イオンスマホは、使い方次第では、MVNOとの直接契約より有利な場合も
このような記事を見ました。
MVNOでもシェアプランを提供し始めたのかと簡単に考えていたのですが、よく見てみると昔と状況が変わっており、使い方によってはMVNOとの直接契約より有利になりそうな場合もあるようです。
イオンでは以前からMVNOのSIMを販売していました。私も最初のMVNOは近くで販売しているところが無く、橋本のイオンまで買いに行きました。
その頃はb-mobileのSIMを販売する代理店のようなものでした。価格もAmazonやヨドバシと同じでした。
しかし、AEON MOBILEとして格安スマホを販売するようになってから状況が変わっていたようです。
以前からイオンでも携帯は販売していましたが、それはどこかの代理店がイオンに出店しているようでした。
しかし、今は、大手キャリアや複数のMVNOを扱うことで競争させ、MVNOと有利な契約を取り付けているようです。また、端末も安価に調達し、MVNOから引き出した有利な契約と組み合わせ、利益の一部を利用者に還元することで、MVNOとの直接契約より安価なプランを提供しています。
今、イオンが推しているプラン(BIGLOBEのMVNOを利用)を見てみると以下のようになります。
イオン | BIGLOBE | 差額 | |
スタートプラン(1GB) | 1,350円 | 1,600円 | 250円 |
ライトSプラン(6GB) | 1,650円 | 2,405円 | 755円 |
12ギガプラン(12GB) | 2,980円 | 4,000円 | 1,020円 |
最低利用期間 | なし | 契約翌月から12か月 | |
契約解除料 | なし | 8,000円 |
12ギガプランのようにBIGLOBEとの直接契約では提供されていないプランもあります。
一番大きな違いは、同じBIGLOBEのプランなのに、イオンで契約すれば最低利用期間も無く、契約解除料も取られないということです。(イオンスマホFAQの「通話・通信篇」を参照)
ならば、イオンでSIMを買ってiPhoneで使おうと考えてもダメです。
イオンのビジネスモデルは、端末を売って利益を得るものです。イオンで契約するには端末を購入することが必須です。端末を売ることが目的ですから、端末だけの販売もしています。
例えば、一番安い、geanee FXC-5A(15,120円)とライトSプランを組み合わせれば、24ヶ月でみれば、BIGLOBEとの直接契約より端末付きで3,000円、12か月で解約した場合でも1,940円安くなります。端末を売却すれば、それ以上の利益は出るでしょう。
まとめ
細かな総運用費用は、細かく計算してみないとなりませんが、MVNO各社は通信・通話サービスを売ることを目的としているのに対し、イオンは端末を売ることを目的としています。
イオンにとっては通信・通話サービスはおまけのようなもので、端末さえ買ってくれれば、あとはどうでもよいのです。
ここがMVNOとの大きな違いであり、有利なMVNOに乗り換える人にとっては、目の付け所かもしれません。
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