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SoftEther VPNによる家族間ネットワーク接続環境構築(5) 接続先の設定

 

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SoftEther VPN 家族間ネットワーク接続構築においてマスター側の設定が完了しましたので、次に接続先の設定を行います。

接続先の設定

この記事ではネットワーク接続に必要な東京の自宅の「仮想HUB(B)」と大阪の赴任先の「仮想HUB(B)」との間の「カスケード接続」の設定を行います。

「カスケード接続」は専用の設定から行いますが、基本的にはSoftEther VPN ServerによるVPN接続です。

SoftEtherVPN-Connection-04

 

「家族間ネットワーク接続設定シート」の確認

前回までの設定で「家族間ネットワーク接続設定シート」の内容はこのようになっています。

SoftEther VPN 家族間ネットワーク接続設定シート Ver.1.0

作成日:20XX/XX/XX
更新日:20XX/XX/XX
作成者:

ネットワーク(A):東京の自宅

機能:マスター(仮想レイヤ3スイッチ、カスケード接続用仮想HUB)

管理者: 田中(父)
連絡先:
メールアドレス:

A-1.ネットワークアドレス:192.168.2.0
A-2.ブロードバンドルーター IPアドレス:192.168.2.1
A-3.仮想レイヤ3スイッチ IPアドレス:192.168.2.254
A-6.SoftEther VPN Server パソコンIPアドレス: 192.168.2.100
A-7.SoftEther VPN Server 管理者パスワード: XXXXXXXX
A-8.SoftEther VPN Server ダイナミックDNSホスト名:vpnXXXXXXXXX.softether.net
A-9.仮想HUB名:Tanaka-Tokyo
A-14.カスケード接続 仮想HUB名:Tanaka-Osaka
A-15.カスケード接続 仮想HUB パスワード:(自動設定)
A-16.カスケード接続 仮想HUB ユーザー名:cascade1
A-17.カスケード接続 仮想HUB ユーザーパスワード:XXXXXXXX
A-18.仮想レイヤ3スイッチ名:Tanaka-Family

ネットワーク(B):大阪の赴任先

機能:接続先

管理者: 田中(父)
連絡先:
メールアドレス:

B-1.ネットワークアドレス:192.168.1.0
B-2.ブロードバンドルーター IPアドレス:192.168.1.1
B-3.仮想レイヤ3スイッチ IPアドレス:192.168.1.254
B-6.SoftEther VPN Server パソコンIPアドレス: 192.168.1.100
B-7.SoftEther VPN Server 管理者パスワード: XXXXXXXX
B-9.仮想HUB名:Tanaka-Osaka
B-19.カスケード接続 接続設定名:

 

SoftEther VPNサーバー管理マネージャの起動

接続先のSoftEther VPN Serverパソコンで作業を行います。モデルケースでは大阪の赴任先となります。

物理的な作業はありませんのでTeamViewerなどでのリモート管理環境からも作業は行えます。

SoftEther VPN Serverパソコンで「SoftEther VPN サーバー管理マネージャ」を起動します。

「localhost(このサーバー)」を選択して「接続」をクリックします。

SoftEtherVPN-Connection-51

 

カスケード接続の設定

「VPN Server "localhost"の管理」が表示されます。

「Tanaka-Osaka」を選択して「仮想HUBの管理」をクリックします。

SoftEtherVPN-Connection-52

「Tanaka-Osakaの管理」が表示されますので「カスケード接続の管理」をクリックします。

SoftEtherVPN-Connection-53

「Tanaka-Osaka上のカスケード接続」が表示されるので「新規作成」をクリックします。

SoftEtherVPN-Connection-54

「新しい接続設定のプロパティ」が表示されます。

「接続設定名」は「仮想HUB名」と区別するためと、接続先が分かるようにするために、ここでは「Tokyo」とします。

「接続先VPN Serverの指定」と「ユーザー認証」の部分は「家族間ネットワーク接続設定シート」を参照して設定します。

  • ホスト名 <-- A-8.SoftEther VPN Server ダイナミックDNSホスト名:vpnXXXXXXXXX.softether.net
  • ポート番号 <-- 5555 (固定値)
  • 仮想HUB名 <-- A-14.カスケード接続 仮想HUB名:Tanaka-Osaka
  • ユーザー名 <-- A-16.カスケード接続 仮想HUB ユーザー名:cascade1
  • パスワード <-- A-17.カスケード接続 仮想HUB ユーザーパスワード:XXXXXXXX

