Windows 10に搭載された新しいインターネットブラウザのMicrosoft Edgeですが、他のブラウザからお気に入りをインポートした場合の並べ替え規則が従来と変わっており、お気に入りの名前を付ける場合に注意が必要です。
Explorerでの並び替え規則
例えば、
1.txt、2.txt、11.txt、12.txt、101.txt、102.txt
というファイルがある場合、Explorerで名前順で表示すると
- 1.txt
- 2.txt
- 11.txt
- 12.txt
- 101.txt
- 102.txt
となります。昔は1文字目で並べ替え、2文字目で並べ替えとしていたため、
- 1.txt
- 101.txt
- 102.txt
- 11.txt
- 12.txt
- 2.txt
などと並べ替えがおかしくなっていました。正しく並べ替えさせるには、数字の部分の桁数を揃えて0を追加する必要がありました。
最近のWindowsでは0を追加しなくても正しく並べ替えられるので便利でした。
Internet Explorerでの並び替え規則
Internet Explorerのお気に入りはドラッグアンドドロップで並び順を変更できますが、iPhoneなどと同期した場合は名前順で並べ替えられます。
そのため、上記のファイル名の並べ替え順序と同様に
- 1 AAAAAのサイト
- 2 BBBBBのサイト
- 11 CCCCCのサイト
- 12 DDDDDのサイト
- 101 EEEEEのサイト
- 102 FFFFFのサイト
などと並べたい順にお気に入りの名前に数字を追加すれば問題ありませんでした。
Microsoft Edgeの並べ替え規則
ところが、Microsoft Edgeにお気に入りをインポートすると昔のように桁ごとで並べ替えられてしまいます。
- 1 AAAAAのサイト
- 101 EEEEEのサイト
- 102 FFFFFのサイト
- 11 CCCCCのサイト
- 12 DDDDDのサイト
- 2 BBBBBのサイト
並び順を揃えるには数字の桁数を揃えて0を追加
したがって、どのブラウザでも並び順を揃えるならば、桁数を揃えて0を追加した数字をにお気に入りの名前に追加する必要があります。
- 001 AAAAAのサイト
- 002 BBBBBのサイト
- 011 CCCCCのサイト
- 012 DDDDDのサイト
- 101 EEEEEのサイト
- 102 FFFFFのサイト
まとめ
Windows 10でもExplorerの並べ替え順序は従来通りなのに、Microsoft Edgeだけがおかしな状態です。
Microsoft Edgeに未対応のサイトがほとんどですので使う必要はありませんが、今後のことを考えるならお気に入りの名前の付け方は考えておいた方がよいでしょう。
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