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データを分けてOS再インストールを楽にする EaseUS Partition Master 11.9

PCソフト
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SSDも値段が下がり240GB以上のものを使うことが一般的になってきました。

とりあえず1パーティションでWindowsをインストールしてみたものの、不具合で再インストールすることもあるでしょう。

そんな時にデータだけでも別パーティションで運用することでバックアップの手間を最小限にすることができます。

EaseUS Partition Masterは既にWindowsがインストールされたSSD/HDDのパーティションを変更できるソフトです。

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EaseUS Partition Master

EaseUS Partition Masterはストレージ関連のソフトを販売しているEaseUSのパーティション管理ソフトで、現在の最新のバージョンはバージョン11.8です。11.5から11.8に変わり、幾つかの機能がブラッシュアップされたようです。詳細は下記のサイトで確認してください。

シリーズ製品としてフリー版のPartition Master Freeと製品版のPartition Master Professionalがあります。

主な違いはフリー版では処理速度が遅いこと、操作できるサイズが8TBまでであること、ダイナミックボリュームが扱えないこと、Windows PE起動ディスクをサポートしないこと、コマンドラインをサポートしないこと、商用利用ができないことなどです。個人や家庭で使うにはフリー版で十分な機能を持っています。

主な機能

EaseUS Partition Masterは1ドライブ構成のSSD/HDDを複数のドライブに分割したり、複数に分割したドライブを結合する場合に使用します。また、複数のドライブに分けて運用していたところ、あるドライブの容量が不足した場合に、パーティション境界を変更して各ドライブのサイズを調整する場合にも使用します。

対応しているディスクの種類は、ベーシックディスク、ダイナミックディスク、MBRディスク、GPTディスク、ハードウェアRAIDディスクなどです。パーティションタイプもFAT、NTFS、EXT2、EXT3、ReFSなどでLinuxとのデュアルブート環境でも利用できます。

バージョン11.0からはディスククリーンアップ機能が搭載され、必要な場合はインストール過程で一緒にインストールできるTodo Backup Freeとともに、総合的なディスクメンテナンスツールとして便利になってきています。

インストール方法

フリー版もPro版も同じインストールファイルを使います。まず、EaseUSのサイトの「無料ダウンロード」という部分からEaseUS Partition Masterのインストールファイルをダウンロードします。

念のため、ダウンロードしたインストールファイルの「プロパティ」を開いて「ブロックの解除」にチェックを入れ「適用」をクリックし、セキュリティの説明が消えたことを確認してからダイアログを閉じてください。

これをやっておかないと動作がおかしくなるソフトもあるので、ダウンロードした実行ファイルと圧縮ファイルはブロックを解除する癖をつけておいた方がよいでしょう。

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ダウンロードしたファイルを実行します。「ユーザーアカウント制御」が表示されるので「はい」をクリックします。

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「セットアップに使用する言語の選択」が表示されますがデフォルトで「日本語」が選択されていますので「OK」をクリックします。

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Pro版との比較が表示されますのでここでは「次へ」をクリックします。

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「使用許諾契約書の同意」が表示されますので同意する場合は「同意」をクリックします。

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インストール先はデフォルトのままとし、追加のタスクで不要なものがあればチェックを外して「次へ」をクリックします。

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EaseUS Partition Masterでは、ここで指定することでEaseUS Todo Backup Free(フリー版)を同時にインストールすることができます。

パーティション操作は停電やバッテリー不足などにより処理が中断することで、SSD/HDDの内容を失う危険性があります。別途バックアップソフトを導入していないなら、ここで同時にインストールしておいた方がよいでしょう。

EaseUS Todo Backup Freeをインストールするかどうかを選択して「次へ」をクリックします。

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EaseUSのニュースレターサービスに参加する場合は氏名と電子メールを入力して、参加しない場合は空欄のまま「次へ」をクリックします。

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EaseUS Partition Masterのインストールが始まります。

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EaseUS Partition Masterをすぐに起動しない場合は、「EaseUS Partition Masterを実行する」のチェックを外して「完了」をクリックします。

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インターネットブラウザーでEaseUS Partition Masterの説明が表示されますので見ておいてください。

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デスクトップ上にアイコンを作成するように指定した場合は、EaseUS Partition Masterのアイコンが表示されます。

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EaseUS Todo Backup Freeのインストールを指定した場合はバックグラウンドでインストールファイルのダウンロードとインストールが行われるので、しばらく経つとデスクトップにEaseUS Todo Backup Freeのアイコンが表示されます。

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パーティションの分割方法

(注意)パーティション操作を行う場合は先に必ずSSD/HDDのバックアップを行ってください。バックアップ方法についてはEaseUS Todo Backupの記事を参照してください。

EaseUS Partition Masterではいろいろなパーティション操作が行えますが、ここでは例としてパーティション分割について説明します。

EaseUS Partition Masterを起動します。「ユーザーアカウント制御」が表示されるので「はい」をクリックします。

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EaseUS Partition Masterのメニュー画面が表示されます。下の3つのアイコンはEaseUSの他の製品の紹介となります。