前回の記事で「仮想HUB(B)」の設定が正しくされていると「ホスト名」と「ポート番号」を入力すると「仮想HUB名」をドロップダウンで選択できるようになりますので「Tanaka-Osaka」を選択します。

すべてを入力し、「接続設定名」を「家族間ネットワーク接続設定シート」の「B-19.カスケード接続 接続設定名」に記入したら「OK」をクリックして閉じます。

SoftEtherVPN-Connection-55

今作成した「Tokyo」を選択して「オンライン」をクリックします。

SoftEtherVPN-Connection-56

正しく設定されていれば「オンライン(接続済み)」となり「接続完了時刻」が表示されます。

「カスケード接続」は自動で再接続されますので、Windows 10の更新プログラム適用などでSoftEther VPN Serverパソコンを再起動しても自動的に再接続されます。「接続完了時刻」は最後に再接続された日時となります。

「オンライン(接続済み)」となったことを確認したら「閉じる」をクリックして閉じます。

SoftEtherVPN-Connection-57

「閉じる」をクリックして「Tanaka-Osakaの管理」を閉じます。

SoftEtherVPN-Connection-58

 

大阪の赴任先の作業完了

これで東京の自宅の「仮想HUB(B)」と大阪の赴任先の「仮想HUB(B)」との間の「カスケード接続」の設定は完了です。

「閉じる」をクリックして「VPN Server "localhost"の管理」を閉じます。

SoftEtherVPN-Connection-59

「SoftEther VPNサーバー管理マネージャの終了」をクリックして「SoftEther VPNサーバー管理マネージャ」を閉じます。

SoftEtherVPN-Connection-60

 

「家族間ネットワーク接続設定シート」の完成

これまでの設定で「家族間ネットワーク接続設定シート」の内容はこのようになります。

参照しない項目もありますが、第3の場所と接続する場合に競合しないようにするための覚書として残しておいてください。

SoftEther VPN 家族間ネットワーク接続設定シート Ver.1.0

作成日:20XX/XX/XX
更新日:20XX/XX/XX
作成者:

ネットワーク(A):東京の自宅

機能:マスター(仮想レイヤ3スイッチ、カスケード接続用仮想HUB)

管理者: 田中(父)
連絡先:
メールアドレス:

A-1.ネットワークアドレス:192.168.2.0
A-2.ブロードバンドルーター IPアドレス:192.168.2.1
A-3.仮想レイヤ3スイッチ IPアドレス:192.168.2.254
A-6.SoftEther VPN Server パソコンIPアドレス: 192.168.2.100
A-7.SoftEther VPN Server 管理者パスワード: XXXXXXXX
A-8.SoftEther VPN Server ダイナミックDNSホスト名:vpnXXXXXXXXX.softether.net
A-9.仮想HUB名:Tanaka-Tokyo
A-14.カスケード接続 仮想HUB名:Tanaka-Osaka
A-15.カスケード接続 仮想HUB パスワード:(自動設定)
A-16.カスケード接続 仮想HUB ユーザー名:cascade1
A-17.カスケード接続 仮想HUB ユーザーパスワード:XXXXXXXX
A-18.仮想レイヤ3スイッチ名:Tanaka-Family

ネットワーク(B):大阪の赴任先

機能:接続先

管理者: 田中(父)
連絡先:
メールアドレス:

B-1.ネットワークアドレス:192.168.1.0
B-2.ブロードバンドルーター IPアドレス:192.168.1.1
B-3.仮想レイヤ3スイッチ IPアドレス:192.168.1.254
B-6.SoftEther VPN Server パソコンIPアドレス: 192.168.1.100
B-7.SoftEther VPN Server 管理者パスワード: XXXXXXXX
B-9.仮想HUB名:Tanaka-Osaka
B-19.カスケード接続 接続設定名:Tokyo

 

まとめ

これで大阪の赴任先のSoftEther VPN Serverの設定は完了です。

次回は東京の自宅と大阪の赴任先の両方のルーターの設定を行います。

SoftEther VPNによる家族間ネットワーク接続環境構築 連載記事:

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