シャープは8K相当の解像度というAQUOS 4K NEXT LC-70XG35を発売します。既に80型は発売していますが70型を追加するとのことです。
8Kはまだ開発段階ですので、民生向け製品を発売できないのはわかりますが、そんなことも知らない消費者を騙すような製品は発売すべきではないでしょう。
こちらの記事を見ると1月の「2015 International CES」でパネルは発表したようです。
そして5月には80型を発売
- 8K相当の超4Kテレビ「AQUOS 4K NEXT」。80型で168万円(AV Watch)
今回は70型を投入です。
- 「AQUOS史上最高画質」。8K相当の70型4K TV「LC-70XG35」(AV Watch)
- 「4原色4Kパネルで8K解像度」のAQUOS 4K NEXTに70型モデル LC-70XG35追加。3ウェイ10スピーカーのAROUND SPEAKER SYSTEM採用(engadget)
- シャープ、8K相当の映像再現できる70型TV(ASCII.jp)
同じ値段で8Kモドキの画像が見れるならまだしも、付加価値を値段に載せているわけですから価格に見合う製品でなければなりません。
しかし、まだ4Kはネット配信かケーブルTVでしか見ることができません。ULTRA HD Blu-rayもやっとプレーヤーの1号機が発売になるところです。8Kなど見れる映像ソースは何もありません。
そのような状況でユーザーを誤認させる「8K相当」などという製品を発売すること自体、企業として間違っているでしょう。
シャープは4Kの出初めにも、「4K相当」という製品を発売しています。他社でこのようなモドキ製品はどこも出していません。
まだ4Kの一般放送も始まっていませんが、オリンピックまでには何かしらの方法で8Kが見れる環境にはなるようです。
しかし、このTVを買っても本当の8Kは見れませんので、間違わないようにしてください。
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