「プログラムを起動」をクリックします。

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これがメイン画面となります。

パソコンに接続されているストレージの構成がリスト形式で(1)の部分に、グラフ形式で(2)の部分に表示されます。

(1)の部分で操作対象を選択すると(3)に部分に実行できる操作が表示されます。

操作を指定すると(4)の部分に未確定の処理が表示されるので(5)の部分で確定させるかキャンセルするかを指定します。

(6)の部分でEaseUS Partition Masterに内蔵されたツール、(7)の部分でEaseUSの関連ソフトを起動します。

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ここでは、120GBのHDDに1パーティションでインストールしたWindows 10をシステムドライブとデータドライブに分割する例で説明します。Windows 7からのアップグレードしたWindows 10のためHDDはMBRディスクとなっています。

右側の部分で「C:」パーティションを選択すると左側の部分に可能な操作が表示されるので「パーティションのサイズ調整/移動」をクリックします。

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「パーティションのサイズ調整/移動」ウィンドウが表示されるので、上部のバーの右端をドラッグするか、「パーティションサイズ」の部分に数値を入力して変更後のパーティションサイズを指定します。

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今回はシステムパーティションを約60GBとします。指定したら「OK」をクリックして閉じます。

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右側の部分にはパーティションが分割されたように表示されていますが実際にはまだ実行されていません。左下の「保留中の操作」に表示されている「パーティションのサイズ調整/移動」を確定させる必要があります。

確定させるには左上の「チェックのアイコン」をクリックします。

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最終確認が表示されるので「はい」をクリックします。

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システムドライブのパーティション操作はWindowsが起動した状態では行えないため再起動の確認が表示されます。

再起動して問題無いことを確認して「はい」をクリックします。

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パソコンが再起動し、パーティションサイズの変更が行われます。

今回の操作はデータの移動を伴わないためすぐに完了します。

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Windowsが立ち上がったらEaseUS Partition Masterを起動してみると、右側にはパーティションが分割された状態が表示され、左下の「保留中の操作」にも何も表示されていないことで正しく分割されたことが分かります。

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次に分割してできた「未割り当て」の領域に新しいパーティションを作成します。

右側の部分で「未割り当て」の部分を選択し、左側の部分で「パーティションの作成」をクリックします。

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今回のHDDはMBRなのでパーティションのタイプを「プライマリ」か「論理」から選択します。すべて使いますのでパーティションサイズはこのまま「OK」をクリックして閉じます。

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左下の「保留中の操作」に「パーティションを作成」があるので、左上の「チェックのアイコン」をクリックします。

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最終確認が表示されるので「はい」をクリックします。

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今回の操作はシステムパーティションではないので再起動せず実行されます。

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すぐに完了するので「OK」をクリックして閉じます。

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「保留中の操作」には何も表示されておらず、右側には2つに分割されたパーティションが表示されています。

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エクスプローラーで見ると正しく2台のドライブが表示されます。

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今回の例ではWindows 7からアップグレードしたWindows 10での実施ということでMBRディスクでしたが、Windows 8.1からアップグレードした場合やWindows 10プリインストールの場合はGPTディスクであることぐらいの違いで、操作手順に殆ど違いはありません。

また、この例ではディスクの分割とパーティション作成を分けて行っていますが一度に行うことも可能です。

クリーンアップ/最適化

EaseUS Partition Master Version 11.0から「クリーンアップ/最適化」というツールが追加されました。

EaseUS Partition Masterのメイン画面のこのアイコンをクリックして起動します。

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「クリンナップと最適化」は別プログラムなので終了させる場合は右上の[X]をクリックして閉じてください。

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ジャンクファイルクリーン

「クリーンアップ/最適化ウィザード」画面で「ジャンクファイルクリーン」をクリックします。

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「システムジャンクファイル」、「ブラウザ」、「Windowsビルトインアプリケーション」、「他のアプリケーション」の4カテゴリーについてジャンクファイルを削除するツールです。

右端の部分をクリックして各カテゴリーを展開すると詳細な項目が表示されますので対象とするもの、しないものを選択して「分析」をクリックします。

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分析が完了すると削除対象が選択された状態となります。詳細な項目は右端をクリックして展開することで確認できます。

ジャンクファイルについては削除しても問題無いものですので「クリーンアップ」をクリックします。

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最終確認が表示されるので「はい」をクリックして削除します。

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再度分析を行う場合は左上の「戻る」をクリックして分析画面に戻ります。

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大容量ファイルクリーンアップ

「クリーンアップ/最適化ウィザード」画面で「大容量ファイルクリーンアップ」をクリックします。

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ジャンクファイルではないが、削除しても問題無いと思われる大きなファイルをスキャンします。

