Android搭載のストリーミング対応ウォークマン向けの本体ソフトウェアアップデートが提供されました。
しかし、アップデート前のAndroidの状態によっては困ることが起こりました。
本体ソフトウェア Ver 3.00.07
2020年10月1日にストリーミング対応ウォークマンの新しい本体ソフトウェア Ver 3.00.07がリリースされました。
- 2020年10月1日 ウォークマン「NW-ZX500シリーズ/NW-A100シリーズ」本体ソフトウェアアップデートのお知らせ(Sony)
- ストリーミング対応ウォークマンが「DSEE Ultimate」対応(AV Watch)
今回のバージョンはVer 2からVer 3に上がっているように大きな機能向上があります。
- DSEE Ultimate対応
- Bluetooth出力時の音質設定
- Androidのセキュリティ更新
- その他
アップデート後に強制「同意」画面が
ちょうど手術での入院期間と重なってアップデートできず、7日にアップデートしました。
問題無くアップデートしてログオンしたのですが、しばらくするとこのような画面が表示されました。
どちらかまたは両方のスイッチをオフにすると、このように「同意する」をタップできなくなります。
2つのサービスアプリへのファイルアクセス権限の許可のようですが、何の説明も無く「同意する」をタップするようにとは乱暴すぎるように思えます。
Sonyのサイトの説明には、
※2 アップデート後に権限の設定画面が出る場合がありますので、指示に従って操作してください。
とあり、すべてのNW-ZX507で発生するわけではないようですが、やはり説明がありません。
この状態でできること
この画面はすべてに優先して表示されているため「同意する」をタップするまで、電源ボタンでの再起動やシャットダウン、スクリーンショット、設定など他のアプリの起動、これらは一切行えません。
電源ボタンでのスリープ、電源ボタンの長押しでの再起動は行えます。再起動後、ログオンしてすぐに操作すればシャットダウンはできます。
一度アップデートすると元に戻す手段も提供されていませんので、「同意する」をタップするまでウォークマンは使えません。
問題点
たぶん、Ver 3.00.07で追加された機能で必要な権限だと思います。
問題は、既存ユーザーに対して、ただ何も考えずに「同意する」をタップさせるのは乱暴だと思います。
何故必要なのか、同意しないとどういうことが起きるのか、使用を開始できないなら元に戻したい場合はどうすればよいのか、疑問は尽きません。
「同意する」をタップすることの重みをよく考えてもらいたいです。
まとめ
「同意する」をタップしたでしょうと後で言われるのも嫌なので、タップせずにSonyに問い合わせています。
ストリーミング対応ウォークマンはネットワークに接続していますので、オフライン版ウォークマンと「同意する」の重みが違ってきます。
メーカーはそういう点も理解したうえでAndoroidを使うべきでしょう。
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