ドスパラ製のWindows 10搭載スティックPCが値下げを行い、17,980円→12,800円→9,980円(税別)と1万円を切りました。
1本持っているといろいろ便利に使えそうです。
スティックPC
- スティックPCがついに1万円切り(PC Watch)
スティックPCとはHDMI端子に直接挿して使うパソコンです。見てわかるように小型なので取り扱いが簡単です。
本体が小さい分、内蔵できるCPUが発する熱には限度があるためタブレットPCに使われているCPUが使われます。
そのため用途は一般事務向きではなく、TVに表示して使う用途、YouTubeやニコニコ動画などのストリーム配信を見るのに適しています。
じわじわと参入する企業が増え、Intelも参入したことからヒットすると思われましたが、あまり売れていないようです。
スティックPCのデメリット
デメリットはパソコンを使うためには必須のマウスとキーボード、それも無線タイプを用意しなければならないことでしょう。
これを認識させるところが難しそうに感じられてしまいます。
また、今やTVにはYouTubeなどインターネットでのストリーミング配信を見る機能は最初から付いていますので、わざわざ買う必要はありません。
また、iPhoneならApple TV、AndroidならChromecastやMiracastレシーバー(例えばLDT-MRC02など)を使えばスマホからTVに表示させることができます。どちらもスティックPCより安いです。
スティックPCのメリット
TVに内蔵されたストリーミング配信の表示機能やスマホからの映像はアプリで決められた映像しか表示することができません。
一方、スティックPCはパソコンなので何でもありです。PowerPointのスライドを表示することもできますし、Windows 10で対応したXBOX ONEのリモートプレイを表示することもできます。
今後出て来るいろいろなアプリすべてが表示可能です。
ドスパラの宣伝の意味
最近になって値下げや宣伝を強化していますが、単純に在庫処分です。Intelまで参入したことから売れると思い大量に作ってしまったのでしょう。
では、そんなに価値が無いかというとそうでもありません。構成は、
機能 | 構成 |
CPU | Atom Z3735F |
Memory | 2GB |
SSD | 32GB |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Ver.4.0 |
USB | USB2.0 x1,MicroUSB x1 |
CARD SLOT | MicroSDXC |
電源 | USB供給 |
となっており、一般的な8インチWindowsタブレットと同じです。そしてOSにはWindows 10 Home(x86)がプリインストールされています。Windows10単体より安いです。メモリーが2GBというのも良いです。1GBだと更新に失敗する場合があるので32bit版Windows 10なら2GBあれば問題ありません。
電源供給用のACアダプターは付いていますので別途用意する必要があるのはキーボードとマウスです。標準USB2.0端子が付いていますので有線キーボードやマウスは使えますが、無線タイプの方が良いでしょう。
まとめ
売れなければまだ下げる可能性はありますが、1本あるといろいろ遊べそうです。
ちなみにIntelなど他社のスティックPCはあまり値動きがありません。
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