Jungleから「まとめてクラウド」という製品が発売になりました。複数のクラウドストレージを一元管理できるソフトです。
複数のストレージを一元管理
クラウドストレージはいろいろありますが、それぞれ専用アプリを使ったり、ブラウザ経由でも操作方法がまちまちだったりします。
そのため通常はどれかのサービスのみ使うことになると思います。
「まとめてクラウド」はエクスプローラーのようなユーザーインターフェースに統一して、裏でそれぞれのクラウドストレージとデータのやりとりを行うWindowsソフトです。
- まとめてクラウド(Jungle)
特徴としては以下のようなものになります。
- FTPソフトのような左右2画面操作
- それぞれの画面にOneDriveやDropboxなどのクラウドストレージ、PCのローカルストレージなどを自由に割り当てることが可能
- 同じOneDriveなどのクラウドストレージでもアカウントが異なれば別のストレージとして扱うことが可能
- 左右に割り当てたストレージ間でコピーや移動が可能
- 更に差分の追加などの同期操作も可能
- 登録した全クラウドストレージを対象とした検索が可能
- 暗号化も可能(暗号化、複合化には必ずまとめてクラウドで行う必要がある)
注意点は10GB+10GB+10GB=30GBの単一ストレージということではなく、3つのドライブに分かれていて、ドライブを跨いでのフォルダー作成、ファイル作成は行えません。
対応クラウドストレージ
対応しているクラウドストレージは以下のものになります。
- Google Drive
- BOX
- OneDrive
- Dropbox
- Mega
- Copy
- Mediafire
- Yandex
- WevDAV
- Baidu
- 4shared
できることがクラウドストレージごとに違いますので詳しくは製品ページを参照願います。
価格
- ダウンロード版:3,218円
- パッケージ版:5,378円
現状では体験版は提供されておりません。
まとめ
クラウドストレージを使うことで場所に捕らわれることなくどこでも作業が行えるようになりました。Windows 8.1/10もOneDriveと統合されたことによりクラウドストレージが簡単に使えるようになった反面、無料契約では容量が不足する場合があります。
そんな時はサブスクリプション契約で容量を増やしますが、まとめてクラウドを使うことで無料でも100GB以上の容量を確保することが可能となります。また「まとめてクラウド」は買い切りなので月々の負担を減らすことができます。
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