3TB HDDとNAS

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実家のPCの置き換えPC用の部品として3TB HDDを購入したので、いくつかテストしてみました。

購入したのはWestern DigitalのWD Caviar GreenシリーズのWD30EZRXです。

SATA 6Gb/sのドライブで2.19TBの壁を超えるため自分の環境でどこまで使えるかのテストです。

DISK CHECK

まず、購入して最初に行うのは初期不良が無いかの確認ですが、従来通り、これdo台PRO(KD25/35PRO)を使用します。サポートページによると3TBでも問題無いようです。

まず、DISK CHECKモードでチェックを行います。最初は120MB/s程度の速度でテストが進みますが、最後には50MB/s程度まで落ち、3TBのテストに8時間45分かかりました。

3TB-DISK-CHECK-01

 

DATA ERASE NSA

DISK CHECKでは読み込みが出来ない場合しか書き込みテストを行わないため、DATA ERASE NSAモードでデータ書き込みをテストしてみます。このモードでは3回書き込みを行います。まず、乱数データを2回書き込み、最後にすべて0を書き込みます。

2回の乱数データの書き込みでは最初から最後までほぼ一定のスピードで処理が進みます。

3TB-DATA-ERASE-NSA-01

最後の0の書き込みでは、最初100MB/s程度で始まり、

3TB-DATA-ERASE-NSA-02

最後には50MB/s程度に落ちました。

3TB-DATA-ERASE-NSA-03

経過時間は、74時間4分となりました。

3TB-DATA-ERASE-NSA-04

DISK CHECKではどのあたりを処理しているのかわからないのですが、DATA ERASE NSAではLBAが表示されます。

2.19TB以下では、16進8桁(32bit)で表示されますが、

3TB-DATA-ERASE-NSA-05

2.19TBを超えると、16進10桁(40bit)で表示されるようになります。

3TB-DATA-ERASE-NSA-06

この値は終了直前のものなので、この値を計算してみると、

015D2565A0(16進)=5,857,699,232(10進)
1 LBA=512 Byteなので、
5,857,699,232 * 512=2,999,142,006,784 Byte=約3TB

となり、正しく容量が認識されていることがわかります。

今後3TBを超えるHDDが出てきても、2^40=563TBなのでこれdo台PRO(KD25/35PRO)で当面問題無くテストやコピーなどが行えるでしょう。

 

既存NASでの対応確認

3TB HDD対応を明言している輸入物のNASキットは既に何種類か販売されているのですが、製品の品質とサポート面で心配なため、国内メーカーの製品が出るのを待っているのですが、ついでなので既存製品で3TB HDDが使えるか試してみました。

 

3TB HDDの認識

NASにはBUFFALOのLS-Q1.0TL/1Dを使いますが、この製品は新規HDDに外部からシステムを転送して使える状態には出来ません。(詳細は記事を参照願います)そのため何かしらの方法でシステムを3TB HDDにコピーする必要があります。

3TB HDDをフォーマットするにはGPTでなければなりませんので、これdo台PRO(KD25/35PRO)でコピーしてしまうとMBRのままコピーされてしまうので、LS-Q1.0TL/1DのRAID1(ミラー)の機能でコピーすることを考えます。

まず、LS-Q1.0TL/1Dの1台目に本来のシステムである1TB HDDを、2台目に3TB HDDをセットしLS-Q1.0TL/1Dを立ち上げます。

ディスク2に3TBのHDDとして認識されたので、

3TB-NAS-01

RAID1としてディスク1の内容をディスク2にコピーさせようとすると、

3TB-NAS-02

失敗しました。ディスク2をフォーマットしても正しくフォーマット出来ませんでした。

3TB-NAS-03

 

まとめ

3TB HDDの初期不良確認、ディスクのコピー、廃棄/売却のための消去などには従来通りこれdo台PRO(KD25/35PRO)が使え
ることが確認出来ました。処理時間は以下となります。

モード 処理時間
DISK CHECK 8:45'
DISK ERASE NSA 74:04'

 

NASに関して、BUFFALOについては、HD-QL12TU3/R5のようにUSB接続タイプなら3TB HDDを使用したモデルもあるので、NASについても3TB HDDを使えるモデルも出てくるだろうと考えていたのですが、法人向けの最新機種であるTS-8VH16TL/R6ですら2TB HDDを使用したモデルしか出ていないことを考えると、GPTドライブからのNASシステムの起動に関して解決できない問題が残っているのかもしれません。

確認はしていませんが、LS-Q1.0TL/1Dの後継機種であるLS-QV1.0TL/1Dについても上記理由で3TB HDDに対応しているまたは今後対応する可能性は低いと考えます。

この記事を書いた人
Solomon

会社での経験と趣味のモバイルガジェットの利用経験から、製品のレビューや問題の解決方法を模索しています。

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コメント

  1. shige より:

    貴重な長時間検証実験の情報ありがとうございました.
    ちなみにうちにあります,これdo台PROの一つ前のモデル,
    これdo台MASTER(KD25/35MA)においては,
    2.19TBの壁があり,3TBのHDDは利用できませんでした.
    その他にも,2年ほど前のHDDケース類(変換チップ色々)は
    軒並みダメでした…

  2. Solomon より:

    貴重な情報をありがとうございます。
    今後はIDEを使うことは稀でしょうから、今後入手される方は、「これdo台PRO」ではなく、新しく発売された「これdo台mini」の方が安価なので良いと思われます。
    http://www.century.co.jp/products/pc/hdd-copy/kd2535ms.html

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