2016年の早い時期にOneDriveで無料で使える容量が15GBから5GBに縮小されるとのことです。
OneDrive無料容量縮小
OneDriveの無料容量を縮小するそうです。
時期は2016年早期とのことで、基本無料容量は現在は15GBですが5GBに変更になります。これは新規ユーザーだけではなく既存のユーザーも含めての対応です。
また、Windows 8.1/10でカメラロールをOneDriveへのバックアップを設定すると15GBの「カメラロールのボーナス」が割り当てられますが、これも無くなります。
SkyDriveの頃からOneDriveを使用しているユーザーは最初に25GBが割り当てられたため、現在は「ロイヤリティボーナス」として10GBが割り当てられています。基本15GB+ロイヤリティボーナス10GBで25GBです。
その他に紹介特典で1人紹介で0.5GB、最大10人で5GBが割り当てられます。
プロモーション特典は縮小対象ではないとのことですので、ロイヤリティボーナスと紹介特典は無くならないと思われます。
したがって無料ユーザーは最大25GB縮小されることになります。
無制限が1TBに制限されることで騒がれているようですが、本当に有料プランを使っている人はそれほど多いのでしょうか。
私はデバイス間で共有すべきものだけ置いているので5GBに制限されても特に問題は感じません。Surface Pro 2に付いていた200GB/2年無料プランも使い切ることなく間もなく終了します。
有料プランユーザーへの対応は記事を参照願います。
現在のプランの確認方法
自分の容量が今どうなっているのかは、OneDriveにアクセスしMicrosoftアカウントでサインインします。右上のギアのアイコンから「オプション」を選択するとこのように表示されます。
無料 15GB⇒5GB、カメラロールのボーナス 15GB⇒0GBとなります。
Office 365 Soloを1年間無料で使えるかも
この件に関するThe OneDrive BlogのFAQには、こんなことも書かれています。
If I’m affected by these changes, what will Microsoft do for me?
Free users who are over 5 GB of storage and thus affected by this change can claim a free 1-year subscription to Office 365 Personal*.
*Credit card required and subscription will automatically renew. Cancel anytime at www.office.com/myaccount.
Office 365 Soloの無料試用版の試用期間は30日です。
しかし、この文章を都合よく解釈すると今回の変更で容量が不足する状態にしておけば、Office 365 Soloを無料で1年間試用できるということになります。
厳密には日本では販売されていないOffice 365 Personalと日本専売のOffice 365 Soloはいろいろな点で違います。しかし似たようなプランであるOffice 365 Soloが提供される可能性は高いでしょう。
まとめ
クラウドは便利なので使いましょうとWindows 8.1から強力にOneDriveとの統合を行い、ある程度ファイルが溜まったところで無料容量を減らして有料オプションを買わせる。よくある常套手段です。まさかMicrosoftがこのような策を講じてくるとは。
複数のアカウントを使うとか「まとめてクラウド」などのソフトを使うのもよいでしょう。複数のOneDriveでも共有設定さえしておけばiPadのOneDriveでも問題なく使えています。
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