スキャンするディスクにチェックを入れ「スキャン」をクリックします。

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スキャンが完了するのを待ちます。

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スキャンが完了すると候補が表示されますので削除してよいファイルにチェックを入れて「削除」をクリックします。

「大容量ファイルクリーンアップ」は削除してよいのかプログラム側で判断がつかないファイルをリストアップしていますので、ユーザーが削除してよいかを判断するのは難しいと思われます。

スキャン結果を見て削除してよいのか分からない場合は削除しないでください。

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最終確認が表示されますので「OK」をクリックして削除します。

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削除対象に使用中のファイルが含まれていると削除できない場合があります。「OK」をクリックして閉じます。

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削除できなかったファイルは赤い文字で表示されています。再度スキャンする場合は左上の「戻る」をクリックしてスキャン画面に戻ります。

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ディスク最適化

「クリーンアップ/最適化ウィザード」画面で「ディスク最適化」をクリックします。

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一般にデフラグと言われる機能で、ディスク上のファイルの物理的な配置を最適化することでアクセススピードを改善する機能ですが、SSDでは不要でHDDのみに有効な機能です。

分析するディスクを選択して「分析」をクリックします。

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分析が完了すると断片化状況が表示されます。

最適化を行う場合はディスクを選択して「最適化」をクリックします。

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デフラグが終わるのを待ちます。

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デフラグが終わるとディスクの状態に「完了」と表示されます。

別のツールを使う場合は左上の「ホーム」をクリックします。

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デフラグはWindowsにも付いており1週間に1回自動で行われます。デフラグはソフトによって最適化の効果が違うのでいろいろ試してみるのがよいでしょう。

注意点

画面解像度の制限

メイン画面の縦方向のサイズは、768ピクセル(XGAの縦解像度)が最低ラインとなります。Windows 7でも利用できますが当時流行っていた縦方向600ピクセルの画面では使えない可能性があります。

システムドライブのMBRディスクからGPTディスクへの変更

右側でシステムを含む「ディスク(MBR)」という部分を選択すると左側の操作の部分に「MBRをGPTに変換」という項目が表示されます。

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クリックするとこの画面が表示されPro版なら利用できる機能であることが分かります。

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Windows 7からアップグレードした場合はMBRディスクであることが多いでしょう。MBRディスクでは扱える容量に2TBという限界があり、3TB以上のディスクでも2TBしか使えないという状態になります。GPTディスクでは3TB以上のディスクでもディスク全体を使えるます。

そのため3TB以上のディスクにシステムをそのまま移行する場合、GPTディスクに変換したいという要望があるかもしれません。

EaseUSに確認したところPro版でMBRディスクからGPTディスクに変換はできてもWindowsが立ち上がらなくなる可能性があるとのことで推奨できないとのことでした。

なお、システムディスク以外ならフリー版でもMBRディスクからGPTディスクへの変換は可能です。

ウィンドウをドラッグした場合の表示

EaseUS Partition Masterではプログラム起動中はウィンドウをドラッグしても枠だけ表示されてウィンドウの内容は移動しないようになります。

通常は、プログラムが終了すると元の表示に戻るのですが、戻らない場合もあります。

その場合は以下の操作で元の表示に戻せます。

キーボードで[Windows]+[X]を入力するか、画面左下のスタートボタンを右クリックしてメニューを表示して、「システム」をクリックします。

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左側の「システムの詳細設定」をクリックします。

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「詳細設定」タブの「パフォーマンス」部分の「設定」をクリックします。

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「視覚効果」タブで「コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する」を選択して「適用」をクリックします。

ウィンドウをドラッグして内容が表示されたままドラッグできることを確認してください。

直らない場合は「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」にチェックを入れて「適用」をクリックして再度表示を確認してください。

直ったら開いたウィンドウをすべて閉じてください。

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Windows 10 バージョン1607での問題

SSDを複数のパーティションに分けていたWindows 10をバージョン1607にアップデートするとシステムパーティション以外が見えなくなる問題が発生しています。

これはEaseUS Partition Masterの問題ではなく、Windows 10バージョン1607自体の問題です。

発生事例は少ないようで、私の環境でも起きていません。また、アップデート後にディスクを分割した場合の問題ではありません。

アップデート直後に問題が発生し、時間経過とともに発生するものではありません。そのため分割した直後に発生しなければ問題無いと思われます。

現時点ではMicrosoftで対策が取られていないため、問題が発生した時のためにもバックアップは必ず取るようにしてください。

まとめ

EaseUS Partition Masterはパーティション管理だけでなくEaseUS Todo Backupと組み合わせることで総合的なディスクメンテナンスツールとして機能します。

非常に多機能なので難しく見えますが、やりたいことがハッキリしていれば操作は簡単です。

タブレットパソコンや2-in-1パソコン、ノートパソコンなどストレージを交換できない機種では重宝するでしょう。

デスクトップパソコンでは増設時などしか使わないと思われるかもしれませんが、「ジャンクファイルクリーン」機能など通常使用でも便利な機能もあります。

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