円)にSIMカード準備料(394円)なる加算金が加わり3,666円(税込)となります。
さて、移行先ですがヨドバシのMVNO売り場で見てみると、いろいろなMVNOがキャンペーンを展開しており迷います。期間は違うのですがキャンペーンでの割り引きはほぼ同額です。例年3月になると更にキャンペーンは増強されるのですが、2月でキャンペーンが終了するものもあるのでよく検討する必要があります。
データ通信契約はクーリングオフが可能ですが音声付き契約は、まだ、大手キャリアが猛反発しておりクーリングオフが実現していません。
そのため契約は慎重に選ぶ必要があります。
まとめ
とりあえず、0 SIM by So-netはもうダメだと思います。すべてのリソースをNURO Mobileに回している可能性もあり、そちらに移行するという手もありますがいろいろと制約が多いです。
何にしても長期的に安定して速い回線を使いたいなら大手キャリアと契約するしかありません。
安くて速い回線を提供するMVNOを探し出すのは至難の業です。それもMVNOの場合、状況が刻々と変化するので、探し出せたとしても「その時点での」ものでしかありません。
そのためMVNOを選択する場合は拘束期間と解約違約金は必ずチェックしておく必要があります。
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