4Kテレビ

Solomonレビュー[redémarrage]

4KTVの購入時期

 

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60インチなど大きな画面では、フルHDでも解像度が不足していることがよくわかります。4KTVも出てきたことで買い替えを検討するにも、コンテンツが無いので揃うまで待とうと考えていました。しかし、国は4Kや8Kはプレミアム放送と位置付けるつもりのようで、視聴環境を整えるにもいくつかの壁があり、更に、コンテンツを見るためには視聴権を購入(放送事業者と契約)しなければならなくなるようです。

まず、2014年に開始される試験放送は、スカパーJSATの124/128度CS放送で行われ、NexTV-Fの放送サービスになり、ケーブルテレビも参加するとのことです。

124/128度CSということは、一般的な110度BS/CSアンテナやマンションなどの共聴システムでは受信できず、専用アンテナが必要になります。CATVが使えず、アンテナの設置も禁止されているマンションでは視聴できないことになります。

次にサービスの提供元がすべて有料放送事業者であるということ。試験放送は無料でも視聴するには放送事業者と契約する必要があるでしょう。

また、専用チューナーは必須ですが、124/128度CSということは、チューナー内蔵TVが発売されることは、まずないでしょう。スカパーチューナーが内蔵されたDVDレコーダーなどはありましたが、TVに内蔵されていたものは覚えていません。現在のTVに内蔵されているのは、110度BSチューナーのついでで110度CSチューナーが付いているにすぎません。

CATV経由で見るならケーブル事業者ごとに異なるSTBをレンタルしなければなりません。4KTVへの入力はHDMI 2.0という規格が決まりましたが、伝送方法は事業者ごとにバラバラです。

では、地デジやBSなどと同様に、いつになれば無料で見れるようになるのかというと、2020年に、110度BS/CSでも見れるようにするそうです。まだ、6年も先です。その頃には今買った液晶TVもバックライトなどの寿命で、買い替えなければならない時期でしょう。

このように、現時点では、4KTVで4Kコンテンツを見ようと考えても無理があります。放送は、上記のようにハードルが高いですし、PS4やXbox Oneは4Kに対応しません、BDでの4Kコンテンツ発売はありませんし、ネット配信はソニー以外の動向が見えません。

したがって、4KTVは「フルHDコンテンツをアップコンバートした映像を見るためのもの」と割り切った方がよいかもしれません。そうすることで、買うべき人と、買っても無意味な人が明確になると思います。

買うべき人は、大画面で映像コンテンツを見る人です。映像コンテンツは綺麗に見ることで意味があると考えるので、粗さが目立つ大画面では、アップコンバートされた作り物の精細さだとしても、4KTVで見る価値はあると思います。

逆に、小さい画面のTVしか置けない人や、映像ではなく情報を見る人は、4KTVを買っても意味がありません。IGZOやRetinaなどの高解像度、視認出来ない細かさは無意味と考えます。PC9801時代に16x16ドットで表示していた漢字と、Retinaディスプレイに綺麗な明朝体で表示した漢字、どちらも伝える情報に違いはありません。

スペックは、HDMI 2.0対応は必須、出来ればDisplay Portにも対応していた方がよいでしょう。サイズは32インチ以上、画質はどれだけ綺麗にアップコンバート出来ているか、残像が如何に少ないかなどですが、これらは自分の目で確認した方がよいでしょう。

まだ、小さいサイズの4KTVは発売されていませんので、自分の買おうとするサイズでどう見えるかわからないと思いますが、1/4のサイズのフルHDパソコンで確認出来ます。30インチの4KTVの見え方は、15インチのフルHDノートパソコンと同じ解像度です。画面の1/4がノートパソコンの画面に映っていると想定して画面の精細さを確認すればよいのです。

これらを考慮すれば、スペック上は条件に見合う製品が出始めていると思われます。あとは値段ですが、6年間は大きな変化は無いと考えれば、メーカーは売るためにいろいろ施策をうってきます。今は画質で売ろうとしていますが、韓国、中国の攻勢で、すぐに価格競争になりますから、買うならその時でしょう。


銀座のソニービルに寄ったついでに、4KTVを見てきました。

フルHDも含めて、TVの台が画面の左右に付いた足で固定されるように、変更されていました。このタイプは、画面を上下左右へ、向きの変更が出来なくなっています。左右は良いのですが、上下(チルト)は、テーブルに座って見る場合など、視線と画面が直行するように調整するには必要な機能です。何故変えたのか聞いたところ、地震対策などではなくコストダウンだそうです。まだまだ高価な4KTVですが、コスト競争に入っているようです。

4Kの試験放送についても確認しましたが、まず、チューナーが試験放送開始時までに発売されないこと、発売されてもソニーの4KTVに接続できる保証が無いこと、ソニーとしては4Kのチューナーは出す予定が無いこと、などの説明でした。これらから、説明員の私見かもしれませんが、ソニーとしては4K放送に現時点では、あまり関心が無いと感じました。


東芝から4Kチューナー内蔵のTVが発売されるとのことです。

放送規格も決まっていないのにどうするのかと思ったら、単に現時点で行われている実験放送を見るためのチューナーを内蔵しただけのものでした。

最終的にNHKや民放で行われる4K放送チューナーとは違うものです。HDMI2.0などで外付けチューナーをつなぐことで、4Kの本放送には対応出来ると思われますが、「4Kチューナー内蔵」という言葉に騙されないように注意が必要です。

現状、民生機器では、「4K」と「ハイレゾ」をキーワードとして、いろいろ売り込みをかけてきています。しかし、消費者を惑わす「まがい物」もありますし、ターゲットとしている層は、老眼と耳の高音域感度の低下により、「4K」や「ハイレゾ」の優位性を認識出来ない可能性があります。


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